金曜日, 1月 25, 2008
パワーPC用とインテルコアデュオ用のBasilisk II 1.0は同じバイナリー組成の筈であるがマセマティカの場合、グラフィック関連は、パワーPC上では、使い物にならない。単純な関数プロットを実行させてみて改めてわかった。y=sin(x)のグラフ位ならと思ったが、やはり異常出力をする。インテルMacでは、今のところ何をやっても問題ないようだ。
ウィンドウズ上では、以前から3.0であるが問題なくBasiliskII上で動いていた。それに対してパワーPC上では、今回取り上げた東京電機大学出版界発行のマセマティカによるプレゼンテーションという本に付録のCDの例題集では、やはり当初クラシック環境でさえ、グラフィック表示に問題があり、これじゃ、なんのためのクラシック環境か!?とさえ思ったことがある。
それで、クラシック環境がありながら、マセマティカは、Win上のBasilskIIに頼らねばならないかと思ったことがあった。あった、というのはその後何かの機会に問題なく早く動くこともあり、その原因を追及したら、
なんと、例題実行前に1+1を数秒かけて実行した後なら、例題のグラフが問題なく表示できることに気がついたしだい。
どうやら、単純な計算ながら1+1を実行させると、マセマティカの基本機能がすべて読み込まれることが関連しているらしい。それをしなくても問題ない例題もあり、一概に言えないが、グラフ機能の一部を省略して出力するような場合などは、実行されたほうが良い。G3のiMacではそんなことはなかったが、というか、OSXではなかったから、真正のOS9環境ではもちろん起こらない。OSXのクラシック環境の時にだけ、たぶん起こる。
デュアルブートしえる最後のマシンなので、OS9から直接ブートしてやれば問題ないのだろうが、その後の切り替えで、トラブったりして、なかなかOSXに戻り難かったりする場合もあるので、今はもっぱらクラシック環境に頼りっきり。
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