木曜日, 9月 25, 2008
iMac(MA589J/A)がデスクトップに来たが、本体が液晶モニタの内部にあっても、ただ20インチディスプレイとキーボードがあるだけにしか見えないため、周りに散らかっている文房具などを片づけると、かなりスマートに見える。ウィンドウズ用に使用中の旧型の15インチの液晶モニタより20インチの方が薄く、そこにHDやDVD装置まであるとは、ちょっと気付かないレイアウトになっている。内蔵CPUはインテルCore 2 Duo 2.16GHzで、eMachineの3.2GHz Cerelonよりカタログ上は遅いが、VMware FusionをインストールしてウィンドウズもMac OSX上で起動できるため、同じウィンアプリを選択しておいて、同時に起動させると、Mac上のウィンドウズでの起動速度のほうが若干早い。これがDuoというCPUの能力の一端か、と思った。
昨日、銀座の画廊、TACTに寄って、生田宏司氏のメゾチント技法による版画展(銅版画)を見た。
http://mainichi.jp/area/tokyo/entame/news/20080917ddlk13040151000c.html
銅版画には、ドライポイント、エングレーピング、エッチング、アクアチント、メゾチントと各種の技法があるという。
氏の作品は皆銅版を目の細かい紙ヤスリ状にささくれだった状態にしたものを、スクレーパーでその凹凸をけずることによって、黒→白までの諧調をを作る、ということらしく、一見モノクロ写真か?とも見えるが、質感の描写は、写真を凌ぐ出来栄えだ。写真では絶対出ない平板な感じも除去することができるという。さらにカラー作品(主に草花)もあって、少ない回数の刷りで、天然色っぽい諧調を渋く生み出している。
毎日新聞の東京版(9月17日、朝刊)に写真入りで紹介されたせいか、祭日でもあり、かなり多くの方が訪れていたようで、銅版画の性質上、あまりサイズの大きいものは少ないので、お値段も手ごろなせいか、その場で買い求める人も目撃した。絵とちがい、写真のネガから焼き増すように、何枚も複製できるのもいい。・・・・祭日の銀座の歩行者天国は、あらためて、女性が主役の場のように感じた。
近くにMac銀座店があるので、帰りに一年ぶりに寄ってみたが、外人さんも1割程度はどの階にもいたようだった。おめあては、現行版iMacとの比較。キーボードがより薄くなっていたり、筐体にアルミ系の軽金属を多用したりと外観は様変わりしているが、心臓部は2.65GHzのCPUの早さの感じを実感するべく、5階の展示室で自由に操作してきたが、鈍感なせいか、画面表示にはさほどの差を感じなかった(感じたくなかった!?)。重い処理をさせると差がでるだろうが。
メールも開いてみたが、自由に使えるせいか、ちゃっかりこの場を利用して、メール送信した人が幾人かおり、そのまま履歴が残っていた。
当然ながら、インストールされていたアプリ群はみなMac用だったが、ウィンドウズ用ソフトも
パラレルズデスクトップやフュージョンをインストールすれば、問題なく使える。本日もニュースに付属している動画を見ようとウィンドウズメディアプレーヤーの最新版をMacにダウンロードしようとしたら、何かの理由で解凍できないというアラートがでたので、諦めて、ウィンドウズであっさり問題なく見ることができた。
古いウィンドウズ用アプリも使えるし、とくにFusionの場合、ほとんどのOSをインストールできるという。海外のちょっとした便利な小物アプリなども、たいていウィンドウズ用なので、
そういうものの再利用などにも重宝する。
さらに、10月号のMacFan誌には、実機PCを仮想マシンに変換、という記事が182ページから次ページまで、それぞれFusion編とパラレルズ編とに別れて解説されている。
物理的に2台のパソコンが一台になり、スペースも電気代も節約できる、とある。概念的には、ウィンドウズの起動ボリュームディスクイメージ化して、仮想マシンの仮想ハードディスクとして利用するだけ、とあって、それぞれの仮想化ソフトごとの手順が数段階にわけて具体的な解説がされている。ただ、通信で仮想イメージを送受信するので、数時間は準備にかかる、というところがハードルが高いかもしれない。
ウィンドウズを利用していて一番困ったのは、外付けHDなどの別のボリュームから新たな起動システムを構築できないことだった。ウィンドウズでも、98にMeをインストールできたりはするものの、その逆はできないし、それさえ知らない人も多い。
昔から、今までMacは、それが可能で、結局、一つのHDから、いくつものOSが稼働できるところまで来た。Vista環境で、2000やXP環境にも自由にスイッチできたらいいのに、と思うのだが、・・・・・。
もっとも、Mac用アプリだったVirtual PCのウィンドウズ版を使えば可能なのだが、それを買収したマイクロソフト自身が、多システム起動方式を推奨していない雰囲気を感じている。私もかって、XP機に2000環境を構築したが、削除はしていないものの、ここ一年ほどは全然起動していない。
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