日曜日, 9月 27, 2009

政治ブログランキングを最近よく眺めている。それで、トップテンはまだ全部みたことがないのであったが、民主党勝利とは裏腹に、自民党よりと思われるブログが上位に多いと、改めて気づかされた。
http://blog.with2.net/rank1510-0.html

民主党政権を希求するブログは、植草氏のものだけと言っていいくらいである。それだけ、最近の自民党は、自民党でなくなっていたのかもしれない。自民党惨敗の原因はいろいろとあり、単純ではないだろうが、選挙前から、私自身もこれでは支持率向上は無理!!と思われる事態が続出。麻生首相の、キャラもわき役立ったらよかったかもしれないが、自民党を引っ張る主役には向いていないことは、就任直後に早くも露呈。プライドが背広を着て歩いていると評されたその前任者よりは、絶対やめないとの信頼感はあったのだが。

しかし、やはり靖国参拝は期待したのだが、途中からこの姿勢では無理だろうな、と思い出した。曾野綾子氏は、靖国参拝を政治問題にしたくないからと、しなかった首相の言い訳を卑怯な手口と批判している。選挙の騒ぎとか新聞のネタにするのは、国家のために尊い命をささげた人たちには、間違いであろうと言ったという。しかし、曾野氏は、それを誰よりも助長しているのが、勇気も覇気もない無力な総理のこうした卑怯な発言なのである、と言っている。
(WILL10月号、127頁)。

表題『中韓を知りすぎた男』からは、ちょっと中味が伺い知れなかったが、見てみるとちょうど考えていた自民党敗北の分析がしてあった。現在、ランクは五位にある。
http://kkmyo.blog70.fc2.com/
『それと自民党を弱らした原因のひとつは,媚中派と呼ばれている
売国政治家がおおてを振って跋扈し、「日中友好」を唱えて日本が
中国の態度に対して常に弱腰で接してきた事です。

自民党には中国に対して国益を度外視してでも「友好」を唱える
おかしな人たちが多すぎました。それと歴史認識の問題についても
総裁自ら率先して「村山談話」、「河野談話」の踏襲を表明した
事です。これなら民主党と何も変わりません。

この流れを引きずったまま今回に衆議院選挙に突入したのです。』とある。

自民党がかくも劣化したのは、外務官僚や政治家に親中派が台頭してきたからだという指摘も
新鮮だ。(屋山太郎、WILL11月号、23頁)

小和田恆条約局長、後藤田官房長官時代以降、保守党の精神はねじ曲がり、公明党と連立を組むに至ってどどめをさされた。自民党の再興は遠い、とある。

雅子妃の父親の家風が皇室と正反対なのが、ご病気の遠因だろうとは、いろいろ取りざたされている。これ以上は、「雅子妃のご病気と小和田王朝」をご覧下さい。(前掲書)

屋山氏によれば、自民党は、緊急に立法しなければならないとき、内閣法制局に持ち込み法案を作ってもらっていた、という。民主党は、岡田議員の指示で、徹夜で作業をさせられていたそうである。自ら法案も作れない議員集団が何十年も持ったことが不思議なのに、野党になってどのように存在を主張するというのだ、という。

さらに集団的自衛権解釈も変更に踏み込まず、憲法改正の気運もないリベラルな総裁では民主党との違いはないだろうと。

ところで、民主党の施政方針演説の中身が決まらないので、日付も決まらないという。(日下公人氏、前掲書、18頁)。


なかのひと

0 件のコメント: