木曜日, 11月 19, 2009

オリジナルにこだわる

その結果起きた不思議なこと
sho様から、バイク転倒見舞いともいえるコメントが昨夜届き、オリジナル部品の新品でなくても、中古部品を根気よく探す手もありますよ、とアドバイスを頂いた。ちょっと気づかない方策ではあった、と思った。しかし、すでに在庫部品を発注ずみで、いまさらあっても、予備ということになる。シートと同じように。
http://www.geocities.jp/shonaka2001/


このところ、最良燃費が急降下してしまい、何がど~して、どうなったか!?まるで見当がつきかねて戸惑っていることも事実。調子は悪くなく、特にどこといって不調の原因は思い当たらない。ただ、スズロイ効果というか、あの独特のモータロイもどきの感覚は、オイル交換後、ミリテック1を追加処理したせいか、得られなくなってしまった。せっかく、古いタンクでリッター15キロ以上はいっていたのに、ど~やっても12.5どまりで、ひどいときには10キロ台の時もあった。

それで、とうとうミラクルパワーともお別れに。すると振動が一段引いていき、快調感が若干戻ったような感じだが、12.5キロ燃費は変化なし。粉にしたスズロイを入れてみたりしても、効いて来た感じはあるものの、スズロイの効果感は得られない。

そういう時、原因の一部でも推測する手がかりが欲しくなるものである。内部磨耗が進行した結果なのか、それとは別に他の原因が並存するのか、ここ1~2ヶ月の間に急に起きたことなので、内部磨耗説は積極的に採りたくないし・・・。
それで、この短期間にミラクルパワーの悪影響が急に現れ、燃費は10キロ台まで落ちて、外すと12キロ台にもどることから、内部的不調和が考えられるので、今回は、にんじん君もはずして見ることに。要するにドノーマル仕様でしばらく様子を見てみようと、スズロイの粉を削りながら、決断した。

良く朝、さっそくミラクルパワーを外し、ノーマルの点火システムに戻す。それで、ちゃんと始動するかスイッチオン。ランプ類は皆点く。セルをオンにしたら、プツンといって真っ暗に。それで、ようやく、+のにんじん君の+のコードを外したとき、差し込み式にしてあるので、ちょっと緩めるだけで、外れるのでそのままだったことを思い出し、ボルトを絞め直した。それで、正常に力強く始動した。それで、一段落し、雑用や食事をすまし、出勤とあいなった。

しばらく走ってみたが、以前と異なり、まったくパワーロスは感じず、力強く感じた。以前は、やはりノーマルではものたりない、と感じていたのだが。それだけ、ミラクルパワーやにんじん君の効果が落ちているのか!?。そのうち、信号でとまりニュートラルにしているとパイロットランプがやけに点滅する。ちょっと吹かすと正常になる。それで、最近シリンダーヘッドアースも外してあり、ノーマルのアースだけであって、しかもそれを付けたとき、外していた間、ビニールテープで端子を覆っていたので、テープの粘りもついていたりして、接触不良気味がおきているのだろうと思った。

その後なんの異常もなく、快調に走る。ノーマルの大人しさは、かえって新鮮に感じ好ましい。アリセルを絞って走っていても、回転とともにトルクが出てくる感じが、にんじん君とはかなり違い、回転とともに、ある程度太く出る感じがする。にんじん君は、一本調子で、面白みがない。それで、シフトアップしたとき、前へ押し出される感じも、ノーマルのほうが強い。しばらくこれで、様子をみたいと思い、燃費計測でセルフスタンドへ。きっちり、12.5だった。

給油がおわり、スイッチオン、しかしパイロットランプは点かない。なんどやっても同じである。これでは、会社に遅刻してしまうと、少々慌てる。

それで、給油場所から離れたところへ、移動してシートを開け、点火系を見る。緩みはない。それで、もう一度、ノーマルのアースのボディー側のネジを外し、汚れを落とす。応急で完全ではないが、少しきれいになった。それで、スイッチオンにすると、今度は明かりがついた。試しにセルを回すと、以前起きたときのように、すぐ明かりが消えてしまい、ウンともスンともいわない。以前はこういう時(昨年の暮れ近く)エンジンが冷えた頃、また問題なくかかったりして、バイク屋さんを不思議がらせたりしたが、今朝はもう時間がない。それで、取り合えず、にんじん君を付けたら、あっけなく始動。それで、ギリギリに会社に着けた。

昼休み、コンタクトクリーナーでアースの接点部分を清掃し、汚れを落として絞め直し、今度は大丈夫だろうと、にんじん君を外してセルを回したら、やはり今朝と同じ症状で、電気系がダウンしてしまう。それで、帰りは、にんじん君の−側のコードだけちょこっと着けたら始動したので、そのまま、走り出す。にんじん君の特性と、ノーマルではしる特性の中間的な感じでしばらく走ったが、ノーマルのアースに問題がありそうと感じたので、すべて外していたシリンダーヘッドアースを付け足せば、にんじん君無しでも走るだろうと思った。それで、街灯の下で、にんじん君の−コードをはずした。それで、試しに、ノーマルアースだけで、始動するかどうか試したら、今度はいちおうエンジンがかかったが、またダウンされると面倒なので、にんじん君とは一時、お別れし、シリンダヘッドアースを一組(2本)追加した。

もちろん問題なく、力強くエンジンはかかる。それで、家に帰り着いた。ライトもけっこう明るいし、ホーン音もよく届く感じのするどい音がする。まろやかで、振動の少ないエンジンはやはりホンダの技術陣が煮詰めただけあって、この機械構成としては、最適にチューンした点火特性なんだろうな、と思うような加速感がある。徐々にトルクが太くなる感じで、スピードが乗ると、アクセルを開けなくても、加速を続けるように感じた。試しに定速走行で、アクセルから手を離しても、エンブレはほとんど感じず、しばらくはそのまま走ってくれる感じであった。このアクセルをほとんど開けないでも、しっかり走る感じは近ごろ失せていたので、久しぶりの感触に少しうれしかった。しかし、このバイクの点火系だけは、いつも不思議である。

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