木曜日, 2月 11, 2010



http://www.route6.co.jp/products/mp/mp.htm
に示されているミラクルパワーの、アースコード付きの在庫を問い合わせたら、どちらもあるというので、アース付きのほうをテストすることにした。店主に聞いたら、どちらも機能はおなじです、という返事だった。ただ、最初の製品が、アース付きタイプでしたとの答え。
そこで、まったく同じですか!?と畳み掛けたら、それは~としばらく時間をおいてから、アース線があるほうが、性能の安定性はあるのでは、という少し前向きな意見を引き出せた。

いままでは、気にも留めず、注文したらとどいたレッドタイプという、アース線のないものを使ってみたが、他の人たちにはよさそうだが、自分にはそれほど良いとは思えなかった。
初めて使用したときは、いきなりエンジンが発熱というか異常に重い回転となってっしまい、燃費は落ちてしまった。それで、何度もつけたり外したり、エンジンのカドを取り、ようやく
何とかマシになったと思った。

それまでは、マイクロロンと併用だったが、それでも回転が重くなったということは、何か本質的な違和感があった、ということなのだろうと今でも疑問に思っている。

それから、マイクロロンの性能に見切りをつけ、モータロイもどきのハンダロイへと変更したが、鉛成分が多すぎて、うまく行かなかった。後で、徐々に分かったことは、スズよりも鉛成分のほうが、エンジンに早く展着してしまい、潤滑効果は皆無ではないだろうが、妙に粘ってしまい、スズがあっても燃費は落ちた。

それに、ミラクルパワーを併用すると、鉛分が多いときは、エンジン振動が大きくなるが、ミラクルパワーもプラグ電圧を強化する働きがあり、振動がより大きくなる傾向で、ミラクルパワーの併用を中止したり、再開したり。


鉛を抜くためにタンク清掃をして、すべて抜き去り、数ヶ月かけて、エンジン内に展着した鉛分を取り除き、スズ成分のみのスズロイを入れて、濃度を変えてテスト中。今のところ、ある濃度以上にすると、燃料に難燃性が付加されるように感じたので、またタンク清掃して、スズロイフリーにして、また時間をかけて少量から再々ストート。

少量で半年ほど効果のほどが現れるのを待っていたが、ほとんど変化なし。それで、やむなく、ギリギリまで効果が出るように、二回にわたって増量してようやく効果が感じられるようになって来た。ただ、満タンにすると、タンク内に溶け出していたスズ成分が急激に減るので、効き目がおち、再び現れるまでに170キロほど走らないと感じられないようであったので、再び、増量。さすがに、今度は数十キロ走ると現れてくるが、リザーブぐらいまではしると、今度は、濃すぎるのでは!?という状態になっているようにも感じたり、今一はっきりしない。

今のところ、燃費は、今の直前までの濃度の時のほうが燃費の良さは安定したようであるが、
今回の濃度でも時間がたてばどうなるのかは、もう少し様子をみないと、なんともいえない。

一年数ヶ月かかったが、まだ、最適濃度すらつかめない状況である。この間に2~3万キロは経過してしまい、燃費も自然減分もあるだろうし、過去のような燃費が回復するのかも疑わしい。

最初、当分ミラクルパワーなしでいくつもりであったが、こんどのアース線付きのミラクルパワーは、今までのタイプと違ってどうなんだ、という疑問が出てきてトライした。

初めてつけて、エンジンを回すと、普段よりセルモーターを長く回す必要があった。ただし、一回だけで、二回目以降は勢い良くかかる。ただ、走り出して親!?とおもうほど、取り付けた実感がわかない走りで、何もしないのと変わらなかった。それで、これは、ひょっとしたら、自分の願っていたタイプではないかと、すぐに思った。

今までのミラクルパワーでは、トルク感が、つけたとたんにわかり、いささか荒々しい走りに変わり、ある程度、アクセルを開けないと機嫌よく走らなかった。しかし、今度のは、アクセルを最低までしぼっても、ちゃんと走る。それで、これならいいかも、と思った。

二回目からは、さらにパワー感が出てきて、大変よろしい。三回目にはさらにつけた実感がはっきりわかるようになり、かなり効き目があるそうだと思うようになった。

ところが、4回目になって、発進からかなりパワーがあるなとおもっていたら、しばらく走行するうちにブスブス言いだした。好事魔多し!。だましだまし走っていたが、ときおり信号で
回転がおちてエンスト。燃焼しないエンジンがあるようで、爆発音も断続的。

温かくなると出て来たので、どこかの接触不良だろう。それで、ミラクルパワーを全部外しても症状は変わらず。それで、今度はプラグ点検から始めないと原因が多岐にわたる可能性が
あるので、一つづつチェックしないと分からない。

死んでいるプラグがあれば、その点火系の接触を疑うのは当然だろう。電気は通りやすいところを通るという。このアースコードのせいかどうかもわからないが、疑ってかかる必要がある。プラグコードの接触不良で終わればいいのだが。

朝起きて、プラグを点検。すると、いちばん焼け具合の良かった3番プラグだけが、びっしょり濡れていた。昨夜無理やり1/4肺運転をして、けっこうどの気筒も力があるなと思ったのは、焼けのよくない他の気筒ががんばっていたことになる。

プラグを掃除してとりつけて、プラグコードの不具合しか考えられないので、コイルから出ている部分を点検するとネジが緩んでいた。外して少し先端を削除、それから取り付けた。

そして、始動テストをしたが、なかなかかからない。バッテリーがあがりそうになった。やむなく普段絶対つかわないチョークを使って始動成功。しかい、アクセルをもどすとストーンと止まってしまう。

それで、それ以上のかかわりを中断。後で、主治医に聞いたら、濡れたプラグは、拭いたくらいではかからないから、新品のプラグ(テストの意味もこめていたのだろう)で試してみて、かからなければレスキューに向かうという。

それで、新品は手持ちがなく、中古のキツネ色のプラグがちょうどあったので、それに交換した。相変わらず元プラグはびっしょり濡れている。中古のプラグで、外で見るとちゃんと火花が飛ぶので、これほど濡れると、着火にいたらないのだろう。

それで、さっそく正常にかかるかテスト。かなりまともにかかったが、まだおかしい。3番プラグから未燃焼のタールのようなものがエキゾースト内にたまっていたらしく、排気管から爆発音が断続的に続き、しばらく続く。しかし、正常なアイドリングには程遠く、しばらくするとまた止まる。排気管は熱いので、直接さわれないが、手をかざすと、今度は4番排気管が冷たいままだ。それで、さっそくプラグコードを、コイルに押し込むようにしたら、正常なアイドリングになった。振動や、プラグ交換時にじゃまになるので、接触が甘くなるらしい。

それで、主治医に連絡して、無事回復し、どうもプラグコードが時々緩むようで、過去の事例もそうだったんじゃないですか!?と聞くと主治医は絶句。プラグコードを取り寄せますかときかれても、純正品は結局同じことだろう。NAPSあたりでも、いろいろなプラグコードが置いてあるので、こんど見てみようと。

それで、その時は、にんじん君もはずしてあり、ミラクルパワーのアースもはずしてあったのだだが、その状態でもミラクルパワーは効果があるようであった。かなりあたまってから、にんじん君も、ミラクルパワーのアースも戻したが、やはりいっそうキビキビした動作となり気持ちよく吹ける状態で家へ帰った。

翌日も一発始動。アイドリングがときどき1300回転ぐらいになったりもする。しばらく様子を見よう。
なかのひと

2 件のコメント:

sho さんのコメント...

ミラクルパワーにアースコード付きがあったんですねぇ~。構造はいまだによく分かっていませんが、CB1300で燃費が確実に伸びたのでよい印象しかありません。

ブラックバードにも引き続き装着していますが、今回は最初から装着なので比較はできないですね。

しかし、CB以上に超低回転でトップギアーの時の『ガクガク感』が少ないと感じています。元々そうなのかもしれませんが、ブラックバードは6速なのに1500回転以下からでも平気で盛り返してくれるので非常に楽チンです(笑)

高回転では暴れ出すように回るかと思えば、極低回転でもトルク十二分。速くも大人しくも思うままに走れます。さすがHONDAの仕事と感心しきりです。

燃費も16~17ぐらいいくようでホッとしました。納車整備でキャブのオーバーホールをやってもらったのがよかったのかもしれません。
大兄のCB1000はキャブの不調とかその辺はどうなんでしょうかね~?

nature さんのコメント...

shos様、いつもコメントありがとうございます。

翌朝、明るくなるのを待って、4本のプラグをすべてチェック。すると、あろうことか、いちばんよく燃える3番気筒のプラグがびしょびしょでした。他は皆ノーマル。

掃除をしてつけました。つけてからプラグコードのイグニションコイルからの出口をみると、ネジがゆるんでいたので、外して取り出し、少し先端を切り詰めて再びもどし、別のプラグをつけてセルを回すと火花が見えた。

しかし、いくらセルを回しても3番目は回復せず。バイク屋さんに聞いたら、いちどびしょ濡れとなったプラグは、拭いたぐらいではだめで、新品か他のプラグに交換しないと。それでだめなら、取りにいきますとのこと。

ゆうがた、そのとおりしたら、すぐかかりましたが、マフラー内にも未燃焼物が沈着したらしく、しばらくは花火大会でした。

しかも、今度は4番プラグが死んでいた。それで、コードを押し込むようにしたら、ちゃんと4気筒エンジンとなり、アイドリングが安定しました。

一時は、またどのくらい修理代がかかるかと気をもみましたが、一段落。

やはり、こんどのミラクルパワーは調子いいようで、そのことも再確認。エンジンがすぐ熱くなり、しかも快適に回りますよ〜。