日曜日, 4月 26, 2009
新年度から、タンクのハンダロイは除去し、スズロイのみを入れて様子を見ている。かれこれ投入後2000キロ近くなってきたが、最初入れすぎを警戒し、少なめに入れていたせいなのか、いっこうに効き目が薄く、これといった手ごたえがない。鉛臭さは薄れてきたが、まだ時折きつく感じることも。それで、二度にわたって、追加増量した。なんだか、追加量に比例して、滑らかになり、加速がよくなる感じもする。
それで多いと思って残したものも、手許にあったものは結局、ガツンとタンク内落とし込んでしまった。多すぎかな~?と思いつつも、以前入れていたハンダロイよりはだいぶ少ない。それで、まだ一回しか満タンにしていないが、高速で走ると、重い車体が浮き上がり気味に加速して音は静かで、なかなか良い。通勤燃費は、購入直後の値にほぼ戻っているようだ。また、飛ばしても12キロ以上はほぼ行くようだ。それで、すぐ定置燃費コースを走ったら、14.8より落ちて13.1となった。アレレ、やはり入れすぎたか!?と反省したが、後の祭りである。
雨の土曜日中、取り出すことをあれこれ考えてある程度道具立てとか決まった。明日は道具を買って来て、取り出すとするかと考えていたが、朝起きたら、また気が変わった。
sho様の例に倣って、国際特許をとっているというミラクルパワーを四個とも全部つけたままだった。
http://www.geocities.jp/shonaka2001/
昨年と今年とでは、イグナイターが純正とはいえ違い、ミラクルパワーをつけると、パワーは出るが、あまり燃費がよくないのだ。昨年は、古いイグナイターとにんじん君と不調の左一番シリンダーにのみミラクルパワーをつけると感じがよかったが、今年はそうでもない。しかも、漏電修理終了後、にんじん君の調子が良かった感じがまるでなくなっている。期待外れだった。これでは、製造元のブリッジカンパニーさんにレポートも書けない。
昨年も、ハンダロイを入れ過ぎた後、まずミラクルパワーを外したのだった。あまりにも定速でギスギスするようなので。それで少しは滑らかになったようだった。今度のイグナイターは、たぶん最終型なのかもしれない。ノーマルでずいぶんCBのエンジンの癖を知った火花特性のように、最初感じた。さらに、にんじん君が壊れたとおもって装着していなかったが、まず壊れない、半永久的ですとのメーカーさんのアドヴァイスで再度新規イグナイターに付けると、その時はまだ漏電修理は終わっていないにもかかわらず、え、本来こんなにいいものなのか、という感じだった。それが、修理後、さらなる期待をしたが、期待外れだった。今から思えば、修理時にはミラクルパワーをつけたままだった。
それで、ミラクルパワーなしでのスズロイの調子をチェックしてみてからでも、結論は遅くないと判断、雨が止んですぐ東北道での燃費スタートとなった。いきなりミラクルパワーを外したので、コールドスタートでは、なんか力不足の感じがする。しかし、回転とともに加速がますその上がり方は、私だけにわかるのだが、ミラクルパワーが一本調子なのに対して、回転比例型といった感じで、同一アクセルでも少し時間を置いてパワーが累加する感じである。
午前6時過ぎの東北道は、少しトラックが混じるが、ほとんど東京方面からの乗用車で三車線のうち右と中央は満車状態、左側は、ちらほらといった状態で、110キロ位で流れている。やはり、ETCを優遇する新制度のせいなのであろう。佐野インターあたりで、霧雨となり一応様子をみるために寄ってみる。あまり混んではいないが、バイクもけっこう集まっている。服装をどうするか悩むライダーも少なくない。雨の調子は変化しないので、そのまま北上したが、雨がだんだん強くなり、躊躇する。しかし、栃木辺りは大平山などの山が連なり雨雲が多いが、北のほうは幾分明るい。それで、宇都宮あたりへ行けば、きっと雲は切れるだろうと考え北上する。その考えは的中したとおもって喜んだのもつかの間、また降り出す。それで、日光道路の分岐点で引き返すことにした。割引料金で、950円だった。
佐野インターあたりまで来ると、晴れ間ものぞき路面は乾いてくる。何も知らないライダーたちが、相変わらず北を目指して対向車線を走り抜けていく。二人乗りも見かけた。国産バイクのシートは高く、リヤシートはさらに高いので、二人乗りスタイルは、車高が高く見るからに危なっかしく見えてしかたがない。特に高速ではしがみつく感じで、絵にならない。
山、北方面が雨雲で、南方面も雨雲、唯一晴れているのは西方面だったので、結局140号へ出てしまった。こうなったら、濡れた体を乾かす意味でも、陽光の輝く秩父方面へ回らざるをえない。高速道路150キロほど走った燃費は、14.8となり過去最高の部類に入った。これで、購入直後の値と同じかちょといいくらい。マイクロロン仕様時では、14.5だと、定置燃費コースで15キロから16キロ代は出ていた値。ハンダロイでは、高速で13キロ代前半しか出なかった。股、最近の、ミラクルパワーを付けての高速を含む燃費も13キロ代。この結果で、気をよくし、スズロイを取り去るプランはなくなってしまった。さらに色気を出して、不調の左一番プラグにまたまたミラクルパワーをつけてしまい、ホットスタートでの燃費測定。まだ時間はあるので、定置燃費コースへはいかず、陽光あふれる140号をさらに。途中牛丼店へよったら、新型ハーレーが一台止まっていた。中ではハーレースタイルのスーツを着た若いライダーが一人。
先に出ていったが、いつスタートしたのか、音が静かで気づかなかった。
途中、だんだん道が混み始めた。このところ、晴天日は連日秩父市内は渋滞との情報を得ていたので、定峰峠から狩場坂峠を抜けるプランに変更。大型観光バスもマナーがよく、ガードレールがあるところでは、私を視認すると5センチほどセンターライン側へ除けてくれる。観光慣れしているな、とお礼をいいつつ先へ。
定峰は眺望もよく、ライダーも少なくないが、サイクリングコースとしての利用者も多く、注意が必要。路面は大半乾き、空気は甘い。酸素がたっぷり供給されている感じ。あっというまに峠の茶屋で。ここから林道となり、比較的平坦になる。マラソンで走っている人もけっこう見かけた。ローリング族対策で、路面に凹凸仕様をしてあって、走りづらいといつも感じるコースである。車高の低い対向車がそれを除けて走ると、こちらが徐行しないと危ないときも。秩父事件では、この山道が伝令の迂回ルートだったようだ。今は、ハイキングで訪れる人たちの憩いの場だ。私は、仕事でよく訪れたのだが。わき水もあり、ポリタンク持参で持ち帰る人も多い。枯れ枝の間を縫って集まる水は、あまりきれいでないように見えるが、飲んでみても違和感はない。
正丸トンネルのほこり臭さもなく、あっというまに正丸出口の299号へ出る。こちらは、さらに暖かい。4輪の後に従って大人しく降りる。しかし、新緑が眩しく退屈しない。相変わらず対向バイクは、ハーレーが多い。1/3はハーレーかと思う。高速では、佐野で出会ったBMWの単気筒バイクとまた次のパーキングで出会い、話しかけようかと思っていたら、そこに1200の水平対向バイクが止まり、のんびりしていた筈の単気筒氏、急にそわそわして発車して行ってしまった。こちらのバイクを一瞥したライダー氏はいがぐり頭のおっちゃん風だったので、私も釣られて雨の中を出てしまった。
ミラクルパワーを付けると、振動が大きくなることも新発見。取り去ると振動自体は出ているものの、丸くなり振動感は半分ほどに減少する。(アイドリング時)ミラクルパワー一個でもこの現象は同じだった。それで、一般道で、山道を含んだ燃費は飛ばしたせいもあるが、13.1と振るわなかった。それで、ミラクルパワーとは、決別。それを取ると、エンジンはパワー感はなくなるが、素直で、一瞬のタイムラグはあるものの加速が悪い感じはない。振動も穏やかだ。また、スズロイの量も一昨日のミラクルパワー装着時と違い、多すぎる感じは皆無。むしろもう少しあってもいいかと思うほど。
それで、今後はこのまま経過を見ることに。まだ投入後2000キロを超えた程度。3000キロ以上は走らないと、効果の程はなんとも言えないが、ハンダロイよりはマシで、購入時の値に近いというのは、うれしい現象だ。クラッチ感が変わって来ているので、交換後はどうなるか楽しみだ。なお、交換代は、オイル交換込みで、2.5万円程度という。前輪、後輪のタイヤ交換費用の平均値なみということだというので、安心はした。
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2 件のコメント:
Natureさん、こんにちは~♪
バイク乗りにはいい季節がやってきましたね~。朝晩も冷え込まず、長時間のツーリングも苦にならなくなってきました。
スズロイの効果のほどは、まだこれからのようですね。ミラクルパワーやにんじん君も併用しているため、純粋な効果が分かりづらいのかもしれません。
当方のミラクルパワーは、これまでもレポートしてきたとおり絶好調を継続しています。今年に入っての平均燃費も18.3をキープしています。
ずっとミラクルパワーを装着しているので、今となっては外したときとの差はもうあまり覚えていません。
ただし、ご指摘のようにやや過熱気味という感じがしないでもありません。低回転でもプラグが燃えようとする力が強い感じがしますね。だからこそ低回転でのトルク感も強いんでしょうが。
ところで、5月2日から九州帰省ツーリングに行ってきます。往復ともに陸路自走でやや不安もありますが、前回の年末年始と違って季節がいいので、その点は安心です。
またレポートさせていただきます(^^)
sho様、こんばんわ、コメントありがとうございます。
最近の貴兄宛の書き込みラッシュはうらやましいやら、同情するやら、ビックリしていますが、共通の場を持ちたいライダー諸氏が織りなす話題の輪が年輪のように今後ますます広がるよう、期待もしております。
ご指摘の通り、まだどっちともいえぬ燃費状態ですが、一般道で回すと今のところ状態の差はでないようです。それで、早めにシフトアップするようにすると、以前よりはっきりトルクアップを感じ、滑らかにトコトコ前へ出ていってくれます。ひょっとして、これで、燃費がよくなるかもと思ったりしていますが、昨日から気づいたばかりで、まだなんともいえません。
早めにトップへ入れると1000回転台でもけっこう加速してくれるので、4サイクルの粘りにびっくりというところ。ローとセコだけクラッチをつかい後はクラッチ操作無しでスムーズにチェンジできます。まるで、オートマティック感覚です。こうなると4輪感覚ですね。これが、このバイクの本来の持ち味なのかもとさえ思います。
連休はこちらは、普段出来ない自分の仕事で精いっぱいだろうとおもっています。私の分まで、どうぞ、じっくり安全運転で、スプロケ交換の醍醐味を堪能してきてください。楽しみにしております。
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