木曜日, 4月 01, 2010



明日は、朝から雨の模様。今日は昼間は車内も一時的にエアコンをつけるほどであった。そこで、ちょうどそろそろリザーブになるところだったので、燃費テストのコースを回ってみた。

前回の寒い日曜日、ツーリングでもせいぜい燃費は12.8あたりで良くなく、ちょっとがっかり。
それから、燃費の伸びない原因をあれこれ考えた。まず、燃費が13キロ以上でるはずだった状態(にんじん君なし、といってもマイナスだけはつないでいた)すなわちミラクルパワー主体で、燃費が落ちて来たことは、逆ににんじん君の正規接続での好調の兆しではないか!?と考えた。

昨年暮れ、ツーリングで11キロ台しかでず、スズロイを4個足したら、よくなってその辺を走り回って14.5ほどの燃費を得た。このときはにんじん君あり、ミラクルパワーなし。それで、欲をかいて、さらに4個たしたら、よく吹けるようになったが、燃費はガクンと落ちた。それで、にんじん君を外し、新規ミラクルパワーに変更。するといきなり13.5ほどでるようになり、それでもにんじん君をつけると11.5以下に落ちることがわかった。

それで、しばらくにんじん君不信に陥っていた。しかし、かって定置燃費コースでリッター17キロ近く出ていたときは、ミラクルパワー(オレンジタイプ)+にんじん君+マイクロロン構成であった。マイクロロン使用は、買ってすぐだから、かれこれ4万キロ以上使用し続けたことになる。7万キロ目前で、マイクロロンに見切りをつけ、モータロイもどきなるハンダロイを7000キロほど使用して、燃費がちっとも良くならない事がわかり、中止して、除去。かわりにスズロイにしたが、紆余曲折の果てに、にんじん君ありで、14.5キロほどどまり。

それで、マイクロロンの欠点を除去したマイクロフロン-IIなるカーワックス、オイル添加剤を試す事にした。
http://www.poweraccel.co.jp/

それを前回の寒い日曜のツーリング直前に少し試した。それで、いちおうマイクロロンと同じ効果をもつ製品なので、だいぶなめらかになり、それでも燃費は落ちた事から、ある仮説を考えた。

スズロイ効果濃度にあるオプチマムがあり、それ以上でも以下でも、にんじん君との相性は良くない。したがって、燃費が落ちた事から、にんじん君をつけると燃費が落ちたときよりも、今は逆ににんじん君をつけたほうが燃費はあがるのでは!?と思った。(振動が減り、スズロイ濃度は結果的に下がった感じはしていたし、テフロン系添加剤の影響で、さらに振動が押さえられ、スズロイの濃度は相対的に下がっているはず、と思った。濃いときに燃費効果があった、ミラクルパワー単独の神通力が下がった、ということはその逆を考えた。)

それで、翌日さっそくにんじん君を正常接続。すると発進加速などは明らかに力強い。しかも、テフロン剤の併用で、今までと違いアクセル開度最低でも結構回転があがり加速する。それで、やはりにんじん君の底力を再認識した。また、エンジンがスムーズに回るその特性が、最初に長く使用したテフロン系のクセを残しているのでは!?とさえ思った。これはおそらく、ハンダロイで、鉛の滑り抵抗が大きく、変なくせをつけてしまい、振動が大きかった影響で、スズロイになっても、そのくせから自由ではない気がした。

そこで昨夜、もう1グラムだけ、マイクロフロンを増やしてみようと思った。通常、エンジンオイル1リットルに1グラムとされている。120グラムも入って3800円。マイクロロンなら100本分くらいの成分が入っており、粒子は細かいので、オイル中でもやくひと月ほど滞留し、すぐには沈まない、という。これまで、4グラムをいれたが、エンジンオイル全体量は4.3リットルはあり、濃いスズロイなどもあるので、もう1グラムだけ追加したわけである。

今朝は、それで少し遠回りして幹線道路中心に軽く流してみたら、案の上、効果はたった1グラムで、過去の4グラムに匹敵するほどであった。そのときは、帰りにテストしようなどとは思わなかったが、昼間の暑さで、変わってしまった。

定置燃費コースへ入る前に満タン。通勤燃費は前回同様12.1キロほど。スタートしようとセルボタンに指が触れると同時にエンジンが起動。ライトが明るい。パイロットランプも眩しい。久しぶりに、にんじん君へのかっての信頼が頭をもたげる。本来のモーターロイと違って、自作スズロイは、私の場合はあまり成功ではないようだが、バルブ周りの潤滑などでは、テフロンではかなえられない機能を、半永久に発揮してくれるだろう。

国道へ出ると、スズロイ効果か、何もしないでも前へ出る感じ。アクセルを戻してもエンブレがかからない感じで、かっての最良燃費やその近傍の値を出した頃の感触が蘇る。この時点で、好結果をほぼ確信してしまった。

前をトヨタヴィッツがずっと走っているので、その後を前車の速度に合わせて追随した。70〜50キロ程度が多かったと思われる。小銭だけで給油できるセルフで満タンにしようとキャップをあけると、瞬間的にガソリンの減りが少ないとわかった。いきなり、実に一年半ぶりに、16.04キロと出た。するとやはりマイクロロンの効果はあったわけだ。ただ、ハンダロイを入れた時点ではがれてしまったと思われる。こんどのマイクロフロンは、オイル交換ごとに、あるいは随時追加投入できる点で、他の金属系モータロイなどと共存できる利点があり、値段も安い。

国道16号などで、カワサキの空冷リッターバイクなどで、やたら静かにおよそ、カワサキ車らいからぬ静かな発進をするバイクを何度か見かけたが、おそらくそれらも、こうした処理をしているにちがない。なお、この製品は、パリ=ダカ仕様車などでは、標準装備になっているそうである。
なかのひと

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