日曜日, 4月 05, 2009


正真正名に言って、4月1日の晩にタンクに適量と思われるスズの粒を数個投入した。だめもとでも取り出せることがわかったので、また危険覚悟の実験である。

それからも、結構忙しく、燃費測定までには至らなかったが、日曜の朝遠出をするつもりで、近所のGSに寄ったら、入ったところでエンジンがブスブス言い出した。ガソリンコックはノーマル位置で、満タンにしたら、約18リットル入った。どうやら、フューエルコックも正常に戻っていると、一安心。

それから半日ほど走って見ることにし、16号を使って川越、飯能、正丸峠、秩父と回ってきた。桜と新自作モータロイの調子を見るのが本日の二大メインである。

金曜日に、この辺の桜はほぼ満開になったと思われ仕事の途中で一枚写した。桜のトンネルができたような国道407号であった(鶴ヶ島市内)。

それからは大した風も雨も降らず、開花状態に期待が持てた。走ってみると暖かく、一気に冬から春真っ盛りの感じであった。


満タンでスタートすると、モータロイの数を正規品の規定量にあわせて少なめにしてあるので、効き出した感にあった効果が一旦とぎれた感じがするが、これは経験から見て正常で、投入量が多すぎない証しである。

今朝、寝起きに近くのコンビニで記録用DVDを買いにいったら、RAMしかなく仕方なく買ったが、我が家のパソコンでは書き込めないことがわかり、今度はバイクでもう一軒遠くのコンビニまで往復して4枚単位のものを買った。このときは、暖機なしでも静かでスムーズにまわり
たいへん気持ちが良かった。帰って左右シリンダーの温まり具合を手のひらで触って確かめると、やはりプラグが黒かったと指摘された左シリンダーが右より気持ちぬるめであった。

さて、川越あたりまでは、投入直後のような効果の感じられない走りであったが、飯能を過ぎて山道にさしかかると効果が出て来たような感じ。東飯能駅で休憩し、近くの天覧山とかいう桜の名所にも寄ってみたが、先日の異常な突風で桜は荒らされたようで、例年の感じからすれば今一のようだった。後は、秩父まで見るべきほどの桜には出くわさず、いささか拍子抜けであった。

いつもなら、気温ががくんと落ちるあたりを通過しても、暖かい日和で快調に299号を昇った。さまざまなバイク族があちこちで見かけられたが、下りはまだ時間が早いせいかあまり出会わなかった。
 バイクは快調で音がどんどん静かになっていくように感じられた。ただ、最近になって現れたアイドリング時の左右のハンドルの振動は、今日もかわりがないが、走り出すとほとんど消え(たように感じられ)、肘から下の手が丸い振動で気持ちが良い。この静かさ、おとなしさも正規品モータロイに近い!!、と久々に感じた。
 ほどなく正丸トンネルへ。途中県営のあじさい館とかいう施設で、桜をチェックしたが、ここは完成してからまだ10年もたっておらず、桜は列状に植わっているものの、木がまだ小さく周囲の風景に負けてしまっている。

 トンネルの中は寒く、季節が三月に逆戻りした感じであった。反対側の横瀬あたりも、南の飯能市とトンネルの温度を平均したような感じで少し冷たい感じであった。坂を下りだしたあたりから、エンブレで使っている3000回転あたりで、けっこう振動が出だした。いままで以上に大き目の振動で、ちょっと異常を感じたが、無視して走らざるを得ない。

11時過ぎに秩父の知人宅へ寄り、「飛行物体」の発射の有無などの情報を教えてもらう。そして日本本土に物体の影響がなさそうと判断して、昼過ぎに辞す。私が来たことは、バイクの音質ですぐにわかったそうである。静かなようでいて、けっこう響くことは確か。


秩父から寄居あたりまでは、ほとんど下り坂で、秩父市内を抜けるあたりから、モータロイが実際に効き出しているという実感がする走りになっていく。ローで軽く出て、セカンドに入れたとたん、ガツンと押し出されるような出だしを感じる。ゆるい下りを考慮にいれても、以前の鉛系の悪作用と思われた、あのいやらしい水あめをまとったような粘りはあまり感じないが、排気に混ざる匂いは、まだまだ鉛系の匂いである。
花園インターあたりのGSで給油し、ツーリング燃費を見ると、13キロ弱でなにも変わっていない。それでも、定置燃費を測るべく、いつものコースを目指す。国道にでると、油が切れたように、いままでのモータロイ感がぬぐい去られ、エンジンがガラガラ回る感じにびっくり。

エンブレでなく加速時でも、かなり振動が出るので、2500回転まででやめて走行した。しかし、今日はやたらエンジンの変化が激しいなあ、と思って我慢してスピード控えめで走る。
そうはいっても15キロを過ぎ20キロぐらいはしるとなんだかいつの間にか振動はだいぶ収まり、エンジンがすっと重荷がとれたように軽く回りだした。なんだ、これ!?である。この前はにんじん君を久しぶりに装着したときにも感じたアレである。

アクセルを開けなくても、比較的楽に加速する感じがしだし、3000ぐらい回しても振動はあるのだが、振動らしく感じないスムーズさである。この頃になると久しぶりに長距離を走ったので、首の周りの筋というか筋肉がいたむので、信号で止まるたびに首や肩の運動をしたりして、ふと回転計をみると、長らくいくら温まっても、1100を超えなかった針が1200を指しているではないか。もちろん、メーター真上でみれば、1100ぐらいなのだろうが、ライダーシートからの目線で読むと、確かに一時間もしないうちにアイドリング回転が100回転ほど上昇した。

いくら気温最高の時間帯といえども、風が少し出だして、水温計は午前中より下がっている、というのに。つまり、アイドリング調整をしないのに、回転があがったのは、エンジンの内部抵抗が明らかに減少した、としか考えられないではないか?

それ以降は、ハンダロイを入れる前は、確かこんな感じだったのでは!?と思えるような加速をして、いつもの目的地のGSで燃費を計測したら、ずっと14.15ぐらいだったのが、数日で14.8まで上昇。たぶん、ハンダからくる鉛の悪影響は除去されつつあるようだ。

以前、ハンダロイがあるままで、スズロイを投入したら、だんだんよくなり、14.15から14.8、ついで15.xぐらいまで急上昇したことがあった。手元の記録で見ると、入れた直後は却って悪く、13.6、次に14.0、そして14.8となっていた。そして15.Xあたりで、投入後1000キロを越したらまた、常に溶け出してくる鉛ロイに負けて低下を始めたのだった。スズロイの効果が顕著に出たときは、オイル交換直後でもあった。今回も、鉛ロイ除去後、オイル交換済みである。

まだ新規投入後500キロほどしか走行していない。不思議なスズの力に改めて感心させられた。

なお、CB1300SFに乗っておられる、sho様が、最近リヤスプロケットの歯数を2駒ほど減らしたら、高速走行時、回転があがりすぎず、快調だとのこと。しかし、その後の燃費があまりよろしくない様子だったので、多分スプロケットの歯数をへらしたので、今までどおりの運転を続けると、幾分余計にアクセルを開けていて、それで、すこし燃費が下がり気味なのでは、と余計な心配をしているところである。
http://www.geocities.jp/shonaka2001/

なかのひと

2 件のコメント:

sho さんのコメント...

Natureさん、こんばんは~♪

今日は秩父に行かれたんですね。16号線は今日私も通りました。16号線の川越辺りは信号もなく快調に飛ばせますね。大きな橋を渡るときは、心地よい風を受けながらいい景色が見えてお気に入りです(^^)

私のゲストブックで知り合いになったSTiさんという方が今日は奥秩父に行ったそうです。奥秩父はお気に入りだそうですので、ひょっとしたらどこかですれ違ったことがあるかもしれませんね!

今日の燃費は久しぶりにリッター19を超えて好調でした。昨日の奥多摩ツーのせいで良かったのだと思います。
リアスプロケを2丁落としてから、特に低速時にはアクセル開度が上がったように思います。
逆にある程度スピードに乗ってきたら以前より低回転で済むので、燃費にいいように作用しているように思います。

次回、高速道路を使った際に、どのような結果が出るのか楽しみです。
まあしかし、気温やら渋滞やらの様々な条件変化がありますから、なかなか一概に燃費は語れないものでもありますけど(^^ゞ

nature さんのコメント...

sho様、こんばんわ。コメント等、ありがとうございます。高いGSで給油されたようですね。

やはり荒川運動公園へいかれたんですか、ただ、時間帯があいませんでしたが。そろそろ来るローテーションかな、と思いつつもそちらには行きませんでしたが、・・・。

さすがは、1.3リッターですね。もっとも長いスパンで見ないと、なんとも言えない値の範囲のようですね。高燃費は、一定速度での走行区間が長いほど顕著ですし。

桜は、都内のほうがかえってみごろだったようでうらやましいです。昔は、ヤマハのGXで、高尾山のほうの浅川実験林まで、見物に出たり、入水自殺した太宰のことを思いつつ、井の頭公園や東京女子大あたりへよく行ったものです。

ところで、グーグルストリートでは、sho様の社宅あたりで一枚削除があったようですね。