金曜日, 7月 24, 2009

にんじん君が壊れた、とメーカーに報告したら、丁寧な返事が来た。

曰く『ツインGT(にんじん君)はコンデンサー製品と違い壊れやすい部品を使用しており
ません。

また、プラスとマイナスを通電させて作動させる電気機器とも異なりますので、
大きな電圧も加わることもなく、本体の損壊以外は壊れることはございません。

ツインGTは電気のノイズを除去することで、電気の流れを改善する目的の製品で
す。

ちょうど、パソコンモニターのケーブルについているノイズキャンセラーと同じ方向
性のものです。』などとあった。それで、ネットでにんじん君の中味を検証した記事を思い出した。
http://yorutono.jugem.cc/?cid=9

それを見て、専門的なことはわからないが、メーカーさんが自信を示す、壊さないかぎり壊れる事はない、という言葉を半信半疑ながら、壊れたと思ったにんじん君を試しに装着してみた。

エンジンはかなり調子よくかかるし、アクセルのつきもよい。前回のツーリング時の不調が嘘のよう。作動原理も、見かけ上の類似製品とはちがう、というのなら、ミラクルパワーとの併用は過去に何度もトラブったので、もうしないが、エコボックスとの併用は、一時的には試したことはあり、特に問題は感じなかったので、またおそるおそる試験的に試したが、変化はなさそう。それで、とりあえず、今のエコボックスは、にんじん君との併用は端子を変えないと同時使用はできないので、もう一個をバッテリーに直接ネジ止めしてみた。すると、回転はにんじん君単独よりは重い感じでごろん、ごろんと回りだした。しかし、それだけで問題はなく、ライトもかなり明るい。

しばらく暖機させ、また納品でさいたま市まで試走した。まず、低速は、エコボックスのおかげかどうか、たっぷりある。それで、走り出してアクセルを絞っても気持ちよく走るかどうか
を見たが、にんじん君単独と同じかどうかは燃費を見るしかないが、絞っていても加速する感じはある。ローからセコへのつながりが、エンジンがすぐ回転がおちないせいか、かなりスムーズである。特に問題なくついてしまった。


コードが十分長くなく、にんじん君もあるので、設置スペースが見つからず、バッテリーの上に丸めたコードごと置いてあったので、かなり熱を持った感じだが、今はしようがない。にんじん君は場所も後方だし、中味が上の記事通りなら発熱など起こりようがない。

それで、またそのまま、シートをしめて自宅まで帰ってきてしまった。はっきりとはわからないが、だいぶ単独の時より明るい感じで、とにかく低速でも重い車体がスッと出る感じは、以前より一枚上手だと思う。ただ、途中のアクセル操作は、両方の特徴がつきまとうので、できるだけ、にんじん君だけの時のようなアクセル操作をしないと、にんじん君を付けた意味がない。しばらく様子を見てみよう。

翌日も朝から雨、しかも自宅では降っていなくても会社に向かうにつれて本降りとなる。止まるとそうでもない。走っていると、余計に濡れる感じが今朝は顕著だが、バイクのエンジンの調子は、今のところ申し分なく良い感じである。昨夜はアイドリング回転が1150ぐらいまであがったが、雨のせいか1000回転前後。朝、始動のとき、いきなり調子よく回り1200回転近くになることも分かった。かってない数字。それからピストンが熱膨張を始めると徐々に回転は下がっていく。走り出して、国道へ出るまで、じゃっかん上り坂であるが、にんじん君があるのとないのとでは、かなり違う。ないと、スコスコ定速回転、あるとちゃんと加速してくれる。アクセルは、始動直後だしあおったりはしない。

メーカーの宣伝では、ニケ月までの返品保証だという。最近の車は、コンピュータつきで、コンピュータの学習効果が現れるまで、時間を要するためだという。返品率は、メーカー発表では3%だという。まるで、どこかの発毛剤の宣伝に近い数字である。中国ではすでに、自動車の正規部品扱いだという。欧米での評判も悪くないそうである。ただ、値段は安くない。
私はモニター価格で購入できたのだが。

今のところ、エコボックスもちゃんと働いてくれているようである。にんじん君は、ノイズ除去だけなら、エコボックス本体に対しても、余計な負担をかけないのではないか、!?とさえ思った。

さて、夕方、バッテリーの各端子に接続する平座金を一個だけにして、それぞれ2本のリード線をハンダ付け、先端にはメスのギボシをつけ、にんじん君とエコボックスとを同時に、あるいはそれぞれ単独でつないで、比較できるように加工した。バッテリー端子のネジは一切いじらずに、交換や追加、除去が可能になる。

それで、まずにんじん君だけつないで試しにエンジンをかけてみた。朝と同じように調子がよさそう。それで、しばらくにんじん君だけで10キロほど走ってみた。今日はどういうわけか、低速も結構スムーズでばらつきは感じられない。アクセルをほとんど戻しての走行も可能だ。

しかし、何かもの足りない。何か線が細いという性格を感じる。電流のノイズ除去器だという。それで、どうも、ノイズを取り去った分線が細い気がするのかとも思った。比較的明るい街灯の下で、エコボックスもオンにしてみた。これは、同僚の軽に一年以上付けてもらっていた最初のエコボックスで今朝までのとはちがう。形式はおなじであるが。

アイドリング音が少し変わり、走り出したとたん、トルクが太っているのを感じる。昨夜初めて感じたトルク感と同様である。にんじん君の良いところと、エコボックスの低速の粘りと、どちらも相殺されずに出ている感じで、加速も鋭さを感じた。

昨夜は感じたところをうまく言えなかったが、今日の感想をいえば、プラグにそれぞれの装置の特徴を有する波形が届き、プラグによるガソリンの燃焼に複層的に作用し、燃焼に厚みがでたかんじである。より有効にガソリンのエネルギーを縛りだしている感じだ。

なぜ今まで、もっと積極的にしなかったか、とさえ思うが、以前はアーシング効果が十分でなかったので、さしたる効果は感じずに終わっていたためと思う。

アクセルをかなり縛った状態で、ガソリンの燃焼の仕方が、供給電流のいかんにより、左右されるように感じるは、今回が初めてである。なんだか、毎日が面白い。

なお、今までエコボックスと書いてきたが、ホットイナズマECOという呼び方のほうがポピュラーようである。中味はコンデンサーの類いだと言う。
http://www.10masnome.com/hotinazuma/

なかのひと

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