土曜日, 4月 11, 2009


新年度に入ったが、仕事は減らない!!。しかも今年から国交省管轄の河川区域をメインとする新しい仕様の仕事が出ると言うので、これまで三社体制だったものを、準大手をさらに三社参入させ、6社体制でいくということを通告された。さらに、その仕事が出る前から、これまでの仕事も、6社体制で進める方針らしいから、これからは減るかもしれない!?という淡い期待?もあるにはあったが。現在担当している親会社の3支社エリアからいずれ2支社エリアだけしか来ないかも知れない、と営業サイドは話していた。しかも、2次下請けは、原則として仕様書受け取りや納品も、1次下請けが行い、直接親会社へは、呼ばれない限り出入りできないような大本の埼玉支店からのお達しまでついて来た。これが、どこまで守れるか!?。
このままだと、納期が二日ほど短縮されることになり兼ねないし、・・・。

というわけで、今日も仕事。時間30分前に、指定された現地で待機しても、だれも来ない。だいたい土曜日の午後に、大手の社員が直接現地に来る、というのは、これまで前代未聞なので、もしかしたら、来ないままかも知れないと思い、直接指定された顧客宅に挨拶をいれたら、さらに30分先の指定時間ときいております、という返事だった。こちらは、30分はやく指定されたので、途中移動の時間が土曜日で読めないので、昼食もとらずに駆けつけたのに、・・・。

待っている間に、一件隣の庭で洗車の終わったハーレーバイクのエンジンをかけて、ここにハーレーあり、といわんばかりに空吹かしする音がこだまする。本人にはいいかもしれないが、午後の時間帯でも住宅地ではけっこうどころか、かなりうるさい。ハーレーの883だ。メーターも一個だけという、シンプルなタイプ。1200までは、シリンダーヘッドは共用らしく、1200ではダブルスパーク方式なのだが、883では、シングルのままで、シリンダーヘッド頭部のスパークプラグ用の凹みは、ゴムカバーがついている。

CB1000などとちがい、シリンダーのストロークも883と1200とでは違うので、シリンダーフィン枚数も1枚か2枚、1200より少ない。この音からすると、純正のマフラーではなく、高音用の改造マフラーらしい。他人様の庭なので、立ち入りは遠慮したが、国産マフラーのような排気口ののついた黒いマフラーがシングルでついていた。

わが家には、まだ、純正の1200用のセパレーツマフラーが、押し入れにしまったまま残っている。私が、慣らし運転中、うるさいので、この純正マフラーにして乗っていたのだが、後大学通学に使うために取りにきた娘はお冠で、すぐさま高音用に変えてしまった。ハーレーはこの音なんだ、ということらしいが、これだけは受け入れがたい点だ。

ネジがインチ系だったので、セパレーツのマフラーのうち一本は自在レンチで元に戻せたが、もう一本は、ソケットレンチを使わないと交換できず、近くのハーレー代理店まで、一本だけノーマルマフラーで出かけたが、ノーマルは音が静かで音質も良く、殘る一本がかん高い音を上げ続け、単気筒エンジンのような音をあげていたのを思い出した。

あの頃は、883もベルトドライブでないチェーンのクラシック仕様っぽいタイプも、90万円台で店頭にあり、いっそ私もローンを組んでしまおうか、という誘惑に打ち勝つのにはかなりの時間が必要だった。

その頃から、埼玉の田舎でもハーレーをよく見かけるようになり、現在にいたる。当時はニュータイプのカワサキ6502気筒なみの音のノーマルで乗っている人もいたが、大半は大きい音用にマフラーを交換していて、うるさい手合が大半だった。顔にうれしい色がみなぎっているような人もけっこうおりましたね。ハーレー乗りのニューカマーたちだ。

今日は、幹線道路でも、けっこう単独のハーレー乗りを見かけたが、静かなタイプがめだった。こういうハーレー乗りたちは、大抵1500にちかい、本物ハーレーのりたちだ。スポーツスター系とは、リヤのディスクブレーキ、ベルトドライブが左右逆についていて、大排気量にもかかわらず、リヤビューはかなりせまい。唯一左右のブレーキとドライブのレイアウトの違いだけが識別ポイントである。クラシックタイプは、フェンダーなどでも識別できるが、スポーツ系はリヤからだけではそこだけのようだ。

昔からハーレーは飛ばすバイクではない、とはバイクに乗らないような人でも車好きなら知っているように感じる。そういう走りはやはり1450ccの大人のタイプのハーレーにつきるようにこの頃は感じている。会社の関係者でも、従兄弟がこんどハーレーを買った、というので聞いたら、883だった。けっこう小さいんだね、という感想であったが、借りて乗ってみるという気はさらさらない、というひとだった。

また、ここ1〜2年、ハーレーもニューモデルがかなり出て、識別についていけない感じがしている。ハーレー文化が、すそ野が広がることは歓迎するが、883系のうるさいものが、増えることには抵抗がある。パワー的には、みるべきものがないし、あれに乗って何がいいんだろう!?とつい思ってしまうのは、貧乏人のひがみだろうか?こんなバイクで急ぎの納品などに行ったら、即出入り禁止になりかねないような気がする、といえば大げさか!?


なかのひと

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