日曜日, 9月 02, 2007

『最近聞いたすごいな、あるいは面白いなという話をとりとめもなくいくつか。

昨日中国問題に詳しい国際問題評論家の宮崎正弘さんの勉強会に参加してきた。
この方は机上の中国通ではなく、これまでに何十回も中国に渡って中国全土を踏破したという筋金入りの知中派であり、筋金入りの反中国論者だ。・・・』

http://nmuta2004.ehoh.net/unei0702a.html

で、国際問題評論家とくに中国問題に詳しい宮崎正弘の勉強会に行ってこられた感想なども載っていて興味深かった。

「MacOSXの新着アプリテスト記録とトラブルシューティング」
http://www.geocities.jp/nmuta2004/
は最近物すごく充実してきて、面白く時には上の記事のように、Macはおろか、パソコンとは直接関係ないようなことも入っていて、一層おもしろい。肝心のトラブルや問題を(滅多にないが)探していても、つい横道へ入ってしまうことが多い。

実は、筆者も宮崎正弘先生の講演会に行きそびれた一人で、その後事務局から、機関誌「澪標」(日本保守主義研究会)に講演全部が掲載された(第38号、4月8日号)。

この内容は、最初に引用された内容と重なる部分とそうでない部分があるので、講演内容即勉強会の話しではないように感じた。講演では、特に「安倍政権に求められる対中外交の姿勢とは」という演目がついているので、主旨は牟田さんがでられた勉強会内容とはかなり異なるように感じた。


『中国外交の変化』

いままで、国連の常任理事国だといいながら、紛争地には5〜10人程度しか送らなかった中国が今度はレバノンに千人も送るというような様変わりをしていることは事実で、資源外交ともつながっている。日本にとっては、反日の姿勢がどう変わりつつあるかが問題となるとして、いくつか事実を紹介している。


『中国の反日』

隣国としての日本は、ライバルとして必然的に位置づけられていて、この種の反日は永遠に残る、という。
江沢民が選択した政治的ツールとしての反日は、平成18年まであった、という。要するに日本が全部悪い、軍国主義を復活させようとしている、etc.・・・。

上海、北京での反日デモで、商店をはじめ、大使館まで物的被害を受け、大使館は抗議のため、そのままにしていたら、最近無言のうちに割れた窓ガラスなどを中国は修理しはじめたそうだ。サッカーの試合で滞中した若い層の日本人達は、中国の民度の低さ、マナーの悪さにおどろいて、何事か開眼したようだとも。

平成18年の反日暴動では、笑いながら、日本大使館に石を投げていた若者の半数ぐらいは、翌日知らん顔をして日系企業の面接を受けていた、などという情報も。

中国共産党にとっては、この事件で反日はかえって具合が悪いことが露呈したという。反日暴動を半日以上やらせたら、反政府暴動になってしまう!ということで、(このあたりは産経などで報じられはしたが・・・)半日で終わり(笑い)ということになった、という。ここからそれまでの政治的ツールとしての
反日はシフトしはじめたという。

共産党トップでさえ、共産主義なんか信じていない中国にとって、次の国家目標が解らなくなり、結局中華思想にもとづく中華文明ということを押し出し始めた、という。蒙古、ウイグル、チベットなどもいれて中華民族ということにしたてあげ、世界を指導する国であるという風なナショナル・アイデンティティを作って、事実上の中華帝国を目指している最中だ、という。


『中国人の世界一』

中華帝国からみたら、となりにはるかに高い技術力と文明と経済力を持っている国があったら、目障りで「しょうがない」。それゆえこれからは洗練された反日になるだろうが、根幹は中華思想だから、世界でいちばんえらい、まわりはみな野蛮だという考え方は変わるどころか強化される。携帯電話数が世界一とか人口が、外貨準備高がという話しはわきにおいて、暗い面での世界一ということをたくさん引用された。

死刑執行が世界一
推計年間で5000人程度で、心臓を外して処刑、息のあるうちに病院で臓器を摘出して売りさばく。日本からも300人ほどの患者が臓器提供を待ち受けている、という。処刑者の遺族には、銃弾の代金も請求するという。これでは、処刑をするほど儲かる仕組みだね、ったく。私感だが、中華料理の発想と同じ気がする。

小室博士は、幼い娘の丸揚げてんぷらが、知事かなにかへの最高のもてなしだという時代があったのが中国だと、指摘していた。どっちが中華か分からない。そういえば、社名がアダ、〜食品工業が破産などとでていたが、渡部教授と加治教授がかって、中国ということばは、自国の美称なので、いわゆる中国に限る話しではない、という論争を行い、東大名誉教授にまで、その論争の判定が持ち込まれたことがあった。

文明的には、日本は中華文明圏ではないと、西洋の学者も考えているようだが、ある書家は、漢字を使う日本人は、頭の中は7割がた、中国人だということを主張されたことがあった。京都大出の方である。


公害ほかの世界一
黄砂被害や大気汚染はいうまでもなく、炭鉱労働者の死者数だけでも、年間5000〜8000人規模だと言う。
軍事予算の伸び率、暴動発生数ー 昨年だけで87000件だという。百人以下の暴動もいれると20万件程度はある、という。駅弁大学、資格のない偽大学もたくさんあるという。

交通事故死者数、20万人、自殺者23万人、あと密入国や汚職も世界一にランクされるという。海賊版のコピーも世界一、コピー商品の被害額、年間60兆円、日本企業だけに限っても9兆円規模だという。あと、帳簿は二重帳簿はあたりまえで、三重帳簿が多いと言う。日本人には信じられない話しでは有る。

私的に見れば、アメリカの対中姿勢は、対日姿勢に比べれば大甘だが、日高特派員が、アメリカの通商担当に切り込みをかけたが、下手に手を出せないような状態だと答えていたのが印象的。

また、黄 文雄氏も、中国の年間警官の殉職者数は少し古いが2000名という数字をあげておられた。まさに総身に知恵がまわりかねるドラゴンのようではないだろうか。日本的な常識で対応できるはずがない、という感じががするが、どんなものだろうか?


『外交的粉飾』

靖国問題はカードとして使えなくなった、という。北朝鮮に対する制裁のポーズもしなければならない。中国の学者が、わが東北4省と言っていた、という。3省は黒竜江省、吉林省、遼寧省だというが、あと一つは北朝鮮をさしているらしい、と。


『中共内の権力闘争』

『嫌われる上海人』

・・・とあと8項目もつづくのだが、今回はこの辺で。

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2 件のコメント:

sho さんのコメント...

こんばんは~♪

また今週も多忙な日が続きそうですが、今日は何とか午前様は避けられました(^^;

先日いただいたチェーンオイルについてのアドバイスを当方のHPに引用させていただきました。ありがとうございます♪

最近、めっきり涼しくなり、ライダーの季節だな~という感じがしています。
以前も書いたかもしれませんが、私はいくら寒くても暑いのよりはバイクに跨るのが苦にならないんですよね!

nature さんのコメント...

今晩わ、恐れ入ります。

セローの時は、オイル交換はすべて自分で
道具をそろえて3000〜4000キロごとに交換していました。

一回一リットルなので、缶一個で経済的でした。400になってから、面倒くさくなり、ずっとバイク屋さんに任せていますが、最近性能劣化が4万キロを超えたからというには、少しおかしいと思い出しました。

それで、オイル交換も自分で試行錯誤しようかな、と思っています。STP処理で解決できれば、それに超したことはないんですが。