日曜日, 2月 21, 2010
なんとか休みがとれた。しかし、もっと暖かいはずの予報であったが、前日の予報をみたら、気温6℃だとでていた。
しばらく考えた。この時期、寒さに一番慣れたからだになっているはずだから、薄日でもさせばなんとかなるだろう、とおもって、思い切ってでかけることにした。通勤燃費は、あくまで通勤燃費で、ツーリング燃費がどうなっているかも合わせてしりたい。
数日前までの予定では、今日はタンク内の多すぎると思われるスズロイ除去を頼んで実行してもらう、と決めていた。ところが、新ミラクルパワーにして、しかもにんじん君も取り外すと、意外にスムーズにエンジンが回りだし、日増しにアイドリング回転があがりだし、渋滞などでは1500回転まであがってしまうほど。しかも、スズロイが濃すぎて、エンジンが渋く回るような状態で、当然燃費もわるく、こりゃやはり、昨年の時と同様入れすぎた!?と思っていた。
しかし、にんじん君を外してみたら、どっこい、ぜんぜん濃過ぎる感じはでてこないのである。それどころか、日増しに薄まっているかのような感じさえする。それで、スムーズになると、自然とタンクの振動も減り、濃すぎたスズロイの溶け出しも少し減るのではないか、などと考えさせられるほどであった。1500回転のアイドリングは、さすがにたかく、燃費にもわるいので、1200回転強まで下げた。
その後、どうなるか注意していると、通勤では1100〜1200弱なので、以後そのままにしている。そのときのリザーブ時点での燃費は、10.6程度。暖機運転が長めで、暖まったころ着いてしまう運転の繰り返しなので、こんなもの。暖機なしだと11.5程度で、ホットスタートだと12〜12.5程度ではないか。
しかし、もう少し、スズロイの濃度を高くして、リザーブで満タンにして、急激にスズロイ濃度が減るのを防ごうと、もう1段階増量したら、途端に燃費も落ちてしまい、エンジン回転も渋くなってしまった。
それで、取り出しを決意したのだが、にんじん君を外して、ミラクルパワーだけにすると、不思議と調子がよく、このままでもなんとかなりそうだと数日で調子が激変。3月中旬までおよそ2000キロほど走行してみないと、本当のところは分からない、とも思い直し減らしたいとはやる心と、テストなんだから、とことん様子を見てみようと、そのままにしておくという気持ちが交差して葛藤となった。それで、この際、途中で減らしたら、また同じような事を再度し直さなければ結果がわからなくなると、言い聞かせ、濃いままの不具合をあとひと月弱続ける決心をした。
今回は、少し長距離をまとめて走って様子を見る必要がある。それで、房総ツーリングを考えたのだが、準備不足。そこで、昨年下見に行ったが、データ不足で現地確認ができなかった、別荘地を再確認し、時間があれば、房総へ、とプランを変更。
豆ナビもあるので、利用したいが、詳しい住所や、資料は会社の机の中。それで、いったん会社へ行き、資料を用意して、ナビを設定したら、東北道インターへ行けと、出た。春日部から16号を柏に向かい、常磐道に乗ってと考えていたのが、最初から高速。それも距離を稼ぐのにいいか、と思い素直に従う。
通勤で90キロ程走行してあったが、そのまま出かける。高速途中で、180キロで給油。平均燃費は12.6であった。前回の通勤燃費は10.5〜6。それで、半分はその燃費で、と仮定した残りの高速燃費は?と逆算すると15.79とでた。お〜、まずまず。
それから、高速をできるだけ飛ばす。ナビ付きなので、どこで降りようかと悩む事無くどんどん飛ばす。スズロイのせいで、振動は少なく、音も静かで快適。久々の快調エンジンを楽しむ。以前とは別ものに感じる。遊びもすくなく、かっちりしたシリンダー感がある。
で、結局高速は水戸まで行き、50号線と51号線を通り、大洗をすぎて、目的地へ。以前から目星を付けていた黄色い屋根が目印の目的地へ昼頃着いた。時間が経過したので、衛星写真では、黄色の屋根の隣は赤い屋根であるが、今年はもう塗り変えられて黒い。たしか昨年は赤だった。バイク位置は、衛星写真ではAの位置であり、目的地はBのあたりである。
そのBのあたりへ行ってみると、明確な目印がなく、荒れ放題であった。地形の街区の地図と、衛星写真とを見比べながら、現地を丹念にみたが、篠が生い茂り、杉が成長して全くの山林、原野といったありさま。某建設会社が、整地してあげますというので見積もったら、100万程もすることがわかり、放置。杭だけがいくつか残っていた。親戚の土地も並んでそこにあり、そちらは倍の区画なので、そこが奇麗にならないと、うちだけ奇麗にしてもまったく道からは見えない。ブームも去り、地価もさがり、展望はひらけそうにないな、と感じた。しかし、現地は確認したので、今日はこれでよい。あとはツーリングだと切り替える。
それで、豆ナビで次の目的地を千葉県の銚子市に設定し、南下する。銚子到着時刻は14:40分頃となった。太平洋を左手に見ながら、国道を南下。銚子大橋まであと28キロまでというところで、東関道の案内を見かけ、銚子行きを断念。東関道へ入り、成田経由で柏方面へ。成田を過ぎて高速を降り、給油。210キロほど走行。帰りの高速も結構飛ばせたので、13.3。ビキニカウルでも、けっこう無いよりはマシだと感じたものであった。その後、16号を北上、柏あたりで、一般道のみの燃費をみたら、やはり13.5であった(43.5キロ走行)。
それで、再びにんじん君を再セットアップ。かなりメリハリの利いたアクセルレスポンスとなる。それで、川越まで走る。45キロほど走って燃費を見たら、なんと11.67と激減である。すぐさま、にんじん君を取り外す。すると、また夕方の渋滞を含んだ走行で13.0と出た。やはり、そうか。ただ、ノーマルの点火系に、新ミラクルパワーを付けると、1.5〜2.0ほど燃費がすぐにアップしたことだけは事実。全走行距離は、430キロ程となった。
昨年、夏に東北道をshoさんたちと走って14.8であったが、この時は少量のスズロイとにんじん君のみである。今、数日でエンジンの調子が大変化をしたばかりであるが、この先さらに大変化していくのか、あるいは固定化されるのか、まったく予測さえできない。今日の走行で、95000キロ走行に近づいた。あと1000キロほど走ってみて、変わらないようだったら、当初計画した通り、スズロイを5個程取り出して、再び様子を見てみたい。
にんじん君の併用で、燃費が落ちるのが気にくわないのである。もっともノーマルプラスミラクルパワーだけでも、高速走行はなんらにんじん君がなくても遜色はなかったように感じているが。今日一日、高速走行をふくめて、振動がすくなく、音も静かで、疲労感は左腕のクラッチ疲れだけであった。朝、軽い暖機のあと、走行一キロぐらいで、セカンドで引っぱたら、すんなりストレスなく8000回転程、静かに回ってしまった。
夕方、野田市と春日部市との境で、7℃と表示が出ていた。手先だけが、凍えた一日だった。
前回の秩父ツーリングは、増量直後で最悪の10.5キロの燃費しか出なかった。
マイクロロン処理と、にんじん君と以前のミラクルパワー装着では、一昨年今日のコースで14.5、その後50号線を単調に帰ってきたときは、15.5ぐらいは出ていたのだが。昨年夏では、東北道では14.8。スズロイを極端に抑えた時の値。
その後、欲張って、ミラクルパワーも付け出してから、燃費が落ちだした経緯があり、帰納的には、最近の燃費不調の要因はまだ不明。ミラクルをとるか、にんじん君をとるか、両者の両立は不可能なのか!?試行錯誤はまだまだ続く。
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