金曜日, 7月 10, 2009
ごんた屋さんから、連絡が来たと思ったら翌日朝には届いていた。そこで、さっそく試すことに。箱をあけて電極を見ると
L型の端子というのか、金具の先端に、2ミリほど何か塗布したような輝きが見える。新品のため、回りの色と区別がつけづらいが、ハンダ付けしたものを取り去った後のハンダの名残のような感じで、もちろんハンダなどのはずはない。
以前のプラグを外したら、相変わらずの真っ黒で、写真を撮ろうとしたら、カーボン分が、コピー機のブラックトナーのようにこぼれた。わずかに電極周辺のみ、まあ何とかきれいに焼けている程度で、4本ともほぼ同じであった。困ったものだ。
ねじ山にオイルを塗布してプラグをセットし、エンジンをかけてみる。ボムという感じでかかる。少し吹かしてみるが調子よさそう。走り出して見ると、古いオイルを変えて新品のオイルににしたときのような感じである。たしかに低速のトルクはアップしている感じで、アクセルをを戻して停止するときに、今回のイグナイターでは、低速で、エンジンががくがくする癖があったが、それもあまり感じなくなっている。ごく薄い混合気でも爆発が均等化しているようであった。
走るほどに、調子は出てきて、ローからセコへのシフトアップ時の繋がりも良い。ただ、通勤で3000以上は使わないので、上のほうはわからない。少し、慣らし運転をしないと、高速にも入れない。総じて、7〜19%の燃費アップの結果をユーザー諸氏からいただいている、というのが、宣伝文句にはあった。5%も出れば、好しとしなけければならないだろう。昔、同級生に父親が戦争中、零戦の性能アップに拘わっていた、とう技術者の息子がいたが、ポップ吉村おじさんもそういう技術者の一人と、聞いた。
戦後も、多くの技術者ががいろいろと研究し、今日まで半世紀以上たったのだが、そろそろガソリンエンジンの終焉は近づきつつあるのかもしれない。かっての蒸気機関のような道筋をたどるのであろうか。・・・ところで、かってにんじん君と同様の機能を有するエコボックスを取り付けていたダイハツ車を今度売ることになり、エコボックスがお世話になりました、と返却された。それで、あらためて、燃費を聞くと、5%ぐらいは確実にアップしたようだっと、ずっと付けていたとのことだった。アートマティックでも、17キロ前後出ていたと言う。今の新型車には、あまり合わないかもしれませんね、とも言っていた。
それで、ファミリアの1300で通勤している新人社員に試されては、古い型だから効果はあるかも、という話になり提案したが、そういう後付部品は一切受けつかない志操堅固な、私から見れば意外な(日ごろの言動からうすうす気づいてはいたが・・・)タイプだったので、これはこれで宙に浮いた形となった。燃費は、通常15キロ程度と言っていた。まあ、悪くない燃費。CB1300より、チョイ悪燃費!。
それで、にんじん君は回すタイプ、こちらの4輪用エコボックスは、つけると2気筒車のような出足の低速重視タイプだったことを、懐かしく思い出した。それで、端子にギボシをつけて、ワンタッチでにんじん君に置き換えて見た。15ヶ月も異常なく使用していたので、特に問題はなく、あの当時の性格と言うか性能をまた発揮してくれるかどうか、期待と不安で取り付けはすぐに終了。
走り出すと、当時はつけていなかったミラクルパワーと、加工プラグのせいもあるかもしれないが、にんじん君よりもはるかに1000~2000回転でトルクフルな感じは変わらない。過去、最高の低速トルク性能であるかのごとくで、とうじ、すぐに燃費は15.5以上記録したことを思い出した。それにミラクルパワーがついて、新プラグときたら、額面どおりであれば、かなり好燃費が、通常ならば期待される。しかし、後付部品同士の相性とか、機械的磨耗の進行等の要素が複雑にからむので、ケースバイケースとなる。
それで、定置燃費コースで、ミラクルパワーツキで走行テストしたら、15.8と昔の値とほぼ同じ結果となった、恐らく、それだけ、摩耗がしている証かも知れない。短期間に10万キロ以上400CCの水冷2気筒で、走った例では、距離がかさむと燃費は1〜2キロ落ちるが落ちたところで安定する傾向がある、という。ヤマハのセローでも、後半は燃費はずっとコンスタントだった。最良時より2キロ落ちた。
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