木曜日, 3月 30, 2017

宮崎正弘の国際ニュース・早読み <ト ランプ政権、過去最大の武器供与を台湾へ

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成29年(2017)3月22日(水曜日)
        通算第5231号   
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 トランプ政権、過去最大の武器供与を台湾へ
  総額18億ドル、対艦ミサイル、フリゲート艦など
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 トランプ政権は台湾の安全保障のため、要請のある武器供与を過去最大の規模に拡大する模様である。
もっとも米国は「台湾関係法」により、台湾への武器供与を条約上も義務付けているが、オバマ政権では北京からの抗議の少ない、「比較的穏やかな武器」(ネッド・プライス前安全保障会議スポークスマン)に限定してきた。

 トランプ大統領は昨年12月3日に、蔡英文台湾総統からの祝賀電話を受け、「ひとつの中国」という過去の歴代政権が取った原則には拘らないと発言し、北京を慌てさせたが、その後、やや発言を修正し、浮上した北朝鮮のミサイル実験以後は、中国との関係重視に傾いた。

 4月6日には習近平主席をフロリダ州に招待し、北朝鮮問題を主議題に話し合う予定が組まれている。
このため、事前のつめの目的でティラーソン国務長官を北京に派遣した。

 こうした情勢を踏まえ、台湾への武器供与は米中会談が終わるまで表面化することはないが、ロイターは(3月18日)、政権内部で真剣に議論されており、供与される武器は対艦ミサイル、フリゲート艦など、総額18億ドルを超えるだろう、と報道した。

 しかしながらトランプ政権は肝腎の政権高官人事が遅れに遅れており、国務省、国防省ともに副長官、次官、次官補人事が難航している。
このため、実際に台湾への武器供与が決められるのは、2018年に持ち込むことになろうと観測筋はみている。
         ▽△◎み□◇▽や□◎○ざ◎□○き○□◇
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1545回】       
――「彼等の體力は實に野生である、獸性である」――(高瀬5)
  高瀬敏?『北清見聞録』(金港堂書籍 明治37年)

   ▽
「下等社會が獸類と同様の生活をしてゐる」のに対し、「極めて奢侈な生活をしてゐる」のが「文武の官吏、若くはその子孫であるが」、その生活を支えているのは「賄賂その他の雜入が非常なものである」からであり、それゆえ「支那の官吏は一種の請負事業で、而かも格外に利得が多い事業であるそうな」。だから「商人の財産家などが、官人の爲め資本主となつて買官の金を出してくれるものであるそうな」ということになる。

  いわば後々に確実な富をもたらすことになる役人という職種を投資対象と見做すならば、ハイリスク・ハイリターンを狙う「商人の財産家」が「官人の爲め資本主とな」ることは、ビジネスとしては当たり前のこと。いわばオ殿サマと越後屋の関係は有史以来終始一貫したビジネスだったわけだ。それは恰も、敵国の趙で人質として冷遇されていた子楚と、その将来性を見定めて投資した韓の大商人・呂不韋の関係といえるだろう。

  みすぼらしい風体の子楚ではあったが、その将来性を見込んだがゆえに呂不韋は莫大な資金を投じた。『史記』の「呂不韋伝」には、子楚を目にした際に呂不韋が「奇貨可居」と発したと記されているが、この4文字は現代風にハイリスク・ハイリターンと言い換えることが出来るはずだ。

やがて幸運が重なり、子楚は莊襄王となって晴れて秦に帰還し、呂不韋は宰相となって秦で権勢を揮うこととなる。子楚と呂不韋の妾との間に生まれたと伝えられる男児こそ、「政」と名づけられ、後に諸国を統一して現在に繋がる中国というバーチャルな国家を作り上げた秦の始皇帝であることを考えれば、どうやら呂不韋が「官人の爲め資本主」となった「商人の財産家」の第一号ともいえるだろう。もっとも後に呂不韋が権勢を恣にしたことから、始皇帝の逆鱗に触れ退けられてしまったというから、文字通りハイリスク・ハイリターンの人生だったようだが。
 高瀬は「交際術」について言及する。
 先ずは「支那人の交際術に長けたることは、實に驚くべき程である」と感心してみせ、次いで「支那流の?禮?儀は七面倒で、あまり感心しない」ものの、ともかくも彼らの「應對の樣から、一擧一動の微に至るまで、客を反らさない」。歓待を示す立ち居振る舞いは「如何にも巧妙で、そして快辯、そして世辭愛嬌を振撒くところ、我々木強の日本人は殆どその掌中に翻弄せられている心地がする時もある」ほど。

 やはり「交際術は支那人の天性と見えて、日本ならばまだ腕白盛りの十二三歳の少年」ですら、「茶を侑め、菓子を侑めなどして客を款待す樣、實に大人も及ばぬ程である」。「十二三歳の少年」ですらこうなのだから、大人が示す“中国式おもてなし”の老獪さは推して知るべし。これまで日本人が飲まされた煮え湯の数は数限りないだけではなく、いまなお「殆どその掌中に翻弄せられている」ことが後を絶たないことに思いを致すなら、日本人の「木強」さも考えものだ。

 清仏戦争当時の将軍を父に、陸軍士官を兄に持つ高級官僚との会談した際に、先方が「貴國に行くには陸路を取るのであらうか、貴國と弊邦とは境を接しているのであらうか」と質問してきたと、高瀬は綴る。これを「一個の奇問」とし、「あまりに人の意表に出たので、最初は余に戯るヽのではあるまいかと思つた」そうだ。
ところが冗談ではなく、「眞面目に問ふてゐるのであつた」。そこで「一寸略圖を畫いて、此の通り日本は海を隔てヽ東方に雄視せる帝國である」と「委細に話して聞かせた處が」、「某氏は解せぬかの如く」である。そこで「無用の學問に腦醤を絞り盡」すが、「有用の學問に心を傾けくるものヽ今になほ少なき」と呆れているが、これが20世紀初頭の彼の国のエリートの実態・・・トホホ。
《QED》
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  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)『東京オリンピックに「台湾」の名称で参加を!
 2020 東京五輪「台湾正名」推進協議会 設立記念大会』ご案内

 中国の政治圧力に屈したIOCのため、「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)の名でしかオリンピックに参加できない「台湾」。しかし、こうした差別を許していい訳がありません。
 そこで2020東京オリンピック・パラリンピックを台湾侮辱の舞台とさせないため、台湾選手団を「台湾」の名で迎えようと訴える 2020 東京五輪「台湾正名」推進協議会がこのほど発足し、すでに東京都議会に対する請願署名活動を日台両国で推進中です。ついてはその発足記念大会を下記の要領で開催しますので、万障お繰り合わせの上、ご参加ください。
 台湾は、東日本大震災当時、被災地に多大なる支援の手を差し伸べてくれたなど、我が国には掛け替えのない隣国である、我が国で開催される2020東京オリンピックでは、何としても正しく「台湾」の名で参加してもらいたい・・・。
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【東京オリンピックに「台湾」の名称で参加を!
     2020 東京五輪「台湾正名」推進協議会 設立記念大会】
日時:平成29年3月24日(金)18時00分 開会 (17時30分 開場)
場所:星陵会館
http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html
(永田町駅 6番出口 徒歩3分)

登壇者:許世楷(元駐日大使。ビデオ出演)、陳奕齊(基進党主席)
趙文俊(民進党屏東県本部青年発展協会会長)、山田宏(参議院議員)
小礒明(東京都議会議員)、本橋弘隆(東京都豊島区議会議員)
三井田孝欧(新潟県柏崎市議会議員)、黄文雄(作家・評論家)、
ペマ・ギャルポ(桐蔭横浜大学教授)、澁谷司(拓殖大学海外事情研究所教授)
西村幸祐(批評家・ジャーナリスト)。水間政憲(近現代史研究家・ジャーナリスト)
三浦小太郎(評論家)、イリハムマハムティ(日本ウイグル協会会長)
土屋たかゆき(元東京都議会議員)、荒木田修(弁護士)
佐波優子(戦後ジャーナリスト)、謝惠芝(ジャーナリスト)
鍜冶俊樹(軍事ジャーナリスト・頑張れ日本!全国行動委員会常任幹事)
三輪和雄(日本世論の会会長・頑張れ日本!全国行動委員会常任幹事)
永山英樹(2020東京五輪「台湾正名」推進協議会幹事長・台湾研究フォーラム会長)
水島総(2020東京五輪「台湾正名」推進協議会会長・頑張れ日本!全国行動委員会幹事長)
主催:2020 東京五輪「台湾正名」推進協議会
TEL 03-5468-9222(頑張れ日本!全国行動委員会 内)
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【特番】 日台の民間防衛勢力が始動!台湾正名運動3月24日に決起![桜H29/3/20]
 https://youtu.be/YW2WJe9jotU
『東京オリンピックに「台湾」の名で参加を!2020東京五輪
「台湾正名」請願署名活動(3月4日 JR新宿駅西口前)』の模様
 https://youtu.be/dUe2aqvtj94
 (TC 04:25~15:35)
 2020東京五輪「台湾正名」推進の請願署名用紙ダウンロード
 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
(頑張れ日本!全国行動委員会・本部事務局)

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宮崎正弘 v 福島香織『暴走する中国が世界を終わらせる』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 高山正之『日本に外交はなかった』(自由社、1080円)
宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
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宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、以上三つは1080円)
宮崎正弘 v 宮脇淳子『中国壊死』(ビジネス社、1188円)
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宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
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宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 石平、福島香織『中国バブル崩壊の全内幕』(宝島社、1296円)
宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版) 
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  宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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