水曜日, 11月 19, 2008


モータロイもどき投入後、2800キロを越えた。だいたい2500キロあたりから、不十分ながら一応エンジン全体に回り、なじみが出てきて、いわば一皮むけた、といった感じ。

しかし、また3000に近づくにつれ、エンジンはさらに変化して行き、今度は3000回転以上回そうとすると、かなりピストンが抵抗する感じで、なじみがでたらでたで、その状態でまたさらなる慣らしの必要性を感じた。一度、高速道で飛ばすと、バックミラーのブレが最初かなり大きかったが、降りる頃には少し落ち着いた。抵抗なく回る感じは(摩擦については)相変わらずよく、高回転域での十分な慣らしが済めば、いったいどんな感じになるのだろう!?と期待する。

以上述べたように、特に自作モータロイについて、気になる点はあまりない。ただ、かなり気長に乗らないと、即効性はないので、期待はずれに終わるかも知れない。一年ぶりに、弟さんの(モータロイ)車をみたら、さらに静かになっていた、などという体験談が示すように、半年とか5000キロ以上とかいったスパンで見ないと、評価しずらいような気がだんだんしてきている。

あと、エンジン内部のカーボンを落とす(特に初期の段階では)といった効能もあったように思い出し、久しぶりにプラグの汚れをチェックしてみた。左側2本が、まだシリンダーアースもなく、にんじん君だけぐらいだったと思う。右は、シリンダーアースつきで、モータロイもどきの4番プラグ。

右の電極は、狐色に焼けている部分が大きく、以前よりは火花は確実に強いことをうかがわせる。左の一本は、特に電極までほとんど真っ黒だ。今回初めて気づいたが、以前プラグ交換の時、シリンダー番号をマジックで書いておいた。ちょっと見には、皆カーボンがついて黒いので、たいした差はないものと思っていたが、外した三本はすくないながら、電極が狐色で、一本だけ電極もかなり黒い。番号を見たら、一番シリンダーだった。

いぜん、ミラクルパワーを一本づつ増設したとき、左端(1番)プラグにつけたとき、一番効いた話をしたが、そのことがこの黒さで裏付けられた格好だ。今回面倒なので、右側の4番プラグしか外さなかったが、一番もきっと、今度は適当に焼けているだろうと思った。

カーボンは、ちょっと触るとぱらぱらと剥げ落ちる感じで、無鉛ガソリンの燃え方としては、若干まだガスが濃い感じだが、以前よりはいいと思う。昔のモータロイ使用時は、2サイクルも含めて、いちおう有鉛か、有鉛っぽいガソリンだったから、電極のまわりに狐色のざらついた粒々が付いていたものだった。燃費は、まだ、同じか少し悪い状態だ。

少し寒くなったし、回しだしたら、かなり静かによく回ってくれる。



なかのひと

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