土曜日, 11月 29, 2008

CB1000SFインプレッション

というサイトを見つけた。
http://mc.gentei.org/other/cb_impress.html

最近BIG1の調子が良くなってきて、また、原点を見つめ直してみたいと思って探したら、出会った。ホンダのFACT BOOKも一時見当たらなくなっていたような気がするが、カラー写真を除いて復活したようだ。

さて、そこでは、フロントタイヤが17インチに変更されたものを購入したようで、色はブラック。マフラーは写真から判断すると、ノーマル仕様のようだ。

高速5速で60km/hから80km/hへの加速は3秒などということも印象として出ている。また、無線もやられておられるようで、
ハンドル周りにはいろいろついている。
無線の免許の取り方や、装置のバイクへのとりつけ例なども書かれている。

気になる燃費の項では、こんな記述があった。

『 * 街乗り:10〜12km/L(運輸省届が21km/Lなので実際はこんなもんか。)
* ツーリング:14km/L以上 』
などとある。もっとも通常は、3速3000回転で60キロ走行を多用されているとのこと。ほかでも同様のレポートは見かけたことがある。私も試してみたが、常用するには至っていない。

そうすると、私のもそう悪くはなく標準的か!?などと思ってしまうが、以前にも書いたように、おとなしく走るとリッター18〜20近い報告例もあり、この差は何だろうと改めて思う。

最近、モータロイもどき(要するに、スズ成分の多いハンダ合金の錠剤タイプ)を投入後3000キロを超えて、もうそろそろ燃費改善効果が出てきても良いのに、と思っていたが、エンジンの調子はいいのに、燃費のほうは、却って悪くなっていて、投入後初期の効き出したかな!?と思ったあたりが、いちばんよかったり、という結果であり、何か釈然としない日々を送っていた。

そこで、過去のいろいろな試行のうち、一時的にせよ、改善効果があったと思う事例をあれこれ思い起こし、整理してみた。
最近の大人しく走っても悪い燃費の原因を説明できる事例はないか?とあれこれ考えてみた。


いろいろ試して、結局、シリンダーヘッドアース、ミラクルパワー、ニンジン君のセットで、テフロン系潤滑だと、問題なく17キロ近くまで燃費が伸びた。

その後、モータロイもどきでは、だんだん燃費が悪くなってきている。走行2000キロぐらいまでは、正規のモータロイ(発売中止)でも、燃費は投入前より落ちる、とは注意書きにあったので、気にも止めなかったが、3000キロを超えても、却って落ちたりして、どこかのセットが正しくないと思い点検した。

そこで、考えられることは、シリンダーヘッドアースは、パワーは出るが燃費は落ちる。しかし、これを外しても燃費はかわらないことがわかり、しかもパワー感はやはりおちて、ストレスがたまる。したがって、アースを止めるわけにはいかない。
そこで、以前、ミラクルパワーを4個つけていたのを、2個外したら燃費がのびた事を思い出した。その後、もう一回テフロン処理をすると、4個に戻しても、摩擦を減少させたようで、燃費はまたもとに戻っていた。

今回は、いぜんより効きの良いシリンダーヘッドアースにして快調なのだが、燃費だけが不調。そこで、以前と同じくミラクルパワーをまた真ん中の2個を取り外してみた。もともと、2個外して快調になった理由としては、左側一番のプラグが他の3個に比べて不調で、それがいつから始まっていたか不明だが、長い間そうした状態でエンジンが慣らされていて、正常と思われる4個のミラクルパワーをつけると、加熱して却って燃費が落ちた、と思った結果があった。そこで2個外し、摩擦の熱が出にくい状態で、2ヶ月ほど乗って、慣れて来た頃、再度のテフロン処理で摩擦防止を図ったところ、今度は燃費の落ち込みがなくそのまま使っていた。

今回は、シリンダーヘッドアースを、新規のものに付け直したら、いっそうパワー感が増した。しかし、燃費はおちこんだ。そこで、どうもテフロン系の潤滑による摩擦防止あるいは低下と、モータロイ系(スズ合金)の摩擦防止ないしは低下とは働きが
違うような感じを持っていたので、取るべき新手段は、もう一度、以前調子のよかったミラクルパワー2個を取り外してみるしか、パワフル感と好燃費を両立させる方策は見当たらないことになった。

そこで、さっっそく試してみた。始動性は変化なし。気のせいかランプは明るい。夜に試したから。昼間に試すと、そこまでは
わからない。吹かしてみると、ミラクルパワー4個より若干吹けは悪いものの、パワーロスは起こしていないもよう。前回も感じたかのような気がしたが、ミラクルパワー2個ぐらいのほうが、その効き目は却って良いような気さえする。前照灯も十分明るいし、・・・・。ノーマルの新車状態の電気系とはこんなものだろうか!?ここで初めてにんじん君も健在だったことを確認したような気分となった。

走り出して、以前より少ないアクセル開度で、走ってくれる感じがする。2匹目のドジョウではないが、これは悪くないと思った。2〜3日様子をみて、エンジン特性があまり変化しないことを確認する。昨夜、十分暖まってから、それまで900回転ぐらいだったアイドリングを1000回転ぐらいにもどす。車検で1100回転ぐらいで帰ってきたので、また1000回転にセットしたのだが、いつのまにか900〜950回転まで下って来ていた。マイクロロン時にも、アイドリング回転が1000回転ぐらいだったのが、800回転ぐらいまで下ったが、今回は、もうモータロイもどきが十分に効果を出し始めていると思われる時期に、やはり少し下った、といえるのかもしれない。

今朝、土曜日で、出社のためエンジンをかけてすぐ乗り出して、角を曲がっておや、と思った。アクセルを当てているだけなのに、加速するのだ。絞っていても加速する、というのは私が、このバイクの特性として、好燃費の条件として長い間追い求めていたものだ。

その原因が昨夜わずかにアイドリングを上げておいたので、いつもの開度でも、その分余計にガソリンが供給され加速したのだろうと、気づくのに、少し時間がかかった。それで、満タン後100キロほどだったが、再度満タンにして、大人しく走って燃費を見てみた。感触から、数日前から、今度こそ絶対に良い燃費に戻っているはず、という感じはしていたが、燃費をみて、入力間違いかと!?一瞬数字の意味が飲み込めなかったが、予想もしない17.1515・・・と出た。ワーオ。前回、同様な条件で15はおろか14.7まで落ち込んでいたので、15キロ後半代くらいは出て欲しい、と思っていたのだった。それが、ミラクルパワー2個を外し、摩擦を減らす方向での処理をしたら、なんと14.7から17.15まで2.5キロ近く一気に伸びたのだ。

しかも、エンジンはまだ、この新しい処理に馴染んでいない感じが強く出始めているあたりで、モータロイもどきとの親和作用の効果を期待するのはまだこれからだ、というのに。

モータロイ系の減摩作用と、テフロン系の減摩作用は、どうも性質がちがうようだとは日頃思っていたが、今回の処理でもそのことが顕著に現れたように思う。うまく説明できていないかもしれないが、モータロイ系の方が、シリンダーとピストンのなじみがより率直に現れているように思うのだが、どうだろうか?

モータロイ系では、テフロン系でカバーできたミラクルパワーを4個に戻したときの抵抗増加を吸収しきれないどころか、増幅さえした感があるからだ。となれば、テフロン系の処理の痕跡はもう削り落とされ効果を失っているのかもしれない。走行音は、テフロン系よりもはるかに静かで、丸い音質に感ずるのだが。

もっとも、高速走行では、おとなしい走りの数倍のアクセル開度となり、少々の抵抗があっても気づかず、猛烈に吹けるので深く考えなかったが、やはりアクセルを極限まで絞って定速走行する際には、わずかな抵抗でも燃費に響くのだろう。わずかな抵抗が減っていなかったことは、本質的に慣らし云々ではなく、組み付けの問題なのかも知れない。

ミッションタッチなどはテフロン系で俄然よくなり、モータロイ系でもその感じとは少し違うが、節度あるタッチが却って増したような感じで、ローへ入れたときのタッチも幾分静かになったようなケースが多いように感じている。

今日も、現場でスズキの125ccスクーターに、若い女性がヘルメットとグローブを付けるだけの間の暖機で、さっそうと出かけて行ったのをみたが、エンジン音を聞くと、私のビッグ1も、こんな軽やかでマイルドな音がするな〜と思ったことだった。


なかのひと

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