金曜日, 9月 12, 2008



リヤシートの女性が大荷物を背負ってちょこんと止まるように乗って、車の流れにまかせてトロトロ走っていた。足元をみると右側のマフラーに何の防護もなく、素足が触れれば火傷しそうだと気になったが、渋滞が苦になったらしく、Uターンして逆方向へ行ってしまった。




以前、このタイプと似たバイクをみかけたが、マフラーの太さや、ナンバー取り付け位置がちがう。改造か別モデルか、アメリカンタイプはあまりなじみがないので見当がつけにくい。

国産車は、Lツインというか、シリンダーの交差角度が90度というのが多いが、この角度が夹角のほうが私はカッコいいと思うのだがどうだろうか。以前、ホンダがVツインの90度以下の場合でも、クランクに工夫して振動を消す技術を発表していたが、振動をなくせばいい、とは単純に、バイクの場合、趣味性のウェイトが高いので一概にいえないようだ。

ハーレーの例で恐縮だが、あの振動が国産車なみになってしまったら、牙をもがれた狼みたいな存在になってしまって、多くのファンの支持を失うような気もする。あの独特の振動とそれにともなう排気音が、0−400メートル加速などでは、おそらく国産車の足元にはとうてい及ばないにしろ、アメリカの風を感じさせるダイナミックでワイルド&テイスティな独特の世界を
自他ともに共有させるだけのリアリティをグローバルスタンダード化させているように思う。

国産でやるのなら、以前Mr.Bikeだと思うが、この場合カワサキ車がベースだったが、ZIなどのエンジンを素材にしてV8エンジンにした例が報告されていて、度肝を抜かれたことがあるが、そんな存在感もあるV型エンジンも市販(この場合、注文生産になろうが)されるように
なってもいいのでは、と思ったりもした。V6でも結構様になりそう。しかし、少子化では無理なのだろうか?並列4気筒は、もちろん世界標準車だと思うので、さらなる熟成を、と私がいうまでもないだろうから。

振動で思い出したが、今日のところ、いつものコースで17に近い16.8xという燃費を記録した。つい先日、15.5から15.8に、シリンダーアースを復活させたら伸びたばかりだったが、
通勤時、どんどん感じが良くなってきたので、どうしてもその「カイゼン」効果を検証すべく
風も冷たくないので、会社の帰りにテストに出かけてしまった。・・・
 アイドリング時の振動が以前よりはっきり感じられ、アクセルを開けないでも加速あるいは速度が落ちない感じがより強まってきて、手は降りてからもしばらく振動の余韻とでもいうべき軽いしびれを感じた。

水温計の針はさほどではないのだが、以前よりクランクケースが熱い感じがするが、もはやシリンダーの熱抵抗が云々の段階ではないようで、クランク関係にまで影響が出ているようで、
シリンダーアースの効果は、はっきりした。

過去、今日のような燃費もあるにはあったが、どれも何かを除去(たいてい、アースの強弱を変えるとか、ミラクルパワーを全部または一部外すとか)した後の、熱抵抗からの開放で達成されたものだったので、長つづきせず、一過性のものだったような気がする。

このところ、初めて、以前は悪影響のあったシリンダーアースの復活、ミラクルパワーの全装備でも、振動が増加したり、熱も出るにはでるが、燃費向上へと段階的に向かってきているので、私の半年にわたる苦労も、少しは報われそうな気がしている。

リッター18ぐらいは目指したいところだが、それには運転条件の制限があるような気もした。
それは、ツーリング専用にすれば、という条件だ。通勤でつかっていると、17キロぐらいしか
片道で走らないので、いつも完全に暖まらずツーリング時とは違う状態で毎日使っているので、ツーリングにでてもその癖から抜けるのに、大げさにいえば、半日ほどかかるからだ。

今日も、好燃費の後は(161円だった)いっそう燃費のよさそうな走りをしていたが、明日からまた通勤モードに戻るのか、と思うと少々残念な気もしたところだった。それとともに、振動が以前と違うと感じたのだった。音ももちろんちがい、1300から1900回転あたりでも以前より、「おいしく」走れるようになった。


Firefox meter



なかのひと

2 件のコメント:

sho さんのコメント...

Natureさん、こんばんは~♪

確かにバイクで「半ズボン」というのは、見ていて大丈夫かな?と思ってしまいますね。
真夏は「半そで」というパターンはあるんですが、足周りはマフラーやらエンジンやら熱を帯びたものが多いだけに危なっかしい気がしますね。

ハーレーのドカドカ振動もご指摘のとおりですね。私はハーレーには乗ったことがないので本当のところは分かりませんが、信号待ちでの揺れるハンドルなどは、見ているだけで重量車の風格を感じます。

一方、CBのように振動が極めて少ないのは、運転していて疲れないというメリットがあるのでしょう。それにぶっ飛ばしてもミラーの揺れさえないというのは、ホンダの技術力を見せつけられているような快感すら覚えます(^^)

燃費が17に肉薄とは、おそらくこれ以上ないところまで上り詰めたのではないですか?私のCB1000の燃費記録も平均で15.7でした。

CB1300はもともと1000よりも燃費性能は向上していたのでしょうし、個体差の観点からも私はいいものに当たったのだと思います。
それにミラクルパワーとの相性もよかったためにツーリングで20超という信じられない好記録が生まれているのでしょう。大兄には感謝の言葉もありません。

とはいえ、私も20~30㎞程度の短距離をコールドスタートで繰り返せば、あっという間に15台に落ち込んでしまいます。峠で多少高回転に回してもしかり。

ところで先週は一泊で箱根~伊豆方面にツーリングに行ったので、今日は大人しく家族サービスをやったりして過ごしました。
明日か明後日は少しは跨ろうかと思っていたのですが、天気予報はいま一つですね。
合間を縫って少しでも跨がれることを期待してるところです♪

nature さんのコメント...

shoさん、いつもコメントありがとうございます。

ミラクルパワーは、機種によって効果がある場合とない場合があり、ない場合には返金に応じます、などと断りがしてあって、私の場合、sho様のテスト事例がなかったら、とっくに諦めていた筈です。

リッター17から、18.5に伸びたという最近の事例を待つまでもなく、正規の状態ならば効果が出る筈という確信を与えていただいて、こちらのほうが本当に感謝しております。

それで、シリンダー毎にミラクルパワーの有無を調べて行って、もともと
各コイルの能力に差があることがわかり、着けてみて改善効果の著しいシリンダーを見つけ出すことができました。

したがって、すべて着けてみて調子のいい状態になるまでの慣らしが必要という推論も、確信できました。

途中で諦めていたかと思うと、感謝とと共に感無量ですね。それにしても、
数万キロ走ってもびくともしない堅牢なエンジンにも脱帽、さすがは4気筒中の4気筒、ビッグワンですね。

あと一ヶ月で車検となりましたが、とても乗り換えられませんね。