日曜日, 7月 27, 2008



Windowsパソコンで、iPhoneなどにも入っているOSの本家、Leopardなどを動かしてみる企画の書籍が目に付いた。結構高く、一冊しか大型書店にもおいてなく、迷ったがだめもと覚悟で購入した。

だめもと覚悟とは、その本に付属しているCDソフトを起動して、使用中のウィンドウズのCPUの機能のうち、ある種の機能がyesかどうかチェックしてみないと、導入できるかどうか不明な
点があることと、それをクリアーしていても、起動できる保証がなく、ある限られたパソコンでないと上手くいかない点だ。編集部でいろいろためし、まず保証できるパソコンは、一機種しか明確ではなく、そのため、ダウンロードするOSXの亜流が何種類もあって、どれかで上手くいくかもしれない、などと確率的にはかなり成功率が低そうなことだった。

まずCPUの中味をチェックしてみる。インテルのセレロンプロセッサーであるが、必要とされる機能はどちらもイエスだった。編集部おすすめのパソコンは、もちろん外国製で、HPのある機種ということだった。私のはeMachine製なので、国産でない分、どちらかといえば気楽。

まず、ファイル共有ソフトをインストールして、ウィンドウズ用にハックされたLeopardの公開版をダウンロードする必要がある。



ファイル共有ソフトは、あまり芳しくないなと思いつつも、必要がなくなったら、即削除するつもりでインストール。ハック版OSの容量はけっこう大きく、単体のDVD一枚にようやく収まる程度だ。
また、ダウンロードしたOSをDVDに焼くソフトも、CDからインストールしてみた。NEROというソフトが標準ではいっているのだが、編集部がいうには、CDの付属ソフトで焼かないと、完全動作するOSは焼けなかった、などと書いてあるので、いちおう試してみることにする。

インテル版MacOSXがデビューする噂があった頃だとおもうが、流出したOSXのウィンドウズでの動作版が、一時的に公開された、らしいという噂があって、そのCDの入った雑誌を、どういうわけか、コンビニの雑誌コーナーで買ったことがある。アップルもすぐ公開をとめたとかなんとかそんなことが書いてあったように思うが、NeXTSTEPがOPENSTEPとして、インテル上で動作していたのだから、動いて不思議は本来無い筈だ。

ただ、アップルの戦略として、ウィンドウズ上でも、すくなくとも見た目だけでも美しいOSXを動かせるようにもっていくのか、と思ったが、互換機を一掃したアップルであるし、マイクロソフトの分野に食い込んでもあんまりメリットはないだろうにと思っていた。その本はそのうちどこかへ行ってしまった。それで、その後、マニアが懸賞金つきで、インテルマック上でウィンドウズを起動できることを発見してしまって、アップルもそれをうまくとりいれて、ブートキャンプとして売っている。
方針が決まらないとき、市場の動向を見極めるために、戦略の一部を偶然を装ったりして小出しすることは、アップルに限らずよくやる手だから、どちらの機種でも、あるいはどちらのOSも動くという方向性をどういう形で市場にだすか、試行錯誤があったのだろう。



探すファイル名などは、雑誌の指示にしたがって入力。インテル、AMDどちらのCPUでもいいのだが、中にはインテルオンリーなどというのもある。全部で5種類ぐらいはあったようだが、まずは最初の一歩。

編集部の弁では、一本落とすのに、丸二日かかることもある、という。すると、最低十日以上、半月ほどもかかることになる。機種の相性から、どれがいちばんよく動作するOSのバージョンか、試してみないとわからない、という。それで、すべて落として、DVDに焼いてもっている必要がある。しかもあくまで自己責任で、という。

また、マック版OSは、外付けHDにインストールしたほうがよい、とも。まだそこまでいっていないので、とにかくこれから、何日も、OSのバリエーションをひたすらダウンロードするしかない。

途中、この時期だから、雷雨で一瞬停電したが、最初からか途中からかとにかく再開した。これは当初の写真だが、午前3時ごろには、アップロードファイルも2GB近くになっていた。丸1日強で落としきれるかも知れない。


Firefox meter



なかのひと

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