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水曜日, 11月 29, 2017
宮崎正弘の国際ニュース・早読み トビリシ(グル ジアの首都)で「一帯一路」会議開催に50ヶ国代表
軍事ジャーナル【11月29日号】 北発射の陰にロシア在り
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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <北朝鮮、ICBMを日本海に飛ばしたが
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火曜日, 11月 28, 2017
崎正弘の国際ニュース・早読み <速報> 張陽( 中央軍事委員会前政治工作部主任)が「首つり自殺」
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日曜日, 11月 26, 2017
宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<シリア内 戦は終盤、アサド政権は中国の復興援助を熱烈に期待
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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<中国と て、深刻な労働力不足は少子化が原因だが。。。
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木曜日, 11月 23, 2017
軍事ジャーナル【11月23日号】これで詰んだか? 金正恩
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崎正弘の国際ニュース・早読み <ハリリは辞任し たかと思えばレバノンへ帰り、プーチンはイスラエルへ電話
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@@@@@@@@@@@@@@ 平成29年11月22日(水) 今上陛下から皇太子殿下への皇位の継承とは、皇統の継承つまり皇統連綿のことであり、即ち、これは、「皇嗣即チ践祚シ祖宗ノ神器ヲ承ク」(真の皇室典範)ことである。 よって、「退位」ではなく「譲位」と呼ばねばならぬ。 しかるに、昨年八月八日の陛下のお言葉を承けた法律においても、この度のマスコミの言葉使いにおいても、「退位」という言葉のみを使う。 何故か。 「日本国憲法」と題する文書の第四条には、「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない」とあるので、今上陛下は、御自ら、皇統を皇嗣即ち皇太子に「譲る」とこはできず、神器を皇太子に「譲る」ことはできず、できるのはただ「退く」だけ、あとは誰かがやるという「理屈」だ。 これは、一種の皇統の切断ではないか。 これでは、皇統の継承、皇統連綿、万世一系、に、ならんではないか。 では、この我が国の、歴史と伝統を無視した「理屈」を平然と押しつける元凶は何処にあるのか。 それが、戦後体制、即ち、「日本国憲法体制」である。そして、この体制下での仕事に全身全霊を挙げて固執する官僚組織である。そう、女の子にカネを渡して酒を飲んで体に触って歓談することを、貧困調査だと言ってのけることができる者が出世する組織だ。 この組織は、たとえスターリンの下でも金正恩の下でも優秀な仕事ができる組織であり、マッカーサーの下で優秀さを発揮した実績を誇る組織、よって、未だにマッカーサー憲法に忠実で我が国の歴史と伝統を無視する組織だ。つまり所詮、親分が強い指示を与えれば、その通り動く組織である。 安倍内閣は、加計学園問題で、この組織の出世頭の「屁理屈」の馬鹿さ加減に辟易したのであるから、この重要問題をこの組織に任せず、強い指示を出してその通り動かさねばならなかった。ましてをや、安倍内閣は、「戦後体制からの脱却」を掲げ「日本を取り戻す」ことを目的とするのではなかったのか。 では、何故、この度の皇統の継承、皇統連綿という、我が国、日本が、日本であるための最深かつ最重要の要(かなめ)のことに関し、官僚組織の屁理屈に流されずに、皇統継承の深奥を直視して、適切な用語を重視して、言葉において、戦後体制から脱却し、日本を取り戻そうとしないのか。 私は、平成二十八年八月八日の今上陛下のお言葉に関して述べられた次の皇后陛下のお言葉を思い起こし、胸が痛む。 八月に陛下の御放送があり ・・・謹んでこれを承りました。 ただ、新聞の一面に「生前退位」という大きな活字を見たときの衝撃は大きなものでした。 それまで私は、歴史の書物の中でもこうした表現に接したことが、一度もなかったので、一瞬驚きとともに、痛みを覚えたのかもしれません。私の感じ過ぎであったかもしれません。 ○○○○ ▼▼▼ ○○○○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ★宮崎正弘の最新刊 『連鎖地獄』 ★宮崎正弘の最新刊 『連鎖地獄』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ 宮崎正弘『連鎖地獄 ―日本を買い占め、世界と衝突し、自滅する中国!』(ビジネス社) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ ――習近平が「独裁権力を確保した」なんて、殆ど冗談に近い。習近平は信長のように「高転びに転ぶ」。 ――習近平独裁体制の実態は「空の城」だ! ――中国繁栄の裏側に拡がる暗澹たる闇を照射し、そのリアルな実態を報告する。中国が公表したGDP世界第二位は嘘、外貨準備高世界一はフェイク統計であり、海外へ逃げた外貨は4兆ドル。すぐ目の前にきている「不動産バブル崩壊」。上海株式が持ち直しているかに見えるのは習近平が命令した、中国政府が株を買っているからだ! ――「中国経済の瓦解」はリーマンショックの十倍規模になる! <目次> プロローグ――世界「連鎖地獄」の危機 第一章 中国のGDPはゼロ成長、外貨準備はスッカラカン 第一節 粉飾の「バベルの塔経済」が崩壊する 第二節 経済改革失敗で北朝鮮と戦争をする 第二章 習近平がひた隠す「一帯一路」、じつは大失敗 第三章 国内開発プロジェクトも支離滅裂 第四章 権力闘争とは利権争奪戦でもある 第五章 中東、中南米、アフリカでも「反中国感情」が荒れ始めている 第一節 中国を凌駕する魑魅魍魎の中東情勢 第二節 中南米、アフリカをめぐる暗闘 エピローグ――日本を間接侵略せよ https://www.amazon.co.jp/dp/4828419942/ (定価1188円) 在庫僅少! ◎◎◎◎◎ ◎◎◎◎◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ アンディチャンのコラム ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ セクハラは大きな問題、女性蔑視である。民主主義だ、男女平等だと言いながら21世紀になった今でもセクハラは後を絶たない @@@@@@@@@@@@@@@@@ アメリカはセクハラで大騒ぎしている。二か月ほど前に起きたハーヴェイ・ワインシュタイン映画監督のセクハラで50人ぐらいの女性が名乗り出た。これが契機となっていろいろな有名人、俳優、テレビ解説者、教師、牧師、スポーツ監督などがメディアで告発されるようになった。 ニューヨークやロスアンジェルスなどの大都市ではMe Tooと名付けた女性団体が連日のように街頭でデモ行進している。これに続いて政治家のセクハラ問題が起きたので政治そっちのけで大騒ぎとなった。野次馬は政治よりセクハラに興味がある。 毎日のメディアのトップニュースがセクハラ問題である。ある女性がセクハラされたと告発すると、すぐに別の女性も名乗りでる。告発された男性はたいてい謝罪と辞職を要求される。昨日のニュースではCBSテレビのホストを務めるチャーリー・ローズのセクハラが数人の女性に糾弾され、CBSは慌ててローズ氏を降板させた。 ●アラバマ州の選挙 アラバマ州では、トランプ大統領がセッション上院議員を司法長官に任命したため空席になった上院議員の補欠選挙が12月12日に行われる。二週間ほど前にNYTimesの出した記事で、当時14歳だった女性が共和党の候補者ロイ・モーア氏にセクハラされたと名乗りでた。 これは30数年前のことで、モーア氏は当時32歳だったと言う。すると彼女に続いてモーア氏にセクハラされたと言う女性が5人も名乗りでた。モーア候補は彼女らの告発をぜんぶ否認し、民主党側の政治的陰謀、でっち上げだと反論した。 しかし、マッコーネル上院議長をはじめとする多くの共和党議員はモーアよりも女性側の言い分を信じると発表し、モーア氏に候補取り下げを要求したが、モーア氏は名誉に関わる大事だとして候補取り下げを拒否した。 上院では共和党議員が52名で2票の過半数を保っている。モーア氏が落選すれば51票となり、半数の50票に一票だけ多い状況となる。つまりアラバマ州の選挙は共和党にとって大切な選挙である。 だが共和党上院議員のうち42名がモーア氏のセクハラを重大視し、たとえ過半数優勢を失ってもセクハラ議員を受け入れることは出来ない、モーア氏が当選しても共和党から追放すると言う。国会では議員の政党追放が起きたのは只一度しかない。政党として立派な態度である。 つまり共和党はモーア氏を完全に見放したのである。このような状態で彼が選挙活動を続けることは難しい。しかし彼が辞めたら共和党側はいますぐ別の候補者を立てることになる。投票まであと三週間しかない。つまりモーア氏が選挙に出ても出なくても民主党候補の当選はほぼ確実である。 ●民主党側のセクハラ醜聞 共和党側がモーア氏のセクハラ問題で頭を痛めているうちに民主党側にもスキャンダルが起きた。民主党のアル・フランケン上院議員が20年ほど前にラジオ解説者の女性対するセクハラ写真が公開されたのである。写真と言う確証があるのでフランケン議員は直ちに謝罪発表をしたが、さらに二人目の女性が名乗り出ていよいよ窮地に陥り、辞任を要求する声が出てきた。しかしフランケン議員は辞職するとは言わないし、民主党議員や民主党党首も辞職を要求していない。 フランケン議員のセクハラ写真が出たあと、更にジョー・バイデン元副大統領 のセクハラ写真も公開された。続いてカリフォルニアのラウル・ボカネガ州議員がセクハラ問題で年末に辞職すると発表した。セクハラは民主党の政治家にも多かったのだ。 ●クリントン大統領はセクハラの元祖 民主党にとって共和党のようにセクハラ問題に断固たる態度がとれない。 その最大の理由はビル・クリントン大統領の25年前のルーインスキー事件である。クリントンはテレビで二回も嘘を吐き、検察に精液の付いたドレスを示されてもオーラルセックスはセックスではないとウソを吐きとおした。それなのに、下院のクリントン弾劾案を民主党優勢の上院が却下したのだ。クリントンは弾劾を免れたが嘘を吐きとおした廉で弁護士資格を永久に失った。 あれから25年経ってセクハラが社会の大問題となると民主、共和両党でビル・クリントンがセクハラ元祖だと言う議員がでてきて、クリントン大統領を弾劾できなかったことは正義ではなかったと言う民主党議員もいる。後悔しても遅いかもしれないが過ちを認める新しい風紀は歓迎すべきだろう。但しヒラリーにとっては政治生命を失う大事だ。 ヒラリーは15日のNBCのテレビ対談で、ルーインスキー問題は既に何度も議論されたことだと発表した。 あたかも夫のビル・クリントンが無罪だったような発言で顰蹙を買った。ヒラリーは女性の代表で女性の保護者を気取っていたが、夫の醜聞を弁護する態度で女性の反撥を買った。 ●セクハラのない明るい社会 この二か月で多くの権力者が糾弾されたがこれは氷山の一角に過ぎない。数日前に発表されたニュースでは、国会内で過去10数年の間にセクハラ問題を解決するために15,000,000ドルを払ったと言う。毎年百万ドル以上の税金で国会議員と職員の間に起きたセクハラが公開されることを未然に防いだのである。国民の血税を使ってセクハラを隠蔽する権利が国会にあるのかと疑問を呈した人も居る。 セクハラは大きな問題、女性蔑視である。民主主義だ、男女平等だと言いながら21世紀になった今でもセクハラは後を絶たない。ワインシュタインのセクハラが契機となって被害を受けた女性が名乗り出たのは喜ばしいことだ。 政治家だろうと権力者だろうとセクハラは許されない。クリントンやその他、セクハラをした悪人を摘発し、セクハラのない男女平等の明るい社会になることを期待したい。 □▽◇◎○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 憂国忌(第四十七回三島由紀夫氏追悼会)のご案内 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ とき 平成29年11月25日(土曜) 午後二時 ところ 星陵会館大ホール(千代田区永田町) http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html 資料代 2000円(学生千円) どなたでも予約なしで御参加いただけます。 <プログラム> 総合司会 佐波優子 1400 開会の辞 富岡幸一郎(鎌倉文学館長) 1405 奉納演奏 薩摩琵琶「城山」(島津義秀=加治木島津家13代当主) 1430 シンポジウム「西郷隆盛と三島由紀夫」 (パネラー。五十音順、敬称略) 桶谷秀昭(文藝評論家) 新保祐司(文藝評論家、都留文科大学教授) 松本 徹(文藝評論家、三島文学館前館長) 渡邊利夫(拓殖大学前総長、学事顧問) 水島 総(司会兼 日本文化チャンネル桜代表) 1615 追悼挨拶 女優 村松英子 1625 閉会の辞 玉川博己 事務局からお知らせ 1630「海ゆかば」全員で合唱 ◎◎◎□▽◎□▽◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 近刊予告 12月5日発売の最新刊予告です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪♪ 宮崎正弘『AIが文明を衰滅させる =ガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ ――文明の果て、ガラパゴスでは日本人が失った「適者生存」の原則が生きていた この古代動物が生き残っている現場で、次のAI文明を考えてみた! 来るべきAI時代の真の姿とは何か? 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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<北朝鮮 は「テロ支援国家」、トランプ大統領が再指定
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それはご先祖の血である。 林千勝氏の労作は、この近衛文麿という日本歴史上、希な『無責任男』の先祖をたどって藤原氏に行き着くところから始まる。 中大兄皇子は蘇我入鹿を暗殺し、その功大だった中臣鎌足に『藤原氏』を名乗らせる。その後、藤原氏の権勢は拡大し、栄耀栄華を誇った。 頂点にたったのが藤原道長だった。 「この世をば わが世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば」 その藤原氏嫡流の五摂家トップが近衛氏であり、九条、一条、二条、鷹司家の筆頭の家柄である。 文麿は僅か十二歳で近衛家の当主となり、その「本心には、『華族』の軛から逃れたいという気持もあった」と著者はいう。 そして進学した一高で「同じクラスになったのが、生涯の友となり、後に文麿の死の直前にも立ち会うことになる山本有三と後藤隆之介」だった。 マルクス主義に被れた時期もあるが、父親のポストを嗣いで東亜同文書院の院長として「支那」に行き、アジアの諸民族の団結を訴える論文を書き始める。 その激越な論文の代表作が「英米本位の平和主義を拝す」「世界の現状を改造せよーー偽善的平和論を排撃する」などナショナリズムに溢れる内容のものだったのである。 近衛政権は「支那事変勃発直前から日本軍による南進と真珠湾攻撃の五十日前まで、まさに戦前の激動期に我が国の政治中枢を」担った。 しかし、支那事変は中国共産党の企みに乗せられ、挑発に誘導されてしまった。近衛は「そもそも日本の北支進出に肯定的」だったし、「事変拡大を煽動する声明を出し陸軍や世論を」煽った人物である。右と左に分裂しているのである。 「『国民政府を相手にせず』と声明したり、事変拡大を予算面で手当てしながら、不拡大政策については不作為の連続」。反対した石原莞爾を更迭する。 近衛首相肝いりの「昭和研究会」を梃子に、事変拡大、『東亜新秩序』『大東亜共栄圏』を打ち出した。中心には親友の一人、後藤隆之介がいた。 まさにこの「昭和研究会」こそが、コミンテルンのスパイの巣窟であり、ゾルゲに機密情報を漏らし続けた尾崎秀実らが暗躍した。結果的に近衛は、これらの共産主義者を駒として利用していたのだ。 「国家総動員法」「総力戦体制」「日独伊三国同盟」はすべて、近衛政権における政策である。側近には筋金入りの共産主義者で反米親中の風見章もいた。つまり「近衛は風見という確信的は共産主義者を政権中枢にいれて、共産主義者たちが企図する敗戦革命を自らの覇権獲得計画におりこみ利用した」 と著者は推量している。 一方で近衛は陸軍皇道派にも近付き、共産主義ではないポースをとりながら、他方で和平工作も行ったというアリバイ工作づくりにも余念がなかった。まさに鵺的人間の正体が、こうした面妖な履歴から鮮明に読み取れる。 近衛の首尾一貫性のない奇怪な政治的奇跡を危なっかしく見てい、事態を冷静に観察していたのが鳩山一郎だった。 「『鳩山一郎日記』では、『新体制の正体不明』『近衛に日本を引き回されては堪えきれない』とのべています。また、ちまたにあふれ出したスローガン『贅沢は敵だ』はかつてレーニンが使用していた」(中略)「レーニンは先ずこのスローガンを宣伝して、次に『贅沢と貴族は敵だ』というスローガンを播(ママ)し、その次に『贅沢と貴族とクレムリンは敵だ』と宣伝した。現時の日本の状態は全くレーニン初期時代に髣髴す」と鳩山が書き残している。 しかも終戦が決まるや近衛はぬるりと変節し、天皇の退位を画策する。 「皇統の長い歴史を熟知し、ときにこれを繰って来た藤原氏の末裔である近衛にしてみれば、退位を想定してしない明治憲法下であっても天皇退位はあり得ないことではない」というのが近衛の感覚だったのである。 まさに「日本史上の鵺的な存在といわれる藤原氏の血と伝統にとって、明治の制度などは長い歴史におけるかりそめのものに感じられていた」 GHQがやってくると、近衛はマッカーサーに二度面会し、自分は和平工作を行ったなどと弁明した。 驚くべし、戦争責任を逃れ、近衛は戦後政治にもサバイバルしようと、野放図な、卑劣な考えをしていたことを意味し、その人生観に醜悪な野心が宿っていた。近衛は戦後政治にもゾンビのように甦ろうとしていた。 ところが、GHQの内部が共産主義者の浸透によって、想定外の占領政策と東京裁判がおこなわれるだろうことを直感した。 それでも東京裁判の準備に余念がなく、反証の文章も準備していた。こうした言動から見ても近衛文麿が自殺することは考えにくい。 となると、近衛の死は「自殺」だったのだろうか? 他殺ではないのか、と著者は言うのだ。 「自殺」に使われたことになっている青酸カリだが、死亡発見時にシアン化合物の毒性が残るものである。ところが発見者はすぐに窓を開けたりの措置がとられていない。前夜から近衛家に泊まり込んだ人々の証言がすべて異なっており、本書の終幕部分は関係者の証言の齟齬を丹念に拾いあつめ、比較しつつ、けっきょく近衛を邪魔とする勢力が『始末』したのではないかと物証をあげて、推察している。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ (読者の声1)貴誌5514号(11月21日)で豪のおける中国批判書籍の出版妨害、中国の内政干渉などが報告されています。豪は自由主義の国ですよね? なぜこんなことになっているのでしょう。 (JJセブン) (宮崎正弘のコメント)不動産投資、鉱山買収などチャイナマネーが唸り、しかも政治家への献金が制限されていないからです。さすがの豪も、あまりにも凄まじい中国の内政干渉を前に、米国のように外国からの献金禁止、外国ロビィの登録制などへと法改正の動きを見せています。 ▽□▽□◎□▽◎◇◎□◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ★宮崎正弘の最新刊 『連鎖地獄』 ★宮崎正弘の最新刊 『連鎖地獄』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ 宮崎正弘の最新刊(アマゾン「外交・国際関係」第1位!) ♪♪ 宮崎正弘『連鎖地獄 ―日本を買い占め、世界と衝突し、自滅する中国!』(ビジネス社) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 習近平が「独裁権力を確保した」なんて、殆ど冗談に近い。習近平は信長のように「高転びに転ぶ」。 習近平独裁体制の実態は「空の城」だ! 中国繁栄の裏側に拡がる暗澹たる闇を照射し、そのリアルな実態を報告する。中国が公表したGDP世界第二位は嘘、外貨準備高世界一はフェイク統計であり、海外へ逃げた外貨は4兆ドル。すぐ目の前にきている「不動産バブル崩壊」。上海株式が持ち直しているかに見えるのは習近平が命令した、中国政府が株を買っているからだ! いま、そこにある「中国経済の瓦解」はリーマンショックの十倍規模になるだろう。 <目次> プロローグ――世界「連鎖地獄」の危機 第一章 中国のGDPはゼロ成長、外貨準備はスッカラカン 第一節 粉飾の「バベルの塔経済」が崩壊する 第二節 経済改革失敗で北朝鮮と戦争をする 第二章 習近平がひた隠す「一帯一路」、じつは大失敗 第三章 国内開発プロジェクトも支離滅裂 第四章 権力闘争とは利権争奪戦でもある 第五章 中東、中南米、アフリカでも「反中国感情」が荒れ始めている 第一節 中国を凌駕する魑魅魍魎の中東情勢 第二節 中南米、アフリカをめぐる暗闘 エピローグ――日本を間接侵略せよ https://www.amazon.co.jp/dp/4828419942/ (定価1188円) 在庫僅少! ◎◎◎◎◎ ◎◎◎◎◎ ♪ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 憂国忌(第四十七回三島由紀夫氏追悼会)のご案内 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ とき 平成29年11月25日(土曜) 午後二時 ところ 星陵会館大ホール(千代田区永田町) http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html 資料代 2000円(学生千円) どなたでも予約なしで御参加いただけます。 <プログラム> 総合司会 佐波優子 1400 開会の辞 富岡幸一郎(鎌倉文学館長) 1405 奉納演奏 薩摩琵琶「城山」(島津義秀=加治木島津家13代当主) 1430 シンポジウム「西郷隆盛と三島由紀夫」 (パネラー。五十音順、敬称略) 桶谷秀昭(文藝評論家) 新保祐司(文藝評論家、都留文科大学教授) 松本 徹(文藝評論家、三島文学館前館長) 渡邊利夫(拓殖大学前総長、学事顧問) 水島 総(司会兼 日本文化チャンネル桜代表) 1615 追悼挨拶 女優 村松英子 1625 閉会の辞 玉川博己 事務局からお知らせ 1630「海ゆかば」全員で合唱 ◎◎◎□▽◎□▽◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 近刊予告 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪♪♪♪ 12月5日発売の最新刊予告です。 宮崎正弘『AIが文明を衰滅させる =ガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ ――文明の果て、ガラパゴスでは日本人が失った「適者生存」の原則が生きていた この古代動物が生き残っている現場で、次のAI文明を考えてみた! 来るべきAI時代の真の姿とは何か? 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水曜日, 11月 22, 2017
宮崎正弘の国際ニュース・早読み < ミャンマー再孤立の いまがチャンスと中国
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(定価1188円) 在庫僅少! ◎◎◎◎◎ ◎◎◎◎◎ ♪ @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 憂国忌(第四十七回三島由紀夫氏追悼会)のご案内 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ とき 平成29年11月25日(土曜) 午後二時 ところ 星陵会館大ホール(千代田区永田町) http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html 資料代 2000円(学生千円) どなたでも予約なしで御参加いただけます。 <プログラム> 総合司会 佐波優子 1400 開会の辞 富岡幸一郎(鎌倉文学館長) 1405 奉納演奏 薩摩琵琶「城山」(島津義秀=加治木島津家13代当主) 1430 シンポジウム「西郷隆盛と三島由紀夫」 (パネラー。五十音順、敬称略) 桶谷秀昭(文藝評論家) 新保祐司(文藝評論家、都留文科大学教授) 松本 徹(文藝評論家、三島文学館前館長) 渡邊利夫(拓殖大学前総長、学事顧問) 水島 総(司会兼 日本文化チャンネル桜代表) 1615 追悼挨拶 女優 村松英子 1625 閉会の辞 玉川博己 事務局からお知らせ 1630「海ゆかば」全員で合唱 ◎◎◎□▽◎□▽◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 近刊予告 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪♪♪♪ 12月5日発売の最新刊予告です。 宮崎正弘『AIが文明を衰滅させる =ガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ ――文明の果て、ガラパゴスでは日本人が失った「適者生存」の原則が生きていた この古代動物が生き残っている現場で、次のAI文明を考えてみた! 来るべきAI時代の真の姿とは何か? 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日曜日, 11月 19, 2017
宮崎正弘の国際ニュース・早読み (日曜版) 読書特集号
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偽造文書や讒言、でっち上げで他人を貶め、その犠牲のうえにあぐらをかく。まるで吸血鬼。それがドイツであり、韓国であり、オランダであり、世界の七つの海を支配し日本にぼかんとやられて今もって逆恨みする英国。その悪魔の総大将がアメリカだったし、いまの中国である。 それを日本で代弁しているのが「アカが書き、ヤクザが売って、バカが読む」メディア、つまり朝日新聞である。 この新聞ときたら「良識ある保守派」を「極右」と書き散らし、極左暴力団を「市民」と書いて印象操作を平然とおこなってきたし、いまも続行中である。最近も「もりかけ」とかの架空のスキャンダルをでっち上げ、安倍政権を追い込んだつもりだったが、結果は自民党の圧勝だった。 かくして濃霧のようにもやもやした世相に、快刀乱麻を断つがごとくに、迷妄を叩き斬る。この高山節の快音がまた響き渡った。まさに清涼飲料をまとめて百本飲んだごとき爽快感。 さて本書は『週刊新潮』に過去一年ほど連載されたコラムから選んだものだから、一度読んだ記憶もあるが、改めてテーマわけで読み直すと、読後感にもふくらみが出てくる。 本書はシリーズ第十二弾。主眼はアメリカの傲慢と迷妄と、その中国とあまり変わらないエゴイズム、挙げ句は自らの大虐殺を隠蔽し、日本が悪いことにしたGHQ歴史観がなした出鱈目な日本攻撃の批判に置かれている。 中国の傲慢と抜け目のなさにも多くのページが割かれており、カンボジアのキリングフィールド、ベトナムと中国の戦争の本質に触れている。 カンボジアの混沌と迷走、あの敬虔な仏教との国は、中国に弄ばれた。中国が仕掛けた陰謀の犠牲になったのだ。 カンボジア人だが、根っから華僑出自のイエン・サリが北京に呼ばれた。ベトナムが「最近ソ連とくっつき、本家筋の毛沢東政権をないがしろにしてきた。米軍がベトナムから撤退した今、ベトナムをこのままソ連衛星国にさせたのでは中国のメンツが潰される。ついてはカンボジアに親中国勢力を作り、背後からベトナムを攻めろ。前からは中国がやっつけてやる」(105p)。 かくして大量の武器がカンボジアにわたり、イエン・サリ一派は北の農村でベトナム人農民を大量に虐殺した。メコン河はベトナム農夫の死体で埋め尽くされ、つぎに都会から農村に知識人らを下放した。ベトナム系を選別して虐殺したのだ。 しかしベトナム人だけを処刑したら意図がばれるので、故意に華僑墓地を処刑場として選び、ついでに華僑も殺害した。 ベトナムは反撃にうつり、ポルポト派を蹴散らす。そこでトウ小平は人民解放軍50万を投入し、戦局の打開を図ろうとしたが、逆にベトナム正規軍にコテンパンにやられた。イエン・サリは山賊と化して、やがて降伏し、2007年に国際法廷に立たされた。 ところが「国際法廷事務局に中国人のミッシェル・リー(李志英)がいた。彼女は職権を使ってポルポト派の虐殺をどこが支援したか、なぜ大量の中国製対人地雷があるのかも含め、すべての『審問』から『中国』を消し去った」(107p) その地雷を除去し、カンボジア和平に汗を流し、膨大な援助をなしたのが、我が国である。シアヌーク国王は日本に心の底から感謝した。だからカンボジアはずっと親日国家だった。 キリングフィールドの惨劇の記憶が希釈され、若い世代がカンボジアに登場すると、中国の犯罪的行為は忘れ去られる。 先週、プノンペンで評者(宮崎)が目撃したことはフンセン首相一派のあまりに偏向した親中路線。彼はアセアン会議でつねに中国を代弁し共同声明から中国批判を消し去る代理業務と展開する。かわりに中国は、日本の六倍の巨費をプノンペンに注ぎ込んで、そこかしこに高層ビル、豪華マンションを建て、いつの間にかプノンペン中心部は華僑支配区域と化けてしまっていた。 靜かに着実に、そして巧妙に、気がつけばカンボジアはまたも中国に汚染されている。反対派はフンセン首相一味の弾圧で国外にあり、しかし日本は軍事力なく政治介入を躊躇い、アメリカは、じつはカンボジア問題に興味を失っている。 次の悲劇がいつ起こるとも知れない。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 西尾氏「アメリカは間違いなく峠を越している」 中西氏「アメリカは百年前の水準にすっかり落ちてきている」 ♪ 西尾幹二 v 中西輝政 (司会 柏原竜一)『日本の世界史的立場を取り戻す』(祥伝社) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 現代日本人に覇気がない。活力がない。いや自らを自信をもって語る思想がない。 トランプが否定した「ポリティカル・コレクトネス」(言葉狩り)の先を突っ走りながら、それが何かを十分い咀嚼せず、その意味さえ分からず、自分が立つべき位置(これが世界史的立場)を客観視できず、つまりは拠って立つ基盤を喪失しかけているのが、日本ではないのか。 宮沢、橋本政権から小泉扁米政権に至って、日本の経済を駄目にしてしまった「金融のグローバリズム」なるものは日本の歴史とは無縁の思想である。 日本の大英雄だった楠木正成を避けて乱世史観の講釈師となった司馬遼太郎が、まだ売れていること自体、日本人自身が精神的基盤を失ってしまったからに他ならない。テレビや雑誌をみても、アジビラの左翼新聞と変わらない意見を吐く「オピニオンリーダー」が跋扈している。 戦後日本を呪縛しているのは「東京裁判史観」とGHQの日本破壊工作、洗脳工作の残滓、むしろそれに固執して、日本文明の深化、発展を阻害している正体こそ、歴史の亡霊なのである。 無思想で漂流し続ける日本に、求められているものとは何かを本書は追求する。 ふたりの碩学はキリスト教の根源になるユダヤ教、そこから派生したユダヤ教を概括しつつも、カソリックから別れたプロテスタントこそが革命と動乱の原因となった世界史を総括的に議論し、行き着くのはアメリカという国の悪辣さ、その正確の悪さの淵源にある、面妖な思想、というより勝手な思いこみを抉り出す。 したがって日米同盟の重要性を訴えるまでの安倍外交を認めても、「普遍的価値の共有」などとアメリカに追従する安倍の姿勢はおかしいと徹底的に批判する。 俄然、文明史の解釈が転倒するような刮目すべき議論が最初から最後まで一貫して、熱っぽく語られるのだ。 明治維新後の新政府は、イスラムという巨大な文明を軽視し、欧米にひたすら近付いて「鹿鳴館ボケ」に浸かりきり、日本の重要な文化的価値を等閑視した。戦後は「アジア植民地解放」の戦争目的、それこそが日本の世界史的立場であったにも拘わらず、GHQになびき、「戦勝国」アメリカをお手本としてきた。 自らが自らの歴史を否定した。 その結果、国家の根幹にあるべき安全保障をアメリカの軍事力に依拠して、「普通の国」としての立ち位置も有耶無耶に誤魔化して、この異常を異常と感じない人間を産み、育て、国家破壊にいそしむ勢力を「革新」と呼ぶようにまで転落した。 しかし、そのアメリカが異常な国家であり、永続する筈がないのである。 冷戦がおわってアメリカのいう「自由と民主主義」が「全体主義」の共産圏に勝利したはずだったのに、「終わったはずの冷戦を(アメリカは) 戦い続けた」(中西氏)。「二十五年間、冷戦の残務整理」(西尾氏)。 それを「残務整理」と思っていなかったアメリカは湾岸戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争を戦い、NATOを東に拡大し、「きわめて攻撃的・膨張的で、冷戦時以上の覇権志向を前回させてきた。しかし、それはすべて挫折して、もう世界から引く時期が来たかも、と思い始めたのが(アメリカンファーストをいう)、トランプ当選に結びついた」(中西氏)。 だからパックスアメリカーナは終演するとふたりは見立てる。 西尾氏「アメリカは間違いなく峠を越している」といえば、中西氏は「アメリカは百年前の水準にすっかり落ちてきている」とし、アメリカは「カルト的国家だった」と言うのである。 だとすれば、今後の覇権は中国に移るのか? 西尾氏が「ヨーロッパの場合は、イスラムの圧力から逃れること、その動きの中で彼らの『近代』というものが生まれたのではないですか」と問うと、中西氏は 「現代中国もまた、このイスラム原理主義の滔々たる流れの時代に世界史的なスケールで台頭してきた(中略)。このイスラムと中華という、二つの『反ないし非キリスト教文明圏』が、欧米への対峙勢力として、世界史的に台頭してきたということを、より大きな文明史的展望において見る」べきであり、いずれ「イスラムと中華によるユーラシア規模の枢軸が、たとえばいまの『一帯一路』などの奇数に欧米を圧倒する時がまもなく来るかも知れない」 欧州はイスラムを拒否することによって近代化し、日本は中華を拒否することで日本独自の文化文明を再構築できた。 とどのつまり、いまの日本が近代を超克できるか、どうかは、文明の鏡としてきた『アメリカ』を克服できるかにかかっているのである。 ◇◇☆◇◇◇☆◇◇☆◇◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 雫石ANA衝突は自衛隊が悪者にされ、なだしおも、釣船のルール違反は無視された 同様に東電をスケープゴーツして誰々が責任を逃れたのか ♪ 川口マーン惠美『復興の日本人論』(グッドブックス) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ もともと東日本大震災は津波の被害が甚大だったのである。 それがいつしか「福島」に置き換わり、原発論議にひん曲がり、はては原発廃炉、ソフト・エネルギー推奨ときて、太陽光パネル、風力発電などという非効率極まりない徒労を背負い込み、無駄金が散在された。いまは電気自動車議論だ。 つまり誰かが仕掛けて、本来あるべきエネルギー議論をねじ曲げたのだ。評者(宮崎)はかねてから不思議に思っていた。 なぜ国家戦略の基本にあるエネルギー政策という本来の議論をしないのか。 地震も津波も自然災害であり、福島原発事故は東電に責任はなく、アメリカ製のボロを東電の技術でかろうじて運転してきたものであり、その後の東電の対策は称賛に値するのに誰も言い出さない。 原発を全部とめた分を、東電は水力・火力、はては地熱発電も利用して、しかも一度も東京停電を惹起せずに運営してきたのである。 その苦労を誰も褒めず、ひたすら東電をスケープゴーツに仕立ててきた。筆頭は新潟県知事。そして。。。。。。。。。 事態を悪化させたのは現場に乗り込んで間違った指示を出した菅直人であり、しかし犯罪に値する菅直人首相の行為を声高にとがめるメディアはなかった。 震災の日、評者はたまたま中国にあって、福建省・福州のホテルにいて、偶然スイッチを入れたテレビニュースで知った。 福州から成田への直行便はなく、翌日、上海まででて、二日間、航空機をまって帰国したが、驚くほどに東京の街は靜かで、モノレールはすいており、地下鉄はいつものように動いていた。電力供給が制限され、「計画停電」という死語が復活し、レストランの営業は九時までだった。 ちょうど帰国から二日後だったかに、著者の川口さんと食事の機会があった。酒を愉しんだあとにさて寿司をつまもうかという段で「まもなく閉店です」と八時頃にせかされたことだけはよく覚えている。 さて本書である。 福島で何が起きていたのか、川口さんは現場取材を重ねる裡に驚くべき事態を知ったのだ。現場重視のジャーナリストの真骨頂が活かされる。 マスコミといえば、針小棒大な被害報告はドイツのメディアが一番凄まじく、一方でアメリカ軍が展開した「トモダチ作戦」は小さくしか報じられず、賠償金に巨額の税金が費消されていた。 「その額は破格のもので、2017年までの賠償金の支払い総額が、7兆5000億円。それどころか、賠償、除染、廃炉、中間貯蔵施設を含めた予算の総額は、22兆円にものぼる」というのだ。 北海道の江差に行くと「ニシン御殿」が残っている。往時の繁栄が偲ばれる。東北の一部に「ホタテ御殿」がある。豊漁の時代に金満家となった漁師らが豪邸を競った。 いま福島へ行くと「賠償御殿」が建っている。 この問題は次のことを派生させてしまった。 すなわち「(1)津波の被害も原発事故の影響も受けていない福島県民と、(2)潤沢な賠償を受け取っている原発事故の避難者、そして(3)賠償などもらえない津波の被災者という三者のあいだに、かなりの気持のすれ違いが起きていた」のだ。 ところが「誰も本当のことを言えない圧迫感が漂っていうように感じた」。このタブーを書くべきか、本来原発の取材に行ったはずの川口さんは迷う。 取材に協力してくれた福島のひとから「本当の復興のために、(現地の人が直接語るのを憚る)真実を明らかにして」という励ましを受けて、本書に挑んだ。 まさにタブーに挑戦し、日本の問題点をしっかりと抉ったのが本書である。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ (読者の声1)「日本文化チャンネル桜」から番組予告です。 番組名:「闘論!倒論!討論!2017 日本よ、今...」 テーマ:経済討論「世界経済の中の日本」( 放送予定:12月2日(土)20:00-23:00 日本文化チャンネル桜(スカパー!528チャンネル) 「YouTube」「ニコニコチャンネル」「Fresh!」オフィシャルサイト インターネット放送So-TV <パネリスト:50音順敬称略> 島倉 原(経済評論家・株式会社クレディセゾン主任研究員) 高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長) 田中秀臣(上武大学教授) 田村秀男(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員) 宮崎正弘(作家・評論家) 渡邉哲也(経済評論家) 司 会: 水島 総(日本文化チャンネル桜 代表) ▽□◎ど▽□◎く□▽◎し□◇◎ゃ▽□◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ★宮崎正弘の最新刊 『連鎖地獄』 ★宮崎正弘の最新刊 『連鎖地獄』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ まもなく発売です。宮崎正弘の近刊予告 アマゾン「外交・国際関係」早くも第1位(11月19日) ♪♪♪ 宮崎正弘『連鎖地獄』(ビジネス社、1188円) @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 独裁権力を確保したなんて、殆ど冗談に近い。 習近平は信長のように「高転びに転ぶ」。習近平独裁体制は「空の城」だ! 中国繁栄の裏側に拡がる暗澹たる闇を照射し、そのリアルな実態を報告する。中国が公表したGDP世界第二位は嘘、外貨準備高世界一はフェイク統計であり、海外へ逃げた外貨は4兆ドル。すぐ目の前にきている「不動産バブル崩壊」。上海株式が持ち直しているかに見えるのは習近平が命令した、中国政府が株を買っているからだ! いま、そこにある「中国経済の瓦解」はリーマンショックの十倍規模。まさに超弩級の金融危機となる可能性が高い! <目次> プロローグ――世界「連鎖地獄」の危機 第一章 GDPはゼロ成長、外貨準備はスッカラカン 第一節 粉飾の「バベルの塔経済」が崩壊する 第二節 経済改革失敗で北朝鮮と戦争をする 第二章 習近平がひた隠す「一帯一路は大失敗」 第三章 国内開発プロジェクトも支離滅裂 第四章 権力闘争とは利権争奪戦でもある 第五章 中東、中南米、アフリカでも「反中国感情」が荒れ始めている 第一節 中国を凌駕する魑魅魍魎の中東情勢 第二節 中南米、アフリカをめぐる暗闘 エピローグ――日本を間接侵略せよ 11月21日発売です。下記で予約受付中。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4828419942/ref=s9u_simh_gw_i3?ie=UTF8&pd_rd_i=4828419942&pd_rd_r=24c0c189-cb4a-11e7-a6b2-2978f9713900&pd_rd_w=kmzJL&pd_rd_wg=ck0z6&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=&pf_rd_r=K40ESR1NKYGEW4GRSGAE&pf_rd_t=36701&pf_rd_p=d4802771-73ad-49b1-a154-90aaec384d3e&pf_rd_i=desktop ◎◎◎◎◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 新刊のご案内 宮崎正弘の新刊のご案内 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ 大好評発売中(再版出来!) 『西郷隆盛 ――日本人はなぜこの英雄が好きなのか』(海竜社、1620円) 類書のなかで、唯一、西?隆盛と三島由紀夫の憂国の行動と思想を比較した本 「美しい本である」(小川榮太?氏、『正論』12月号書評より) https://www.amazon.co.jp/%E8%A5%BF%E9%83%B7%E9%9A%86%E7%9B%9B%E2%80%95%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%81%93%E3%81%AE%E8%8B%B1%E9%9B%84%E3%81%8C%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%AE%AE%E5%B4%8E-%E6%AD%A3%E5%BC%98/dp/4759315632 (定価1620円) ♪ 12月5日発売の最新刊予告です。 宮崎正弘『AIが文明を衰滅させる =ガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社) https://www.amazon.co.jp/dp/4286193462/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1510997475&sr=1-1 ♪♪♪♪ <宮崎正弘新刊ラインアップ> 『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(育鵬社、1512円) 『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる』(徳間書店。1080円) 『日本が全体主義に陥る日 旧ソ連圏30ヵ国の真実』(ビジネス社、1728円) 『トランプノミクス』(海竜社、1080円) 『トランプ熱狂、アメリカの反知性主義』(海竜社、1404円) 『世界大乱で連鎖崩壊する中国、日米に迫る激変 』(徳間書店、1080円) 『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社、1512円) 『吉田松陰が復活する』(並木書房、1620円) ♪♪ <宮崎正弘の対談シリーズ> +++++++++++++ 宮崎正弘 v 河添恵子『中国、中国人の品性』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 渡邊惣樹『激動の日本近現代史 1852-1941』(ビジネス社) 宮崎正弘 v 藤井厳喜『韓国は日米に見捨てられ、北朝鮮と中国はジリ貧』(海竜社) 宮崎正弘 v 福島香織『暴走する中国が世界を終わらせる』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 高山正之『日本に外交はなかった』(自由社、1080円) 宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 宮脇淳子『中国壊死』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円) 宮崎正弘 v 室谷克実『赤化統一で消滅する韓国、連鎖制裁で瓦解する中国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、以上4つは1080円) 宮崎正弘 v 石平 『いよいよ、トランプが習近平を退治する!』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 石平『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 渡邉哲也『世界大地殻変動でどうなる日本経済』(ビジネス社、1404円) 宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円) ♪ <宮崎正弘の鼎談シリーズ> +++++++++++++ 宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円) 宮崎正弘 v 石平、福島香織『中国バブル崩壊の全内幕』(宝島社、1296円) 宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版) ◎◎◎◎◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (C)有限会社・宮崎正弘事務所 2017 ◎転送自由。転載の場合、出典明示 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ─────────────────────────────────── ■今回の記事はいかがでしたか? 下記ページより、あなたが記事の評価を行う事ができます! http://melma.com/score_A0l0CQxqg0VCeEKaF1bdXqDqcb721dc0/ □このメルマガのバックナンバーやメルマガ解除はこちら http://melma.com/backnumber_45206/ □その他のメルマガ解除や登録メルマガの検索はこちら http://melma.com/contents/taikai/ ───────────────────────────────────
宮崎正弘の国際ニュース・早読み <債務不 履行に陥ったベネズエラに中国、露西亜が助け舟
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習近平独裁体制は「空の城」だ! 中国繁栄の裏側に拡がる暗澹たる闇を照射し、そのリアルな実態を報告する。 公表GDP世界第二位は嘘、外貨準備高世界一はフェイク統計であり、海外へ逃げた外貨は4兆ドル。すぐ目の前にきている「不動産バブル崩壊」。上海株式が持ち直しているかに見えるのは政府が株を買っているからだ! いま、そこにある「中国経済の瓦解」はリーマンショックの十倍規模になるだろう。 まさに超弩級の金融危機となる! <目次> プロローグ――世界「連鎖地獄」の危機 第一章 GDPはゼロ成長、外貨準備はスッカラカン 第一節 粉飾の「バベルの塔経済」が崩壊する 第二節 経済改革失敗で北朝鮮と戦争をする 第二章 習近平がひた隠す「一帯一路は大失敗」 第三章 国内開発プロジェクトも支離滅裂 第四章 権力闘争とは利権争奪戦でもある 第五章 中東、中南米、アフリカでも「反中国感情」が荒れ始めている 第一節 中国を凌駕する魑魅魍魎の中東情勢 第二節 中南米、アフリカをめぐる暗闘 エピローグ――日本を間接侵略せよ 11月21日発売です。下記はアマゾンで予約受付中。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4828419942/ref=s9u_simh_gw_i3?ie=UTF8&pd_rd_i=4828419942&pd_rd_r=24c0c189-cb4a-11e7-a6b2-2978f9713900&pd_rd_w=kmzJL&pd_rd_wg=ck0z6&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=&pf_rd_r=K40ESR1NKYGEW4GRSGAE&pf_rd_t=36701&pf_rd_p=d4802771-73ad-49b1-a154-90aaec384d3e&pf_rd_i=desktop ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 新刊のご案内 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『西郷隆盛 ――日本人はなぜこの英雄が好きなのか』(海竜社、1620円) 類書のなかで、唯一「西?隆盛と三島由紀夫の憂国の行動、思想を比較した」 『美しい本である』(小川榮太?氏、『正論』12月号書評より) 再版出来! https://www.amazon.co.jp/%E8%A5%BF%E9%83%B7%E9%9A%86%E7%9B%9B%E2%80%95%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%81%93%E3%81%AE%E8%8B%B1%E9%9B%84%E3%81%8C%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%AE%AE%E5%B4%8E-%E6%AD%A3%E5%BC%98/dp/4759315632 (定価1620円) ♪♪♪♪ <宮崎正弘新刊ラインアップ> 『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(育鵬社、1512円) 『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる』(徳間書店。1080円) 『日本が全体主義に陥る日 旧ソ連圏30ヵ国の真実』(ビジネス社、1728円) 『トランプノミクス』(海竜社、1080円) 『トランプ熱狂、アメリカの反知性主義』(海竜社、1404円) 『世界大乱で連鎖崩壊する中国、日米に迫る激変 』(徳間書店、1080円) 『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社、1512円) 『吉田松陰が復活する』(並木書房、1620円) ♪♪ <宮崎正弘の対談シリーズ> +++++++++++++ 宮崎正弘 v 河添恵子『中国、中国人の品性』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 渡邊惣樹『激動の日本近現代史 1852-1941』(ビジネス社) 宮崎正弘 v 藤井厳喜『韓国は日米に見捨てられ、北朝鮮と中国はジリ貧』(海竜社) 宮崎正弘 v 福島香織『暴走する中国が世界を終わらせる』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 高山正之『日本に外交はなかった』(自由社、1080円) 宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 宮脇淳子『中国壊死』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円) 宮崎正弘 v 室谷克実『赤化統一で消滅する韓国、連鎖制裁で瓦解する中国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、以上4つは1080円) 宮崎正弘 v 石平 『いよいよ、トランプが習近平を退治する!』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 石平『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 渡邉哲也『世界大地殻変動でどうなる日本経済』(ビジネス社、1404円) 宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円) ♪ <宮崎正弘の鼎談シリーズ> +++++++++++++ 宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円) 宮崎正弘 v 石平、福島香織『中国バブル崩壊の全内幕』(宝島社、1296円) 宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版) ◎◎◎◎◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (C)有限会社・宮崎正弘事務所 2017 ◎転送自由。転載の場合、出典明示 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ─────────────────────────────────── ■今回の記事はいかがでしたか? 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宮崎正弘の国際ニュース・早読み
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However, we are disgusted that the “International Solidarity Committee,” comprised of members from eight different countries, continues to insist that the comfort women were “sex slaves”, even though they cite an official report, “UNITED STATES OFFICE OF WAR INFORMATION Psychological Warfare Team Attached to U.S. Army Forces India-Burma Theater Japanese Prisoner of War Interrogation Report No. 49,” in their list of evidence. In this report issues by the US government, the preface unambiguously stated that: “A "comfort girl" is nothing more than a prostitute or "professional camp follower" attached to the Japanese Army for the benefit of the soldiers. The word "comfort girl" is peculiar to the Japanese.” We strongly hope that the issue be openly discussed based on historical facts by the two groups, together with the people concerned, free from emotion and preconceived notions. (「史実を世界に発信する会」会長代行 茂木弘道) ♪ (読者の声3) 二宮報徳会 第120回 定期講演会のご案内です。 記 とき 11月19日(日) 13時30分~16時30分 (受付 13時00分) ところ 靖国会館 「偕行の間」 (靖国神社 境内) 講師 長谷川浩子(女龍馬の会 代表) 演題 「人生起き上がりこぼし ~いじめてくれてありがとう!お金はなくてもビルは建つ!」 参加費 1,500円 (学生 500円) (懇親会:17時00分より別会場にて予定 / 会費 3,500円 連絡先:事務局 藤田 080-5543-0111 MAIL: houtoku_kai@yahoo.co.jp ※ 当日受付も可能ですが、資料準備等のため、事前にご連絡ください。お席を用意いたします。是非ご参加ください。 (二宮報徳会 理事 小松隆夫) ♪ (読者の声4)「とびっきりの講演会」のお知らせ。毎回ご高評ですが、予約制ですのでご注意下さい 記 とき 12月7日(木)PM6:00~?定員 先着90名(要予約) ところ 神奈川県民サポートセンター3F 304号会議室 (JR横浜駅西口徒歩3分ヨドバシカメラ裏手) 講師 日本未来研究センター理事長・前同志社大学大学院教授・経済学博士 山口 薫 先生 演題 「世界経済と公共貨幣を考察する」 問い合わせ先 045-263-0055. (時事問題研究会) ♪ (読者の声5)「 家村中佐の兵法講座 兵法書として読む『古事記』『日本書紀』」のご案内です。 日本最古の史書とされる『古事記』『日本書紀』には、遠い昔から今に伝わる日本人の戦争観や武力行使のあり方など、現代においても十分に役立つ最高の兵法書としての教えが数多あります。今回の兵法講座では、世界最古の土器・鉄器文明である「縄文文明」という基盤の上に、国としての強力な統制による水田稲作中心の豊かな農耕生活「弥生文化」を東へ拡大していくための最初の戦い「神武東征」、神武天皇の志を継がれた上古の歴代天皇やその皇子が弥生文化圏を東国(関東~東北地方)に拡大されていく過程などについて、ビジュアルに、分かりやすく解説いたします。 記 日 時:12月16日(土)13:00開場、13:30開演(16:00終了予定) 場 所:文京シビックセンター5階 会議室A 講 師:家村和幸(日本兵法研究会会長、元陸上自衛隊戦術教官・予備2等陸佐) 演 題:神武東征と縄文文明・弥生文化 参加費:1,000円(会員は500円、高校生以下無料) お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp FAX 03-3389-6278(件名「兵法講座」にてご連絡ください) □◇□△□◇□▽◎□◇□◎□◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼憂国忌(第四十七回三島由紀夫氏追悼会)のご案内▼ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ とき 平成29年11月25日(土曜) 午後二時(1330開場) ところ 星陵会館大ホール(千代田区永田町) http://www.seiryokai.org/kaikan/map.html 憂国忌はどなたでも予約なくご参加いただけます! <プログラム> 総合司会 佐波優子 1400 開会の辞 富岡幸一郎(鎌倉文学館長) 1405 奉納演奏 薩摩琵琶「城山」(島津義秀=加治木島津家13代当主) 1430 シンポジウム「西郷隆盛と三島由紀夫」 (パネラー。五十音順、敬称略) 桶谷秀昭(文藝評論家) 新保祐司(文藝評論家、都留文科大学教授) 松本 徹(文藝評論家、三島文学館前館長) 渡邊利夫(拓殖大学前総長、学事顧問) 水島総(司会兼 日本文化チャンネル桜代表) 1615 追悼挨拶 女優 村松英子「酸模とサロン劇場」 閉会の辞 玉川博己 事務局からお知らせ 「海ゆかば」全員で合唱 ★なお当日は島津義秀氏『示現流』(新潮新書)やCD「城山」、宮崎正弘氏『西郷隆盛』、渡邊利夫『福沢諭吉の真実 士魂』、『憂国忌の四十年』『三島由紀夫と十人の美女』、シリーズ『三島由紀夫研究』などが頒布されます。 ○○○○○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 宮崎正弘の最新刊 宮崎正弘の最新刊 宮崎正弘の最新刊 宮崎正弘の最新刊 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ <宮崎正弘新刊ラインアップ> 『西郷隆盛 ――日本人はなぜこの英雄が好きなのか』(海竜社、1620円) 再版決定 『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(育鵬社、1512円) 『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる』(徳間書店。1080円) 『日本が全体主義に陥る日 旧ソ連圏30ヵ国の真実』(ビジネス社、1728円) 『トランプノミクス』(海竜社、1080円) 『トランプ熱狂、アメリカの反知性主義』(海竜社、1404円) 『世界大乱で連鎖崩壊する中国、日米に迫る激変 』(徳間書店、1080円) 『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社、1512円) 『吉田松陰が復活する』(並木書房、1620円) ♪♪ <宮崎正弘の対談シリーズ> +++++++++++++ 宮崎正弘 v 河添恵子『中国、中国人の品性』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 渡邊惣樹『激動の日本近現代史 1852-1941』(ビジネス社) 宮崎正弘 v 藤井厳喜『韓国は日米に見捨てられ、北朝鮮と中国はジリ貧』(海竜社) 宮崎正弘 v 福島香織『暴走する中国が世界を終わらせる』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 高山正之『日本に外交はなかった』(自由社、1080円) 宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 宮脇淳子『中国壊死』(ビジネス社、1188円) 宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円) 宮崎正弘 v 室谷克実『赤化統一で消滅する韓国、連鎖制裁で瓦解する中国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『日本に惨敗しついに終わる中国と韓国』(徳間書店) 宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店、以上4つは1080円) 宮崎正弘 v 石平 『いよいよ、トランプが習近平を退治する!』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 石平『私たちの予測した通りいよいよ自壊する中国』(ワック、994円) 宮崎正弘 v 渡邉哲也『世界大地殻変動でどうなる日本経済』(ビジネス社、1404円) 宮崎正弘 v 渡邊哲也『激動する世界経済!』(ワック、994円) ♪ <宮崎正弘の鼎談シリーズ> +++++++++++++ 宮崎正弘 v 石平、福島香織『日本は再びアジアの盟主となる』(宝島社、1296円) 宮崎正弘 v 石平、福島香織『中国バブル崩壊の全内幕』(宝島社、1296円) 宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版) ◎◎◎◎◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (C)有限会社・宮崎正弘事務所 2017 ◎転送自由。転載の場合、出典明示 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ─────────────────────────────────── ■今回の記事はいかがでしたか? 下記ページより、あなたが記事の評価を行う事ができます! http://melma.com/score_g0l0WQMq10rCoBiIA1vdeqSq8a0cefc5/ □このメルマガのバックナンバーやメルマガ解除はこちら http://melma.com/backnumber_45206/ □その他のメルマガ解除や登録メルマガの検索はこちら http://melma.com/contents/taikai/ ───────────────────────────────────
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