水曜日, 2月 17, 2010



このところ、この前の第三気筒のスパークが死んだ事件の後、アイドリング回転が急に1100回転から1300〜1350回転ぐらいに上がりっ放しになった。キャブの調整は、まだ一切しておらず、それなのにあがりだした。

現在、濃いめのスズロイ濃度となるよう設定し、ちょっと多過ぎるきらいがあったので、近くまたバイク屋さんでタンク内から五個ぐらい取り出してもらうように頼んだところである。まるっきり適正濃度がはっきrしないので、多めに入れた。もちろん効きすぎたら減らすことを織り込んでのことである。しかも、エンジンがだんだん渋くなりだした気もする。それで、どいうわけか、明日からは、にんじん君を外して走ってみようと、先週の日曜の晩、思いついた。

さいたま市までの納品日であった。行きがけに満タンにして、自宅近くでもういちど満タンにしたが、走行感覚から予測できたように、吹けないエンジンとなっていたので、燃費は通勤燃費並み。それで、にんじん君外しが出てきた明確な理由は自分でもわからないが、そういうことになった。

特朝、走り出して1キロも行かないうちに昨晩の決断を思い出し、外した。すると、昨日まで、渋かったエンジンがスムーズ回転するようにに変わり、吹けも悪くないことに気づいた。前日満タンにした、ということはリザーブから満タンにしたので、濃いと思われたタンク内濃度も下がったはずなのに、エンジンが大変渋かった。いままでにないことである。それで、にんじん君外しの試行をする気になったようだ。

外して走ってみて、アイドリング回転は、ほぼ1300回転程度で変わらない。ひょっとすると、タンク内からスズ片を減らさずとも、このまま大丈夫行けそうだ、という気さえするようになった。バイク屋さんに頼んでしまったが、持ち込まない限り、特に文句は行ってこないだろうと思ったり、やはり一度減らしてみて、というのも一つの実験だし、とあれこれ迷っている。

にんじん君を外してから、音がかわり少々荒々しいような迫力のあるエンジン音に変わってきた。ノーマルの点火系にミラクルパワーだけである。あ、忘れていました。この前、プラグが死んだとき、新しいミラクルパワーを付けて二日目だったので、ビックリして、にんじん君との相性が、やはり悪いのかもしれないと思って、外したままにしておって、その後、プラグコードの接触不良とわかり、順調に走り出してみたら、にんじん君がないほうが、アクセル開度が少なくても、良い加速をするな〜と感じた経験がしんせんだったので、それを思い出してのにんじん君外しであったと思う。

すでにもう、130キロも走り、そろそろタンク内の濃度もあがりはじめている時期だ。200キロ走っても、濃過ぎる感じが顕著でなければ、このまま減らさずしばらく行こうとも思う。半田ロイのときは、この倍くらいは入っており、その後、鉛成分がおおいからと、さらにスズ片を足したりして、あの時が最高に多かった。それでもツーリングでは13.1の燃費だった。あれから1年以上、いまでもあの濃度で299号を登ったときのタイトなシリンダーとピストン間隔の狭さの感覚を思い出すが、燃費は芳しくなかった。

それで、今度の週末にと予定していたタンク掃除を延ばして、同じコースを走ってみるか、という気になった。それでも、にんじん君を外して、まだ一タンクも走っていないので、はやくガソリンを減らして、タンク内スズロイ濃度を上げて、悪影響がどの程度出るかの見極めもしなくては思い、帰りに高速に乗り入れてみた。

途中、1300の回転でもニュートラルランプが少し瞬く。にんじん君装着時はなかったことだ。その瞬きを見ていて、ひょっとして、これは、整流漏れの電気が、迷走している証拠かと思った。すると、
http://www.route6.co.jp/products/mp/mp.htm
の説明にあるように、特殊コンデンサー構造体のミラクルパワーはコンパクトサイズにかかわらず桁外れの静電容量を持ち、などと書かれていたので、こうした瞬くような余計な電流の成分も蓄えたりして、放電時に利用されているのかもしれない、などと思い出した。それで、アース付きのミラクルパワーのほうが、このバイクには効果があるように感じるのかも!?などとも思ったりもした。外れているかもしれないが、‥・。

高速では、素直にスピードがあがり、振動もほとんどない。スピードが上がるにつれ、いつしかトップに、一緒にランプから侵入した車は遥か後ろへ。と、急にナビの画面が一変した。オービス装置が前方に設置されているらしい。すぐさま減速して、他の車列に紛れ込む。減速時にも不快な振動もない。
なかのひと

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