土曜日, 4月 17, 2010


土曜日に午前中は41年ぶりとかの降雪がある、という予報で、急遽休みとなった。したがって、ご多聞に漏れず、明日は出勤とあいなる次第。あと、一章で、このまえ買った生物学関連の本も読み終えそう。

昔、4月に降雪があっていらい、そうか、その間は今年まではなかったのか、と感慨にふける。学生時代だった。少々おどろいたが、たしか午後には止んで晴れており、常磐のマツのこずえを眺めたような記憶がある。

北側の書斎なので、昼間は陽が照っているかどうか、俄には分かりづらい。雨音を聞いていて、まだ晴れないのかと思って、南側の部屋を見たら、すでい陽光が差し込んでいた。雨音と思ったのは、屋根の積雪が溶けてしたたり落ちているおとだったのか、とはじめて気付いた。

そこで、いつもは、直射日光を直接受けて、昼間場所を変える人が居ないと、温度が上がりすぎて、魚に悪かろうと遠慮していたので、今日は直接陽光下で、水温も暖め、水草の活力も高めようと、日当りの良いベランダの手すりに置いておいた。

3〜4時間後、陽の当り具合をチェックするべく見たら、想像したとおり、水草のまわりに、無数の気泡がまとわりついてるのを見る事ができた。やはり、光合成の結果、酸素が放出されたんだ!と思った。携帯で撮ったため、ピンボケでわかりづらいが、コッピーという文字のコの字の下と左ななめ上にあるものが、辛うじて気泡とわかるぐらいだが、こんなに出るのかとおどろくくらい、たくさんまだ、葉のまわりにもとわりついていた。コッピーの動きもすばやく、活力が出て来たようで、よろこんだ。

別の角度から見ると、水面と瓶の縁のまわりにも、草からはなれた気泡がたくさんあった。これで、少しは環境の消毒にも役立つだろうと思った。
食べ残した餌が、水にふやけて固まったまま浮遊したりして、一回だけ、半量ほどの貯めた雨水で、中の水と置き換えただけで、特に何もしていない。雨水をいれたとき、一緒に藻類の一部も流れ込んだようで、いくぶん緑がかって見えるようになった。しかし、コッピーの様子には特に変化は無かった。

ふだん蓋をほぼ密閉したままなので、酸素不足が心配、といえば心配だったが、少し安心した。道の駅、芦ケ久保で購入してきたものである。この前、幸手市役所の浄水場へいったら、玄関わきに大型水槽があり、真ん中の装置から盛んに泡が出ていた。そして、多くのコッピーと思われる個体が、かなり勢い良くたくさん泳いでいた。大きさもこの倍くらいは皆あった。



なかのひと

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