日曜日, 3月 05, 2017

崎正弘の国際ニュース・早読み  <やっ ぱり北朝鮮で何かがおこるのではないのか?

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成29年(2017)3月5日(日曜日)
         通算第5209号 
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 日米異常接近、国防長官につづき、国務長官が来日。秋にトランプ大統領
  やっぱり北朝鮮で何かがおこるのではないのか?
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 基本的な構造は「普通の国」になろうとする日本と、「普通の国」に戻ろうとする米国との微妙な関係変化、因果係数は経済ではなく、安全保障がポイントとなる。
 
 これほど頻度激しく、日米首脳が会談するのは珍しい。
 安倍首相はすでに二回、トランプ大統領とあったが、「異例の厚遇」というより「破格の待遇」だった。
裏に何かあると考えるのが普通だろう。

 マティス国防長官は議会承認を得るや、すぐに来日したが、こんどはティラーソン国務長官が来日する(3月17日)。
水面下では国防関係者が陸続と横田基地から防衛省へ。
 やはり何かある。それも北朝鮮で。

 ニューヨークタイムズによれば、オバマ政権下で、北朝鮮の核施設をサイバー攻撃する準備を整えていたという。
オバマ前大統領はトランプとの政権引き継ぎのおり、ホワイトハウスにトランプを呼んだが、「北朝鮮問題が、もっとも深刻であり、かつ政権が真っ先に取り組む問題となろう」と伝えているという。(3月4日付け)。

 朝鮮半島がきな臭くなった。
 マレーシアは北朝鮮大使の国外追放を決め、またヴィザなしの入国を認めない措置をとった。

中国は韓国のロッテが進出した中国のスーパーやショッピングセンターに些細な難癖を付け、罰金をとり、また店の前には抗議集会を演出させるなど強烈な嫌がらせ、また団体の韓国行きツアーを事実上禁止するという挙にでている。
 いずれもロッテが提供するTAHAAD基地への「報復」である。

 その韓国は大統領弾劾不在という異常時代、次期大統領は親北政権になりそうというのだから、軍事的空白が生じかねず、これまでの緊張緩和状態が一気に緩んでいるのではないのか。

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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)今年一月九日から在ソウルの長嶺安政駐韓日本大使と在釜山の森本康敬日本領事が本国へ一時帰国して二ヶ月になる。
韓国政府が一昨年の慰安婦問題の日韓合意を尊重して無いのが理由だが、こうなる事は容易に想像出来た。最初から事実関係を一切無視した政治的妥協の背後には不透明な北朝鮮情勢と対応する在日韓米軍の作戦行動の可能性がある。そう、あのオバマ政権に置いてすらだ。挺隊協など北朝鮮工作員が暗躍するのは日韓同様だが、若い女性の強制連行など全く事実でないのに今日の韓国人は余程自国女性が慮辱されたと思い込みたいのか。そうとすれば、ほとんど変態国民である(爆笑)。それに例の偽少女慰安婦像は毛糸の帽子を被せられたりして御利益の有る信仰対象なのか。狂ってしまった韓国はまるで慰安婦像をキリスト教の聖マリア像の様に扱うカルト教国ではないか(苦笑)。

 実際の歴史に置いては大戦中に旧日本軍による半島系女性の強制連行及び性奴隷化など無かったのだが国際的反日プロパガンダとしては大成功してる。十数年前になるが某国で現地人に二回性奴隷問題で言われなき非難をされた事が有る。その時は知識を総動員して反論して別々の男性と女性を納得させる事が出来た。ただ、そこに到達するまで四、五時間説明して何故か義憤に駆られる相手の非難を一つ一つ虱潰しにしなければならなかったので凄く疲れた。それから時間が経って分かって来たのは中朝韓のデマ宣伝もさる事ながら、その元は日本発という事である。以降似非人権派の邪翼(じゃよく、日本左翼は国家と国民を否定の邪な翼)に憎悪が沸いた。

 問題は中朝韓と日本邪翼の反日連合の宣伝対象は人権意識の低いアジア・アフリカで無く欧米などで、先進諸国を中心とする国際社会での日本のイメージを貶める事が狙いなのだ。欧米諸国には有色人種の近代国家モデルを作り上げて欧米の植民地を解放した日本に対する恨みが深層心理として有るから、日本人を道徳的に西洋に劣った残酷で卑しい国民と思わせる様な中朝韓諸国の宣伝は心地が良いのだ。

 しかし、歴史的事実はもっと生々しい。残酷非道なのは何も文化大革命や大躍進でスーパーホロコーストを起こした共産シナだけではない。米国ブラックムスリムのマルコムXによると奴隷を先祖に持つ米国黒人達のほとんどは白人の血が混ざっている。奴隷というのはすなわち性奴隷であったのである。黒人女性達は米国史に置いて繰り返し慮辱を受けて来た。だからこそ、それを隠し続ける米国白人は無意識的に自分より道徳的に劣った残酷な国民を探し出したい心理的構造が有る。

 先日ある場所で綺麗な英語を話す集団と遭遇した。彼らの風貌はイスラム教徒なので、インドかパキスタン、バングラディッシュかあるいはカシミール系の英国人かと思いきや、南アフリカに住むケープマレーだという。知ら無いエスニック集団だが良く聞くと、三百年前に独立前のインドネシアやマレーシアからオランダ人に奴隷として強制連行された祖先の子孫らしい。当然女奴隷達は女性に飢えていた白人の性の相手をさせられたので混血である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89_(%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD)

 その後にケープマレーはオランダ系白人達が作った徹底的に残忍なアパルトヘイト体制の中で人間扱いされなかった。そのオランダ人などアジア・アフリカ植民地で既得権益を持っていた恥ずべき白人達は大東亜戦争でインドネシアやマレーシアが独立する契機を作った旧日本軍を憎んでも憎み切れない。それが欧州の議会で慰安婦問題で非難が決議される真相なのだ。人でなしのオランダ人達は、強制連行の有無は問題では無いとまで言っている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E4%B8%8B%E9%99%A2%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E5%95%8F%E9%A1%8C%E8%AC%9D%E7%BD%AA%E8%A6%81%E6%B1%82%E6%B1%BA%E8%AD%B0

 最近巷の陰謀好きが持て囃してるビルダバーグ会議だが、一九七二年に急成長を続ける日本経済を取り込みたい米国ロックフェラー財閥の長がオランダ王室に同会議への日本参加を打診したがにべもなく断られた。世界的財閥にして欧米の王室の前には成り上がり者扱いなのだが、日本皇室と交流の有るロックフェラー家と比べ、植民地を失った事を本当にオランダは深く根に持っていたという事が分かる。デビッド・ロックフェラーは仕方無いのでビルダーバーグの拡大版日米欧三極委員会を創設した。甥のロックフェラー四世などは日本留学して寮の便所掃除までしてたらしい(笑)。まさかオランダの王子や王女が便所掃除までは出来まい。ちなみにロックフェラー家は陰謀論者が信じる様にユダヤ教徒では無く保守的な新教バプテスト派である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%AC%A7%E4%B8%89%E6%A5%B5%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

 人間の屑の様なオランダ人達でだが人の心を持った人も居る様である。一九八五年に日本の傷痍軍人会代表団がオランダを訪問した時に当時アムステルダム市長であったサンティン氏が市長主催の親善パーティの歓迎挨拶で自国オランダの過ちを了解して、あなた方の日本国は、「アジア各地で侵略戦争を起こして申し訳ない。アジアの諸民族に大変迷惑をかけた」と、自らを蔑み、ぺこぺこと謝罪しています が、これは間違いです。あなた方こそ、自らの血を流して、アジア民族を解放し、救い出すと言う人類最高の良い事をしたのです、と既に言い切っているのである。
http://www.soumou.info/page/Nederland/EduardvanThijn
   (道楽Q)


(宮崎正弘のコメント)いまから31年前に南アはヨハネスブルグとプレトリアに行きましたが、ケープタウンには行きませんでした。そういう混血人種がいるのですね。初めて知りました。
アパルトヘイト撤廃以後、選挙で黒人が勝利し、白人が逃げ去り、南アは治安が極端に悪化し、台湾華僑の大方もさっさと引き上げました。
インド商人はまだ一部残っているようですが、反対に中国からどっと華人が這入り込んで、さてその後の治安はどうなったのか。
南ア通貨のランドも暴落していますからね。
 
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