金曜日, 5月 03, 2013

4月29日になってようやくRBに行き、2月から希望を伝えていたバイクを受け取りに行ってきた。試乗ももちろんエンジン音すらも聞かせてもらえず、ただ、エンジン右側のカムシャフトをベベルギアを介して駆動する音が耳障りな人には受け入れられないといった問題点を指摘された以外は特に問題点はないようであったが、しかし、これも英国車の欠点まで真似た訳ではないだろうが、クランクケースからのオイルの滲みが少しあるということだった。

店内には一台同型車があったが、RBの保有する在庫車のなかから適当に走行距離や傷の有無などについてチェックし、店長にお任せして選んでもらった。しかし、あとになって,
店長がどうしても現物を見て欲しいと再三催促があって、渋々出かけてみたら、あっとビックリ、驚いた。クロームメッキの美しさが、ある意味ウリであるはずなのに、ランプハウスもタンクキャップも一面にあばた状の微小なサビが浮き出てしまい、ひと目でこりゃ参ったという状態。どちらも新品に交換すれば数万円で治るということだったが、ハンドルもショートハンドルのハズがアップハンドルだったりと、期待と違うので、値段アップを承知の上で再検索してもらいショートハンドルで2008年式ということでようやく決まった。


乗り出してみると、やはりローでクラッチをつなごうとすると、予想外の低速トルクに少々ドキッとしたが、最初のうちだけですぐに慣れた。トリコロールのFTRだけがやたらに広い耕うん機のハンドルか?と思うほどハンドル幅が広かった だけに、ハンドルの短さに当日はずっと違和感があった。ほんの数キロ走ったところの人気のない場所で止まり写真撮影。エンジンスイッチを切ったら軽く2〜3回エンジンが過熱かなにかでジーぜリング。以前の乗り手とはちがう体重と運転方法にエンジンのほうでビックリしているのだろうと思った。ミニ風防は好みではないが、カタログ写真ではついてなかったように思っていたが、エンジンガードと共についてきた。両サイドミラーは可もなく付加もない感じであったが、振動によるブレチェックまでは気がまわらなかった。
この日は関越自動車道を通って、新規のETCと2気筒バーチカルツインの振動を体験すべく本庄児玉から侵入したのだが、本線に入ってすぐにしまった!と思った。すでに連休の渋滞が始まっていた。ノロノロでほとんど高速らしい速度は出せず、一瞬だけ時速100キロを出せたが、相変わらず静かで振動もほとんどなく拍子抜けした。静かすぎてバイクが接近中というあのマルチ勢特有のうなりなど皆無。スリムな車幅を生かしてのすりぬけは楽だが静かさが怖い。時速100キロで3100回転ほど、80キロで2500回転前後、時速60キロで1800回転ほどであるから普通車で運転しているような感じであった。シリンダー傾斜は直立ではなく幾分前傾で、かってのヤマハXS−650などとは異なる。

家で写真を見ていると、前回紹介した白色のW650 とタンクのエンブレム周りの色の塗り分けが異なることに気づいた。ネットで見ると、白い方の塗り分けパターンが製造を中断した最終カラーだという。2008年といっても私のは最終カラーではないようだ。私は、この色パターンで満足であるし、時計とトリップメーターやハザードランプ等は装備されているので、これといって不満はないが、バッテリー上部にETC本体を載せてあり、シガーソケットやにんじん君を格納する余地がなく、当面改造する気もないので、バイク専用ナビでもハンドルまわりに業者にお願い、ということになりそうだ。

5月2日は、佐倉の親類たちと茂原に行くことになり、5時台に単独で16号を南下。8時についたが、天気予報通りに小雨か時には本降りで半分ほどぬれた。行きは大型のトラックの後ろで雨を避けながら、寒い思いでついて行った。県境での気温は12度Cだったが、春夏用ジャケットではけっこう寒かった。

帰りは夕方7時ちょっと前に出て、性能チェックしながら9時15分ごろ着いた。SR400
の小太り版的な感じで、随所に軽さとコンパクトさを感じた。そこで、2速、3速あたりで、どの辺からどのくらいの振動がでるのか試したが、4000回転も回すと十分でそれ以上試す気にはまだなれず、ステップの足の裏が少しこそばゆい感じが最初はしたがアクセル開度も絡むため、たしかに4000回転に向かって大きくなるが気にするほどではない感じで
時間をおいて慣らしていこうと思った。

チューブレスタイアでないため、後輪だけはパンクしてもしばらくじそうできるというパンクガード剤を入れた。この日の往復燃費はほぼ26.0だった。

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