月曜日, 10月 12, 2009
sho様のコメント欄で、12日にツーリングの案内を拝見したが、今回は何かと忙しくあまり乗り気ではなかった。何よりも、バイクの調子が悪く、ツーリングに行く気分ではなかった。
ところが、前日書いたように、年内ぐらいは調子が悪い状態が続くかもしれないと、長期戦で構えていたエンジン系へ多量に回った鉛成分の悪影響が、11日にはほぼ取れたように感じるほどエンジンが軽く回るようになったことに気づき、ここでもう一押し、エンジンのテストをかねて長距離一括走行をトライし、前から疑問に思っていたことなどもテストしてみたい気になってしまった。
タンク内の過剰だった鉛分も除去し、容積比で3%以下の鉛としたが、入れ過ぎと思う量は5〜7%で、ちょっとした匙加減でエンジン抵抗が大きく変わることがはっきりし、その多かった分はすでにエンジン内にこびりついてしまって、取り去るには根気よく無理やりよく回すしかないことは、この春の実験でもわかっていた。
それが、ホンの一つまみの微量ともいえるスズ片を追加したら、驚くほどスズの効き目が発揮されるようになり、昨日だけでは、鉛の影響除去は完了しなかったが、あと一息でノーマルにもどれそうな予感が昨日はあった。
それで、とにかく長距離走行で、その予期した結果が出るかどうかかなりせっかちに知りたくなった。わたしのコメント欄にも念押しのsho様のツーリングのお誘いを頂いたが、その時点ではすでに内心決めていた。ただ、夕方までまってみないと、本当に参加できるかどうか、確証がなかったので、返事は夜9時頃となってしまった。
さて、「道の駅ちちぶ」へは午前8時集合となっていたが、具体的にはどれくらいの時間でいけるか、明確な値は持っていなかった。 それで花園まで、いちおう高速を使って、八時半ちょっとすぎに着く。見るとバイクはほとんどいない。ん?どこかで見たような1300が一台。近寄ると、とちぎナンバーだった。GTOさんかと思ったが、2本マフラーではなく、右側一本のみだ。
前へまわって、ゴールデンリトレバーのロゴを発見しておけば、くろラブさんの赤兎馬だと気づくはずなのだが、ほぼ新車に近く見えたので、脇に止めづらく敬遠して遠くに。
皆が来て混む前にトイレ休憩を、と近づくと、ン!?自動販売機の前に、そのライダーらしき人がいる、と見たが、残念ながらゲストブックでの愛称が浮かばない。出てくると、shoさんたちと出口で遭遇。それで、くろラブさんだと教わる。で、みんなで挨拶となったが、きょうは結局4名だとわかる。くろラブさんは、足利方面から関越道で花園経由で来たため、一番乗り。雑談で、道の駅秩父までは、皆60〜70キロの圏内から集合したことに気づく。とちぎ、練馬、相模、千葉ナンバーと4台で出発。
299号へルートをとって群馬県側へ。最初は、好ましいゆったり運転だったが、道が空くと4台しかいないため、みなけっこう飛ばす。前回(7月20日)の参加時とは段違いのハードツーリングとなり、直線ではかなり飛ばす。最初、私が2番手だったが、過激な走行にとまどっているうちに、くろラブさん抜かれ3番手となる。くろラブさんのコーナーリングを目で追っているときれいなリーンウィズで、急コーナーをさりげなくこなしている感じ。こちらは急コーナーで最初はいいのだが、後半に入るとコーナーからアウトしそうになり、シフトダウンして、体制を建て直し二段構えのコーナーリング、これでは後ろについている人はいらつくだろうと、内心汗。
結局、気が遠くなるほどコーナーの連続が続いた。足が低温と緊張で攣りそうになり、太ももがいたくなった。7月のブドウ峠超えよりも、今回はパワーを感じて比較的楽だった。やはり、ミラクルパワーのおかげか!?。あの時は、パワーがなく、すぐ後ろにカワサキの逆輸入車に続かれ、かなり苦労した思い出がよみがえる。私が追いつくのは、流れ出た水で路面がウエットになっている場所だけであった。
お昼はけっきょく、またソースカツ丼。 麦草峠を超えてきたせいかかなり寒く、くろラブさんが、食堂内では通常、ライダーウエアは熱くて脱ぐのが普通なんだけどね〜などとおっしゃっている。麦草峠は、看板で見てきたが、標高2,127mだそうで、どうりで寒い。国道299号の最高地点だけでなく、国道の峠としても、2番目に標高が高いそうである。
といっても、一位の渋峠は、2,172mだそうだから、その差はわずかであるが。
昨日平地で1200回転だったアイドリングもこの当たりでは、何と800回転に落ちている!!。酸素もいくぶん低濃度なのであろう。ジーゼル4輪などが前方にあらわれると、大変である。
この日は、展望台や紅葉が見ごろな場所では、4輪が多数路肩停車中で、カメラやビデオ撮影にはまっている人たちがたくさんいた。眺望のよいところでは、盆地が海の底に沈んでいるように見える場所もあり、山の稜線も雄大な感じの場所もあったが、先頭が飛ばすし、急コーナーもあり、実際のところ景色や撮影どころではなかった。
http://www.youtube.com/watch?v=mjODAlh1yWo
それで、手ごろな画像ファイルを見つけたので、紹介しておく。バイクにつけた固定カメラでの撮影の画像であり、路肩には雪が残っているので、初夏のものかもしれないが脇に積雪があってもおかしくないほど、寒く感じた。
下へ降りてきて最初の給油。だいぶん暖かで、直線が多く走りやすい。此のときの燃費は約13キロ。まだまだ鉛の影響があるのかもしれないが、夏のブドウ峠超えでは、12.4しか走らなかったのに比べると、少し良い。くろラブさんの話では、sho様とおなじく、ツー専用として使われているようである。通勤で毎日、雨の日でも乗っていると話すと、信じられない顔をされていた。私の予想では、毎日20キロ足らずの走行と、200キロ、300キロというようなツーリング専用車とでは、基本的に燃費が違うのでは、と前から思っていた。あまり多くはないが、過去の経験から、2度目の給油のほうがかならずといっていいくらい燃費が伸びているからである。今回も、帰りついての2度目の燃費は、13.5強となりやはり予想をうらづけた。
甲府から丹波山へ抜ける道もけっこう急コーナーであり、このコースをやはりコーナ出口でスピードが落ちるコーナーリングを経験したあと、ようやくくろラブさんのコーナーリングが少しわかりかけたきたような気がした。足、腰をほとんど使っていない、通勤モードのコーナリングではカーブを今日のようなハイアベレージの速度では、どうしても無理があるのだろう。
さて、前半はまだ鉛くさい感じがしていたが、後半はほとんど取れた感じがした。回りに聞いても、特に異臭は感じていないようである。しかし、今日は標高の高い処はともかく、アイドリングが少しおち、1200弱でまわり、昨日の快調なスズが効いている感じはかなり落ち、通常の無処理然とした感じに戻っていた。それで、会社によったついでに、もう一度スズ片を追加。するとリザーブ前だし、基本濃度はほぼ満足しているので、しばらく走る(数キロで)とこれがよね、と感じる程よいスズ効果が出て、昼間よりよほど快適なエンジンのつきを感じた。これくらいがちょうど良い感じであるが、なにぶんガソリン残量が少ないときに入れたため、効果絶大であるが、満タン時にいれるとどうなのか、がこれまた問題。
あす冷機時からスタートして、会社につくまでに今と同じぐらいに快適ならば、可だが、そうでなければ、あと少し増量の余地がありそう、というのがこれまでの経験則である。昨日突然調子が良くなったが、きょうのハードな山登りで、スズ効果を使い果たしてしまった感じであり、その分鉛分は飛んでくれたようだが、ようやくノーマル(無処理)にもどった感じである。タンク交換前の感じには、まだほど遠い気がしている。あれは惜しかったが、今その状態にようやく近づきつつあるように期待している。
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6 件のコメント:
こんばんは。今日はお疲れ様でした。ツーリングと云うより走り込みのようでしたが、とても楽しい一日でした。またよろしくお願いします。
くろラブさん、こんばんわ〜、コメントありがとうございます。
今日は480キロほど走りましたが、前回とちがいトラブルもなく、なんとか1300軍団について行けました、かな〜。
カーブで幾つか危機にあいましたが、無事危機一髪で、うまくかわせました。
くろラブさんのコーナーでの乗車姿勢を見て真似ようと思いましたが、なかなかできませんでした。
少しコツが分かってきたのは、丹波山あたりからでしたが、次回に生かせたら、と思っています。
こちらこそ、今後もよろしくお願いします。懐かしい栃木弁っぽい口調を会話の端々に感じさせてもらいました。
Natureさん、どうもお疲れ様でした。
記事を読んで、ちょっとペースが速かったかな?と反省。休憩時間も短かったかも(^^ゞ
結果的に、事故なく無事に帰還できてよかったです。
ワインディング好きの私には最高のコースでしたが、この辺の好みも人それぞれですよね~。逆に私は、高速道路には何の面白みも感じません。
ともあれ、また次の機会によろしくお願いします。
スズロイの塩梅がいいところに落ち着くといいですね(^^)
Natureさん、昨日はおつかれさまでしたm(__)m
昨日はけっこうな距離になってしまいましたが、トラブルも無くホントに楽しい一日を過ごす事ができました。
柳沢峠辺りからNatureさんの走りが、
何かを掴んだようなコーナーの走りに感じました。だんだんペースが速くなっていった様な・・・
是非、時間の合う時にはまた、ご一緒に走りましょう(^^v
宜しくお願いします♪
sho様、こんばんわ~、コメントいつもありがとうございます。
昨夜は書きかけのブログ途中で、猫の安らかそうな寝息を三度ほど確認しましたが、その後の記憶はプッツン。気がつくと朝でした。猫も見たときのまま、寝ているような・・・。
ノートラブルというのが、結局一番ですね。前回も、前々回ももエンジンがブスブスいうアクシデントに見舞われましたし、その後も走らなくなったり、ようやく点火系は持ち直したようで、一安心です。
あとは添加系の問題だけですが、長距離のハードランで、余分なものは消えていただいたようで、かなり無臭といえるほどまで回復し、トラブルなしと二重の意味でよかった、と思っています。
sunyou様、こんばんわ~、いつもお世話になっております。
昨日は気の遠くなるほどのコーナーを抜けてきましたが、前方のくろラブさんのコーナーライディングに魅せられ、自分は思うように曲がれず、かなりいらつきました。
まあ、18インチタイヤだから、などと甘えていましたが、あまりにもコーナーが続くし、後ろからsunyouさんがぴたりとついてくれているので、何とかならんかいな~とずっと思って来ましたが、途中でコーナーライディングの基本の本を思い出しました。
この本は、梁のあゆ定食を食べにいったとき、バイクに積んであったのですが、高速で風防が鼻に当たるほど飛ばした時、振動と風圧でどこかに吹き飛ばしてしまい、ろくに見ていないのですが、たしか、こんなことが書いてあったよな~、ということを思い出して実行しました。
まだまだ、恥ずかしいのですが、それを実行すると、なんとか思った以上にコーナーを回れるような気がしました。それまでは、ハンドリングと体重だけで回ろうとしていましたが、通勤でやっている癖だけでは、やはりちょっとハードなコースになると無理ですね。
お世話をおかけしました。ぺこり。汗、汗・・・。4台でよかったと思っております。
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