月曜日, 8月 16, 2010


最近ふと思うことがあって、シリンダヘッドアースを外した。shoさんと猪苗代湖へ行ってから、ちょうど一年目である。

もともとシリンダヘッドアースは、最後の手段であって、それまでは、クランクケース上部にあるセルモータの固定部にバッテリーのマイナスから、銅線が結んであって、その結び目から一本アース線を延長し、シリンダヘッド部に導線していた。それだけでも感じが変わったのであったが、だんだん刺激と効果を求めてエスカレートしていき、バッテリーのマイナスから直接シリンダヘッドアースを出す所まで行ってしまった。

それで、これで最終で最後と思っていたのであったが、錫ロイをやめて、マイクロフロンやマイクロセラミックという、ヨーロッパで主流という粉剤のオイル添加材に切り替えると、エンジンの感じがだいぶ変わり、自然とシリンダヘッドアースなんて、必要か!?と思えるように徐々になってきた。

それほど、マイクロフロンははっきり改善効果が出た、ということかもしれない。この頃は、さらにこの春出た、にんじん君の弟分ともいえる、軽自動車用に本来開発されたトルネード系
のスパーク強化グッズも併用し、エンジン回転の伸びが中速域で良くなっていた。

いままで、錫ロイ併用でマイクロフロンを使用すると、しばらく効果がでても、やがて効果が薄れていくことから、錫ロイを中止することになった。

中止すれば、効果が薄れていくことはあまりないのであるが、それでも、まだ過渡期のせいか、少し薄れる。それで、本来マイクロフロンは、マイクロセラミックと併用するようにとうたわれていた製品も使用しだしたところ、こちらも潤滑作用があり(書いてはないが)、これだけでもマイクロフロンなしでもけっこう行けそうだとわかった。

こちらはラジエータに入れると、放熱効果が促進されもする、という。しかもピストンの吹き抜け防止効果もある、などという。
両材を併用すると、双方の成分が焼結し、理想的な表面処理が行われる、という。もともと、テフロン系潤滑材は、金属表面が、ツルツルで平坦でないと効果を発揮しないのだ、という。マイクロセラミックは、金属の凹凸部を補填し、テフロンの効果が発揮されやすくなる、ともいう。

新車でも、燃焼圧力の20%くらいは、吹き抜ける、という。これを完全に防止するよう設計すると、シリンダヘッド部が吹き飛んでしまう、という。忙しくて、定置燃費コースでテストはしていないが、ごく低速で、エンジン圧力の若干の上昇!?と思える兆候も出てきたようにも感じている。!???。
最初の頃、マイクロフロンだけだったので、マイクロロンと同様、アイドリングが下がった。マイクロセラは、逆に吹き抜け防止効果のせいか、アイドリングはアップ気味になる。
しかし、最近は、規定量の倍くらい、テフロン系を増やすと、アイドリングはさらに上昇気味となり、錫ロイがないから、少量でも効くはずだと、セーブして使っていたのだが、錫ロイの有無に関係なく、増やすと歴然と効果が出る、という感じになった。

錫ロイをやめると、激しい黒煙もグンと減り、かなり快適になってきた。もともと、私のだけかもしれないが、ミラクルパワーをつけると、エンジンが重くなり、燃費が落ちたりしていたし、シリンダヘッドアースをつけると、エンジンは調子よくなるが、燃費は0.5ぐらいは落ちる、という変わったエンジンだった。

それで、HIDになって、電力消費も余裕ができて、いまさら、昔のスパーク強化でもあるまい、と踏んで外したのである。すると、外したほうが、エンジンの調子がよい、という今までのパターンとは逆の、うれしい発見となった。それで、今では完全除去、名残もなく、アースコードはゴミ箱に直行となった。

強化アースが無くなると、エンジンのふけ具合が、アクセルをしぼっていても、強力な感じがする。エンジンのバタツキがなくなり、すべて回転上昇につながる感じで、調子が良い、と感じる。今までとはまったく逆で、ホンダのエンジン回転は、やはりサイコー!といった感じである。

今まで、リザーブまで何キロ走るか、という古い記録をたぐりよせると、244キロが二万キロ台前半でサイコーだった。これだと通勤使用で、燃費は13.5ぐらいである。これはまだ、ドノーマルで達成した値である。錫ロイ使用し、10万キロ走行近くなると、通勤燃費で12まで行かないことがおおい。定置燃費コースで16キロ以上でていてもだ。それが、アースをはずしたら、リザーブまで220キロぐらいしか走らなかったのが、なんと、まだ一回めだが、234キロと、14キロも伸びた。体で感じるだけの効果はある、といえる。すると、定置燃費コースでも、以前よりは良くなるはだという思いがあるが、お盆休みもとれない、どこかの氷菓会社と同様くらい忙しいので、とうぶんお預けである。

とはいえ、絶対やりたくないと言っていた私の分担を、こんど埼玉大工学部出のルーキー君が見かねて手伝い始めてくれるようになり、半徹夜状態が、いくぶん改善されだしたところで、まだ微力とはいえ、体の負担は予想以上に軽減されつつある。




なかのひと

2 件のコメント:

sho さんのコメント...

毎日暑いですねぇ~、お疲れ様です。

シリンダヘッドアースの件、アースは導通がよいに越したことないと思ってましたので、外して調子が上がったとは意外でした・・・。

機会モノは、各部位単体の働きよりも、トータルとしてどういう結果をもたらすのかが重要だという好例ですね~。

ブラックバードは、フルカウルの割にはエンジン熱やフレーム熱に悩まされることもなく快適に乗れてます。
もともと初期型はオーバークール気味で、2型から改善されたようですが、よほど寒い地域でなければこのぐらいが丁度良いのではと感じています。

例のミラクルパワーはBBとの相性も良いようで、平均燃費はリッター18を超えており、SC40より優秀です。
特にBBは高速燃費が良いので有難いです(^^b

nature さんのコメント...

shoさま、コメントありがとうございます。

そうですか、BBは、冷却効果が優れているわけですか!?。空力特性を強調していけば、そういう結果になるんでしょうね。

こちらは、ようやく本来この位の能力はもともとあったんだ!という感じで、これはもう少し良くなるような感じと言うか期待をもっています。

すると、いまままで、いったい何だったんでしょうかね?。

巡航80キロ前後でのアクセル開度は、過去最低かも、などと思ったりもしました。

イリジウムプラグ、強化したにんじん君、ミラクルパワーと、プラス摩擦低下用の添加剤の併用で、添加剤の量は効果を見ながらの匙加減です。
 最近、数タンク分を経過して、ズスロイの影響から脱しつつあり、毎日の通勤でも、十分楽しめます。

 それからやはり、ライトの明るさも、重要なファクターだと実感しつつあります。最近、昼間の視力が回復してきて、うれしい誤算です。
 最初は、徹夜の連続で、視力が回復(若返った!?)と思いましたが、今は、ひょっとすると、夜間でも広範囲で視界が広がるので、パソコン作業のように、狭い視界ばかりから解放されたせいかも!?などと思ったりしています。
 ブラックのスカイラインが、夜道で進路を譲ってくれたりしています。接近しすぎると、敬遠されがちです。

チェーンへの給油も止めています。もうじき5000キロを経過します。