水曜日, 12月 16, 2009
一番カーボンのたまる2番プラグにイジリウムプラグの熱価7を三番プラグとセットで使っていたが、熱価6番のほうがよかろうと、6番に切り替えて走ってみたが、心なしか期待はずれ。それで、焼け具合を見たら、熱価7のほうが焼け具合はかえってよく、6番のほうはほとんど真っ黒だった。要するに、イジリウムプラグでも焼けずらいシリンダーでは、なかなか思うように焼けてくれない。
http://mm140j.fc2web.com/011130_plug_sbc.html
での例のように、プラグフックが焼け落ちるのでは!?と思うような焼けは、得られなかった。それで、もう一度、上記サイトを見てみると、やはり私のイジリウムプラグでは、細いフックが一本で、上記の二本式よりもかえって周りへの燃焼効果が高いように思われるが、
まてよ、二本接近して並んでいるということは、そこだけ熱を持ちやすく、しかもそこだけ高温に変色していることからすれば、その高温が燃焼誘発効果を十分に果たしているのでは?と思えてきた。
それで、さっそくその2番シリンダーだけ、上記のような加工プラグに戻して走ってみると、!!たった一本変更しただけで、はっきりと効果が感じられた。最初は、どうも寿命に近いプラグを、適当にまねしただけのようなものだったとの反省に立ち、今回はかなり気合を入れて、三番目の加工例にあるような、フックに開けた穴を大きくし、フック自身もできるだけ削った。新規に細い丸棒形式のヤスリも用意し、開けた細いスリット部を裏側から削り、スリット自身は細いものの、そのスリットをU字ないしはV字断面となるよう削り落とし、火花が混合気とより接触しやすいように、配慮した。しかも細く曲がりやすくなったスリットにマイナスドライバーを差し込んでねじり、スリット中央部を膨らませ、穴を大きくするようにした。
最初は、エンジンにショックらしい挙動をし、不気味でさえある。大丈夫かな!?と思うが、なんとか走る。アクセルをほとんど開けないのに、一定速度を維持する感じだし、(もっとも、過去の経験からこえが当てにならない事が多い)加速も独特で味がある。そして、翌日になると、さらに落ち着いてきて違和感は減り、たいへん気持ちのいい走行をするようになり、当初の不安は払拭された。それで、次に1番、4番プラグも同様の加工をし、3番も夕方までに加工紙、帰宅したがエンジンをかけると、ピストンスラップ音がはっきり感じられた。
最初、パワーがあるのかないのか分からないような不思議な走りをしていたが、だんだん調子が出てくる。急に寒くなったせいもあるだろうが、アイドリングは低い。4キロ走った交差点で
排気を見ると、ツーサイクル車のような煙を吐き出している。おそらく、カーボンが燃えているのだろうか?
8キロほど走り、信号で止まると、スズ臭が焦げたような匂いもする。ミリテック1臭は皆無。
満タン後の走行は170キロ以上走り、スズロイが効きだしているあたりである。発進は楽なのであるが、まだあたりがついていない感じである。ただ、振動がほとんどない。これはいい。走行中も、アイドリング中も。加速時も高速走行から減速中でもである。また、走行後、マフラー後端を触ると、以前は意外なほど温い感じだったが、今では、やけどしかねない熱さで、これもうれしい。長期的に見て、やはり良くなかった、ということがないことを祈る。
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