火曜日, 1月 08, 2008
フロッピーで供給された当時のマセマティカのインストールディスクを、現在のウィンドウズ機で読み込めるかテストしたが、DELLの機械では読み込めなかった。BasiliskII上でshift+command+F11を実行すると、カチャカチャいわせて盛んに読み込み動作をするが、読み込めないのアラートが出てストップ。やはりそうか。すると、昨日はよみこませたような事を書いてしまったが、以前のマックのコピーをCDで移したものではないか、と思う。コプロ版がインストールされているからだ。
昨日は、ウィンドウズ版BasiliskII上でインストールされていたかに見えたマセマティカ2.2をインテルマックにコピーしたものは、アイコンが白紙で実行できなかった。もちろん、ウィン版でも、コプロなしのマックと認定されているので、カーネルは実行されない。
カーネルまで実行させて、使えるようにするための方法を一日折にふれて考えたが、以前味を占めたように、
① インテルマックでフォーマットしたHDのイメージファイルを、外付けHDを介してウィンドウズ機にコピーする。
② 拡張子をimgから、dskに変えて、BasiliskIIで起動ディスクとしてそれを指定して立ち上げる。
③ 起動ディスクに、サブディスクとしてのOS8.1(いままでの起動ディスク)から、コピーする。
④ 終了させてまた外付けHD(FAT32)へコピーして、またインテルマックへ移し、拡張子を今度はimgに変える、というか元に戻す。
それから、インテルマック上のBasiliskIIの起動ディスクとして指定し、立ち上げる。すると白紙だったアイコンは見事にオリジナルアイコンに変わっている。起動ディスクとして読み込ませたのがよかったのかもしれない。それにしても、ウィンドウズ版のBasiliskIIはもはや配布されていない旧バージョン(0.8.142)だが、柔軟に作動してくれて、改めて驚いた。
ところが、うっかりして、サブディスクのOS8.1のシステムフォルダ内にある初期設定ファイルを、起動ディスクとしての8.0のシステムフォルダにコピーし忘れたので、立ち上がらない。そういえば、ライセンス番号なども聞いてこないし、フロントエンドとマスカーネルとの連携も記述されていないわけだ。
それで、手間ながら、もう一度起動ディスクイメージをウィン版BasiliskIIに戻し、設定ファイル二個をコピーする。すると、一個目で、すでに白紙の同一名ファイルがあるのにこちらのシステムでは見えず、上書きするかと聞いてくる、ことがわかった。何となくファイルシステムの特徴がわかったような気にさせられた。もちろんコピーした。しかも、アイコンもちゃんとファイルの属性を表すものに瞬時に変わる。ウィンドウズでは、拡張子がすべてのようだが、マックではファイル属性がいくつかあり、リソースフォークだとか、どういうアプリで作成されたかの情報がつきまとっているらしい。
インテルマックで作ったディスクイメージもウィンドウズにコピーすると、本体以外に、ウィンドウズでは読めない種類を表す半透明の小ファイルがついてまわる。
コピー元は日付が、2005年で、不可視ファイルとしてすでにあったものは、昨日のコピーで日付が新しいから、このような警告がでたわけだ。2005年は、BasiliskIIにコピーした日付でインストールしたのはずっと昔。
それから、恐る恐るインテルマックに戻して、そのディスクイメージを起動ディスクに指定して(ここでは、イメージディスクが数種類あり、一番上に登録されているディスクイメージが起動ディスクとなる。そうでない場合は、一度removeで、上にあるディスクイメージを見かけ上削除して、目的のイメージファイルを最上段に配置。削除したものを復活させるにはaddボタンをクリックすれば、二番目以降に登録されて読み込まれる。)
そこで、アイコンをクリックすると、新規ファイルが現れると同時に、マスカーネルがヘルプを要求!という警告がでるが、それはライセンス番号を再度入力を求めるものだった。名前や組織は継続されていた。
そこで、メモしておいたラインセンス番号を入力してOKとすると、ちゃんと計算を実行してくれた。昨夜は、諦めなくてはダメか?とも思ったものが、無事復活。使わなくなってから、10年近くたってからの復活は、さすがに大変うれしいし、マックを使っていて良かった、と思う。当時マセマティカを使おうとすると(Theoristも同様だが)アップル社のマッキントッシュしか選択肢が無かった。そうした時代の数式処理システムの衝撃は言葉では言い表せない。
起動画面は、マセマティカの美しいグラフが数通り、毎回違うものが表示されるので、楽しみだったが何しろ早く一瞬にして消える。残念ながらお見せできない。そこで、デジカメで撮影してみたが、ピンボケになってしまった。画面が切り替わり中を撮ることができたのだが、雰囲気だけでもと思い掲載した。
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