土曜日の午後、川越の現場で仕事上のささいな点であるが、気になることがあり、バイクの燃費チェックをかねて、往復した。ここ一週間ほど、ミラクルパワーを外してあり、金曜日に満タンで燃費を計測したら、やはりというか1キロほど落ちていた。通勤ではしかたないが、ツーリング的に走れば、もう少しいいだろうくらいの軽い気持ちであった。
現場をチェックしてすぐ帰ってきたが、土曜の午後の渋滞のせいもあるが、通勤燃費より悪い、リッター11キロそこそこと過去最悪を記録してしまった。これには、むしろ笑ってしまった。
セルの音などが、気ぜわしい感じであり、パワーがないことは当然としても、シリンダーからもチリチリとした気ぜわしい音がする。いきなりミラクルパワーを外したんだから当然だろうとは思った。ただし、低速での息つきなどはいっさい見られなかった。
それで、何かが悪いと!?と犯人探し。といっても頭の中だけであるが。過去のいろいろな経験を思い起こしてみたり、折にふれて、考えて見た。
ちょうど、メールで
『さて、今回お奨めする書籍は、「考える」ことの重要性について書いた
『検索は、するな。』安田 佳生 (著) サンマーク出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763199102/successtool-22
です。
安田社長さんは『千円札は拾うな。』安田 佳生 (著) サンマーク出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763196804/successtool-22
がベストセラーになったのでご存じの方も多いと思います。
この本の中で、安田社長さんは繰り返し考えることの重要性を説います。
例えば、
...自分の頭で考え、答えを見つけ出していくことである。
何事も自分の頭を使わずに成長する方法などないということだ。(31ページ)
世の中には考えて生きている人と、考えないで生きている人がいる。
そして、本当の意味で考えて生きている人は絶対に成功する。(48ページ)
多くの人は、考えているようで、実は考えていない。(49ページ)・・・』
などというのが届き、最近仕事が少し暇にもなり、考える時間も出て来たところで、改めて、
事前でも、事後でもよいから、いろいろと考えることは大切なんだな~、と思っている昨近でもあったところ。
ネコを相手に遊んだり、植草先生の著作を読んだり、いろいろした。いつから、先生は四ヶ月の実刑に服されるかまだわからないが、ブログも気になり、覗いてみると、いつのまにかダントツのブログランキング一位をさいきん続けておられる。都議選、衆院選も真近であり、読者の関心がふかまっているのだと思われる。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/
先生のいわゆる、失職の原因とされる事件については、巻末に経過が書かれているが、これは当人しか正否のほどは分からない。しかし、本文(知られざる真実―勾留地にて―)では、沖縄県知事選前の、マスコミの様子や、安倍政権が、ほぼ互角の戦いとされた知事選で、自公候補が勝つと確信を掴んだからこそ、強行採決に踏み切れた背景を、先生の推理で暴いている。
また、田中角栄元首相から、その娘、あるいは辻本女史や、西村議員など検察に摘発された方々の共通項は、反米姿勢ということで、一括できようなどともしている。ご自身も、基本的には親米でも、小泉・竹中改革とは、バブル崩壊以降、基本的に正反対の経済政策を考えておられた様だ。まだ1/4ぐらいしか読んでいないが、りそな銀行の問題にも、先生は、経営陣が、小泉政権に反抗的なところが、狙い撃ちされたのだろうと、竹中氏たちと、途中で大きく姿勢を変えて政権に擦り寄った感のある過去の関係者たちを実名で書かれている。・・・・先生もずいぶん小泉首相に、勉強会などで説明したそうだが、小泉首相は、途中で遮り自説を述べ続け、聞こうとしない姿勢だったそうだ。
さて、そんなわけで、今日も続きを楽しみにしているのだが、バイク燃費悪化の犯人探しも大事である。最初は、低速での息つきは、にんじん君の劣化というか、ミラクルパワーとの組み合わせが関係しているかも知れない、とも思ったりした。1.5キロぐらい燃費が違えば、いまさら、ミラクルパワーを、部屋の片隅に置き続けることは、得策ではないが、問題の息つきの、解決への行き先は!?
にんじん君も、こういう場合のために備えて、ドライバーも要らず、配線をカットできるように細工してあり、まずこれをチェックすることを考えた。・・・夜は大変涼しくなり、寒いぐらいとなってきた。そのため、他にもいろいろ考えることがあり、なかなか寝付けなかった。
涼しい晩となったので、ネコが深夜すぎには、私の毛布の足元に眠りに来たりした。正直な生き物だ。
いろいろと逆問題もふくめて考えていた。結果から、原因を探るのは、やはり楽ではない。
三時ごろ、ようやく眠ったのだと思う。めがさめたら、5時過ぎだ。眠ったせいだと思うが、いつのまにか結論が、シリンダーヘッドアースを外してテストする、に変わっていた。
それで、さっそくテスト行。アースの結線を外し、ミラクルパワーをみなつけて、日曜の朝なので、バイクを押して、離れた車道まで。そこで、セルを回す。気持ちよく目覚める。その音で、あ、これは調子よさそう!とすぐ分かった。
暖機もろくにしないで走り出して見る。昨日までのクセが残っている感じだが、低速の出だしも驚くほどスムーズ。それで、迷わず、他の原因を考えることを止めてしまった。
50キロ以上走り給油すると、昨日より、1.5キロはアップ。結構クセを殺すために飛ばしました。それで、あとは落ち着いて、定置燃費コースへ入る。暖機されているので、おそるおそる発進すると、意外とトルクがあって、アースを外しただけなのに、昔のようにスピードが上がる。音は静か。
昔、モータロイもどきに切り替えるまで、このコースでの最良は、16.9で、推定で17.1ぐらいというのがあった。そのときは、マイクロロン、にんじん君。ミラクルパワーの三点セットだった。きょうのこの走行感覚は、そのときに大変近い。ただ、マイクロロンがミリテック1に変わっただけだ。そのせいかどうか分からないが、ミリテック1のほうがメリハリがはっきりしていて、マイクロロンのようにとらえどころのないフワフワ感がないだけ、感じが良い。スムーズさは、ほとんど同じくらいだと思った。
日曜の早朝でもあり、通勤のマイカーがなく快適に走り、思ったより速くスタンドへ。そこで、燃費をはかり、結果を出すと、13.8!おや、絶対おかしいと直観。ガソリンレベルからしても、こんな数字のわけがない。ひょとしたら、最近あまりお目にかからない16キロ台でもおかしくないと、もういちど入力しなおすと、なんと17.29・・とでて、やはり過去に良かった組み合わせは、今回も健在だ!、と思った。CBのよいところは、あまり神経質でなく、鉛をいれたり、いろいろ苛めたが、元のセットに近い状態に戻すと、値が劣化しないことだと改めて思ったりもした。
それにしても、今回も、誤推定してしまって、自作シリンダヘッドアースを指摘できなかった不明には、返す言葉もない。だいたい、過去数回とも、シリンダヘッドアースは、その時は目先が変わって易々かに見えたが、どのケースも長続きしないで敗退している。
そのことを思い出して、もっと早く外していれば、先週の白石峠行などはもっと高燃費だったろう。定置燃費コースなどは、今回2.8キロ近くのびたことになる。自作アースを外しただけ、いやミリテック1も数十ccほど追加はしたが。
他人様のブログなどでも、いろいろな方が、経験から燃費向上策をご披露されているが、参考にはなるけれど、100%の信用は(あまりいないと思うが)、差し控えたほうが良いのでは。燃費問題は、個々の微妙な条件が関与している部分も多く、氷山の一角だけしか見えないことが多い、と思うのである。先日もちょっと紹介した、
http://cbr1100xx.ic-blog.jp/mebi/2008/07/post-907f.html
では、車の燃費を良くする4つの方法なるものが記載されている。その中の一つにア−シングを上げておられるが、私とはちがう方法のようである。
イリジウムプラグを使う。これはあまりいいという評判はあまり聞かない。あるサイトでは、生涯慣らし運転ぐらいしかつかわないのであれば、有害無益と言ってもいる。まあ、私は、加工プラグは、イリジウムプラグの比ではないぐらい、という宣伝文句に魅かれて注文したのであるが、。
アーシングケーブルをつかいなさい、といって車の配線例を示している。
私も、最初使ってみたが、やり方が悪いのか、あまり、持続的効果はない。
摩擦軽減のために、オイル添加剤を使う。として、氏はスーパーゾイルの使用を奨めている。これはまあ、一般的でリーズナブルである。
最後は、エアークリーナーを交換する交換しなさい、となっており、失礼ながら思わず吹いてしまった。CB1000SFでは、車検の時ぐらいしか交換しない。しかし、氏は現在カワサキ車だとのこと。先日、某カワサキ車の2005年版を所有されている方が、調子がわるくサービス店で点検してもらい、エアークリーナーは交換から時間がたっていないし、汚れも目立たないから、ここは大丈夫でしょうといわれたらしいが、それでも直らず、念のため、汚れの目立たないフィルターを高圧コンプレッサーで吹いてもらったら、直り、サービスマン氏も、やはりエアークリーナーでしたね、と。おい、おいそんなに神経質なのかよ、カワサキ君、と感じたしだい。
恐らく飛ばす方で、加速=命ぐらいなのかもしれない。こちらは、通勤&ツーリングだし、ネイキッドだし。それでも、今度のプラグ加工は、なおさら楽しみだが、値段が高い。
昨年、マイクロロンを諦めたのは、燃費の最高を17.5位に持っていこうという目標があったことである。今回の約17.3はそれに近いが、平均でとなるとおぼつかない。ミリテック1の二度目以降の処理でもう少し向上するのか!?。ミラクルパワーでガクンと違うようなので、少しは電気系のチューンの余地はまだあるとうに感じている。しかし、これらは、皆他の条件との相性次第で変わるようなので、やはりいろいろと試行錯誤は続くだろう。・・・。
日曜日, 7月 05, 2009
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