日曜日, 4月 12, 2009



今日も、日曜出勤。しかし、定時出勤でないので、朝のうちに私用を足してから会社に行くことに。先日から、仕事の関係で、早朝出勤にも慣れてきたところ。ネコが、朝飯をせがんで私の顔を軽くかくので、それを潮時と起きてコンビニでネコまんまを買って与えてから、動き出す。日曜早朝でも、エンジン音は低めなので、以前のように遠くまで押して行ってかける、などということは最近なくなった。ボロボロと低音の鼓動が目覚める。ハーレーでは、こうは行かない。しkし、この日は、ずっとハーレー音とのお付き合いになろうとは、考えもしなかった。

16号を通って先週は飯能へ行ったが、今日は、昼間出勤なので、圏央道を通っていくことに。
圏央道入り口から降りるまで、前方をゴールドウィングっぽい白いバイクが先行してくれた。
高速に入っても、飛ばすかと思いもしたが、ずと100キロ前後の巡航。こちらもそれにあわせて走った。4輪たちが、ゆっくり時間をかけて、追い越し車線を通り過ぎていく。少し気温が低いので、飛ばさないでちょうどよいぐらいだった。


高速では、少しエンジンが重い感じがした。下の道の快調さとはうってかわって重い。スズでも入れすぎると、ハンダロイと同じか!?と思ったが、単に高速初走行のせいもあるような感じがした。それで、降りると、昨日までの快調さとはあきらかにちがう、別の快調さに変わっていた。てんでピストンが軽く回る感じで、125ccエンジンのようだ。高速の重い感じの反動もあるかも知れない。その快調さで、飯能市へ。

以前仕事で来たことのある公園で、休憩。東飯能駅は、タクシーがずらりと並んでいたので、敬遠してここに来た。桜は、今日あたりが見ごろの最終日、といった様で、散った桜がまるで、吹雪いたように芝生を埋め尽くしていた。あちこちで、自宅前の道路に散った桜を箒で掃き清めていた。

休憩後、走り出すが、にんじん君をつけた後や、ミラクルパワーをつけた後のようなパワフル感は陰をひそめ、いかにもホンダのエンジンといった感じの、回転があがるにつれてトルクが出てくる感じに変わってしまっている。もちろん、1000回転からでもスタートするのだが、この前のように、4速でもスタートした調子良さとは異質のものだ。

このまま走っていたら、220キロあたりで、ブスブス。手探りで、サイドカバーにあるガソリンコックを回す。リザーブ位置に入れるかいれないかというあたりで、エンジンが急加速で、のけぞってしまったが、今まで作動しなかったコックが、新しいものに変えたので、きちんと作動してくれていることを確認できた。

そのまま国道299号をあがっていく。昨日までに比べて温度は低いが、寒くはない。こちらは飛ばす気はないので、4輪の後を付いていくだけだが、勇ましいバイクたちが、黄色のセンターラインでも、対向車が来なければ抜いていく。抜き際に、4輪のすぐ後ろで、私しかいないので、わたし相手だと思うが、左手を左下方に下げてお先に失礼のつもりだろうか?続けて来るバイクも同様な動作をして抜いていった。追い越し禁止で堂々と抜く手合いがほとんだだと言ってよい。後は、右折帯を走っていき、停止線の先で停止して追い抜いていく。何の躊躇もない人が多い。新聞配達のバイクが、堂々と歩道を走ったりするのは、致し方ないかもしれないが、・・・・・。

そして、そういう走りは国産車が多い。今日は一例だけ単独で来たハーレーがやっていた。また、250の単気筒にミニサイドカーをつけて愛犬を乗せてのんびり走っているひとも見かけた。

正丸峠で右折して、苅場坂峠まで行ってみた。バイクが二台、スポーツカーが一台対抗してきた。峠は、車が一台だけで、あとはだれもいなかった。さらに、昨年暮れまであった、無人茶屋が取り壊されて跡形もなくなくなっていた。

数年ままでは、ここで、休憩できたものだったのだが。今は、ここから定峰峠へ抜けないと、茶屋はないことになる。ガソリンが乏しいので、一旦降りて飯能側で給油し、正丸を抜けた。
トンネル内は、もう寒くなく秩父側と飯能側の中間の温度と言ったところ。ただ、前回より、ほこりやゴムタイヤの匂いがひどく、何度もくしゃみが出た。走行台数が急増しているのだろう。


また、秩父の知人宅で休憩。今度は音だけで、玄関から出てきてくれた。前回久しぶりに話したので、今回は、前回の時の補足程度の話題交換で早めに140号へ戻った。番場町で仕事が出ているので、場所を確認してから帰る。お花茶屋駅近くで、熟年のコンビ二人がどちらも黒の革ジャンで、メグロの単気筒(350くらいにみえた)を二台おそろいで前後して走っていた。英国車の雰囲気が漂う。塗装も、クランクケースの輝きも、往年の古さを感じさせない程度のよいバイクだった。

140号で寄居方面へ。白バイが前方のバイク集団を狙っている、と思って付いていった。大宮ナンバーの新車の白バイで、停止時に空ぶかしをすると、バイクらしからぬ音がする。燃料噴射方式で、典型的なマルチっぽい音をだすが、排気音はほとんどなく、モーターのような音を発するだけ。前方の集団も299号とはことなり、大変おとなしい。それで、途中で右折して市内方向へ戻ったようだ。

白バイがいなくなったので、注意して、車の脇をすり抜けて先へ。すると、車の間に数台づつ固まって走っているバイクは、大半がハーレーで、みな静かに走っている。抜けども抜けどもハーレーで、対抗斜線も、やはりハーレーが多くて、今更ながら、140号はハーレー街道だと思った。昨日見たようなスポーツスタータイプはほとんど見かけなかった。寄居から、140号をさけたので、ハーレーたちとはお別れ。途中、ミニストップで昼食をとって、小休憩をしてすぐ会社へ戻った。坂ののぼり下りを含めたツーリング燃費は、14.1でハンダロイよりは少し良い程度。これでは、まるで、ノーマル車そのもの。やはり、2000キロほどは走らないと、効果は出てこないのだろうか!?もっとも、通常の遠乗りで15キロ台が出るようになれば、特に不調とはいえないだろうし、その位の伸びは期待できるかも。

ただ、きょう山道へ入ったら、アクセルを回さないと、登攀力がスローダウンしているように感じた。やはり7万キロともなれば、ピストン周りの磨耗も、バカにならないかもしれない。
もっとも、まだ、毎日調子が変わる状態なので、ほとんど何も言えないのだが。感覚で、いい、悪いを言ってみても、こと燃費に関しては、ことごとく裏切られてきている。



なかのひと

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