水曜日, 7月 09, 2008
マイクロロン処理以来22ヶ月ほど経過し、マイクロロン処理は燃費の向上に、ホンダ車は関係ない、という記述をほぼ信じていたが、今回の3番シリンダーの不具合があきらかになってきて、やはり調子のよいエンジンは、燃費向上もあるのでは、と思うようになった。音が静かになり、振動が軽減される、ミッションタッチの向上などは、処理直後からはっきりしていた。
しかし、1000ccって、こんなもの!?というほどアクセルを開けてからの加速は悪い印象が残っている。それもどうやら、3番シリンダーの抵抗があったためだろう。
それで、もういちど、マイクロロン処理をトライ。今度は、燃費云々ではなく、3番でのエンジン抵抗の具合を、マイクロロン再処理過程を通じて推定しようというものだ。
初回の処理では、アイドリングが200回転ほど下がってしまい、最近までどうやっても回復しなかった。50〜70回転は復活してきたが。今から思うと、3番シンリンダーで、傷があったとして、マイクロロン処理によっても何ら改善されず、全体の抵抗のなかで、そこだけ顕著に残り結果としてエンジン回転が低下してしまったのでは!?ということだった。
今回は、追加的処理のため、8オンス入りの缶を全量一度に処理。処理した後は、すぐ運転して100キロほど走らなくてはならないので、即実行。
マイクロロン特有の加速感が得られるが、当初ほどではない。マイクロロンを溶かし込んでいる溶媒がエンジンオイルをパシャパシャに薄め、細部の汚れを洗い出し、シリンダーとピストン金属同士の粗い表面同士が直接触れあうようになり、その荒れた金属面に次第にテフロン組織がしみ込むように作用する、というふうに理解している。それで、最大出力を伴うような操作は厳禁とされている。
30キロ過ぎる辺りからエンジンが過熱しはじめ、最初のヌルヌル感から変わって金属同士が擦れるような感じに変わってくる。水温計はたいして変わらないが、膝からしたの内側全体がホットに感じる。40キロ近くで折り返し点のセルフで給油。
予想どうり、燃費はよくなく、12.8ぐらいであった。それから、そのまま定番の燃費コースをたどり帰ることに。だいぶエンジンがスムーズになってくるが、今一、パワー感が薄い。そこで10キロほど走って、ミラクルパワーを二個追加して走ってみると、確かにパワーは増加する。
最初はなんの変化も3番シリンダーには感じないが、10キロも走ると、抵抗感が出てきた。最初は気のせいか!?ぐらいからますますはっきりする。2100回転あたりが顕著で、軽くブレーキを踏んで走る感じ。買った当時のもたつきが蘇る。
処理の効果がだんだん顕著になりエンジンがスムーズになってきて、変な、ピストン表面に膜があるような感じは薄れてくると、よりはっきりする。
古い車などで、ディスクブレーキの円盤表面に、急ブレーキなどでできた凹凸がある場合、軽くブレーキを踏むと、ディスクの凸面がパッドを通過する際、一瞬そこだけブレーキをきつくかけた抵抗感がある場合があるが、アクセルオフにして惰性で走っていると、エンジン自体にもそうした抵抗がある事が、車体のゆれからわかってきた。
加速も3000回転以上まで回す場合はさほどではないが、2500回転ほどでシフトアップして行くと、ギクシャクではないが、全体として抵抗が出てくるのがはっきりした。そこで、3番だけ、火傷覚悟でミラクルパワーを取りはずす。そうすると、うそのように加速時の抵抗感が消え、比較的スムーズに加速モードに入ることがはっきりした。
それで、50キロ以上で燃費を計ると、だいぶ良くなり14.5となった。アイドリングの低下は、今回はなく、むしろ上昇気味であったが、処理が終わると元に戻るだろう。次回以降の燃費に関心がもたれる。
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