金曜日, 10月 05, 2007



ようやく秋らしくなってきた。平日に休みをとったらしくツーリングしていると思われるバイクもよく見かけるようになってきた。関東地方は、先週の日曜日は終日大雨でとてもでかけるどころではなかった。そうでなくとも、ツーリングの季節を実感するライダーが多いのはじじつのような気がする昨今だ。

たまたま後からCB1300と思われるバイクが走って来るのがわかった。あっというまに抜かれると思ったが、そうでもないらしい。もしかしたら、携帯で撮れるかもしれないと思い、用意する。抜かれやすいように左を開けて走ると案の定、抜いて前へ出てくれた。しかも信号が赤となり、何とか一枚撮ることができた。最近は、このタイプの水冷1300がやはり一番よく見かける。

撮ったときは気がつかなかったが、17インチタイヤでも、足がやっと着く状態のようだ。撮影は川越市内だが、ナンバーは都内のCナンバーだったから、さいたま市を経由して来たのだろう。慎重な操縦の理由がわかるような気がした。



自転車通勤を始めて、ビッグ1で通勤することが何かこっけいなことのような気がしてきた。自転車で、舗装の程度の悪い狭い歩道を、バランスをとりながらよいしょ、よいしょと走っていると当然のことながら、原付でさえいとも軽々と抜いて行く。後にから近づいてくる爆音は、この体格の私でさえ、片道20キロ以下なら原付でじゅうぶんではないか、と思える。80ccあたりならまさに理想のような気さえしてくる。スクーターよりもカブタイプがいいなあ、と思えた。近所でも、ヤマハの黄色ナンバーとホンダの250と所有しておられる方が、ゴミだしにもカブでいく音を聞いていると、いい排気音だといつも思っているので、なおさらだ。

それにしても、最初1時間20分はたっぷりかかった通勤も最近は時には1時間前後で済むことも。通常は1時間10分プラス・マイナス5分というあたり。それで、ビッグ1も毎日止められたままで、一週間に一度くらいしか動かすことはなくなった。それで、自転車通勤のルートに忠実に距離を測ったら16キロちょっとしかなかった。自転車の速度は、時速15キロ程度だとわかる。ビッグ1でも30分ほどだから、自転車も、その半分の速度だということになる。通勤で使用していると、朝はどんなに寒くても暖機もしないで走り出し、渋滞に出会い、バイクらしくない使い方に終始していたことに疑問をもった。このバイク本来の使い方はそうではないだろうと思うようになってきた。毎日利用するなら、カブで十分な気がする。以前、スズキの750で、片道50キロほどを毎日、雪の日でも走り、あっというまに10万キロほどを走ってしまった方の記録が、バイク雑誌に連載されたことがあったが、片道50キロなら原付では、手が振動で白蝋病になってしまうかもしれない。



今日はこのごろではめずらしく天気がよく、ビッグ1を動かすには最適と思い、午前中車でいくところをバイクで行った。渋滞はとっくに終わっているので、思うがままに走れる。平日の遠出は、やってしまうと病みつきになりそう。信号で止っても、背後のトラックからの視線を強く感じる。少し吹かしてみて改めていままでいかに回さないで使っていたか痛感する。これからは、まとめて走るツーリングタイプの使用法に活路を見いだすしかないな、と改めて再発見した。



午後は車で仕事に。カーラジオでバイク王のCMキャラクターに女性から男性の藤井フミヤさんとその弟さんに決まったと発表があった。今ならバイク王にも売れるかな、という思いが頭をよぎる。しかし、それで、カブに変えようとまでは、今は思わない。単身赴任の家内が帰ってきて、バイク売ってしまったのと?と聞く眼は、まさか嘘でしょ!?とでも言っているようにも思えた。

http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/music/story/20071003hochi160/

  『ライダー歴20年ほどで、今でもツーリングを楽しんでいるというフミヤは「やんちゃな気持ちになれる。体を使って乗りこなすので一体感があるし、孤独にもなれるし」と満喫。「ヘルメットをかぶると誰にもばれないですから、アイドル時代には助けられましたね」と思い出話で笑わせた。』

やんちゃな気持ちとは、今までの通勤では思いもしなかった気持ちで、しかもそれが私の場合も、そうした使用法が正しいビッグ1の使い方なのかなあとも思い始めている。藤井氏が跨がったバイクはトライアンフの改造車のようにも見えたが。
アクセス解析出会い

0 件のコメント: