金曜日, 6月 26, 2009
だいぶ先のことと思っていた距離計の数字が、あっというまに77777となってしまった。オドメーターもあわせなくてはと思っていたが、それは手遅れとなってしまった。次は末広がりの88888.8だが、それもすぐ来る。それがくれば、積算計のリセットもほぼ同じ間隔で続くことに。
また、土日が休みとなり、土曜日は朝から暑く、とても家でじっと静かになどとしていれれそうもない。前回、不完全ながら高速での燃費を、新添加剤採用下で測定したので、今回は、培倶人7月号推奨の、埼玉のミニルートをまわることにする。実は、昨日も一昨日もときがわ町におり、どうもそのバイクルートだな、とは思っていたが、昨日手作り豆腐店を発見してしまい、間違いない、これがそのコースの一部だとわかった。
帰り道もこのコースをたどるので、手作り豆腐やソフトクリームなどをこの店で同僚と買った。それで、今日は通り過ぎるだけだったが、早くも朝から客が詰めかけていた。バイクも2台、駐輪中だった。まさか、培倶人の記事を見たわけではあるまいが!?写真は金曜日の17時近く、ソフトクリームは売りきれだたが、豆腐やあばら揚げ売り場に残っていたのを、売ってもらった。
培倶人紹介のルートは、今回回ったのとはちょうど正反対にまわるように紹介されている。同じ道は通りたくないので、狩場坂峠から、まだ走ったことのない林道へ分け入るとまもなく飯能市の標識がでて、林道ながら、L型側溝や白線なども出てくる。そのうち対向バイクなどにも出会い、ほっとする。林道ながら、レストランが2軒ほどあるようだ。
うち1軒は黒猫の顔がでたそのものズバリの山猫軒。宮沢賢治の世界みたいな名前だ、などと思ったが、先を急ぐし、腹も空いていないので、敬遠する。もう1軒は、徒歩で、山道を分け入るような感じだったので、素通り。知る人ぞ知る・・・なんていう意味深な看板もあった。
http://chichibu.exblog.jp/tags/%E8%B6%8A%E7%94%9F/
https://www.mapple.net/aroundthespot/G01101017101_5000_a0b0c0.htm
ときがわ町は、旧都幾川町と旧玉川町(村!?)が合併して、ときがわ町になったもの。何年か前、仕事で来たときは、旧オウム一派(現アレフ)が、住み込んだりして、町を上げての排斥運動のさなかで、いたるところに、学生運動華やかなり頃を思わせる、いわゆる「立て看」が乱立していた。
もうその名残は一切ないが、道は当時とそのままに残っていた。町民が汗を流して、道筋の美化運動をされていた。サイクリングの練習チームや、山歩きの人たちもけっこう出会った。
バイクの音が静かだと、あまり気にされず、良かったとおもう。音が目立つのは、400ccクラスとオフロード車の一部だけで、数はかなり少ない。
県道172号線(東松山・大野線)でときがわ町を通るときに、行き先は白石峠と出ているので、まっすぐに西平を過ぎていくと、この辺でかなりの数のバイクと通りすがった。
白石峠入り口とあるので、右折して登っていく。路程表示が、頂上から逆に出ていて、しばらくして気がつくと6.5キロとかでていたので、長い距離ではない。そうだ、この途中にたしかわき水がでているところがあって、当時は多くの車が詰めかけ、ポリタンクに詰めていたっけ、と思いながら行くと、あるにはあったが、だれもおらず、少々寂しげ。バイクを止めて、水を手に掬い、飲んでみたが、冷たくて、無味無臭。
以前は、すぐ飲めるように、アルミコップだか、プラスチックコップがあったが、今回はそれもない。飲み終わって、あたりを見ると、はがき2枚分くらいの町発行の注意書きが、ぶら下げてあった。消毒か、煮沸してから、飲用に供するほうがよい、という意味の但し書きで、昨年の日付だった。飲んでもなんでもなかったけど。岩場の上に林床がおおいかぶさり、岩と林床の間から、地下水が凍み出し、合流してそれなりの流れになっているので、人為的に汚さない限り問題ないように感じた。3.5とかいう数字は頂上までの残り距離。
しばらく登ると、以前からそうだったが、ハングライダーの基地があり、今日も二人が空中散歩の真っ最中。
しばらく見とれるが、この間にエンジンがオーバーヒート気味になって、今年初めて冷却フィンが勢い良く回り出した。ここまで来ても暑いことにはかわりはない。それで、エンジンもパワーダウン気味だった。
やがて、頂上に。右折すると定峰峠の茶店のある場所へ。左折すると、狩場坂峠である。迷わず左折して、ほぼ平らになった林道を行く。途中に、川越市所有の山の家がある。昨日のときがわ町第二支所(こちらが、本命の、旧都幾川町役場)には、平成13年に大野峠で捕獲された月の輪熊のはく製がおいてあった。体長位メートルほどの子グマだったが、彼らにとっては暮らしづらい時代になったものだと、つくづく思う。
林道のわきのあちこちに、桜だと思うが、苗木が植えられていて、高さ1.5メートルぐらいのブルーの筒状のネットが地際からつけてあった。今は、もうほとんど用がなくなって、破れたりもしていたが、苗木があるていど自力成長可能な大きさになるまで、ツルや雑草に負けてしまわないようにと、取り付けられたものらしいと気づいた。これも秩父流ツリーシェルターなんだろうと思った。
関八州みはらし台は、バイクをおりて15分ほど、山頂を登る必要があるようで、ここもパス。顔振り峠近くを通って、299号へ出て、再び正丸を抜けて秩父市内へ。ちょうどお昼時となった。暑い市内を抜けて、浦山ダム周回路へ。ここで、日本そばを食べようと思った。てんぷら10円、大盛り1000円。打ち立てだった。客はチラホラ。所々にあるトンネルは、周囲より5℃は低い絶好の納涼スポットだった。
今日はあちこちで、めだったW650。排気管の焼け色がいいねえ〜。
ツーリング燃費は13.6と前回より0.5おどのびた。また、帰りに辿った定置燃費は14.5で、これも少し良い。ただし、定置燃費はミラクルパワーをすべてを外した値である。
今度の化学合成オイルに変えてから、ピストンクリアランスが増えた、という感じだった。逆にいうとアクセル操作が、最低開度が攫みやすくなった。それで、1300回転ならずっとそれを持続できる。以前なら、それを維持しようとしても、結局回転が上がってっしまったが、今度のオイルでは、加速もしなく、ずっとそのまま。それで、ピストンクリアランスが増加した、と感じた。今日も、白石峠を登るとき、コーナーで回転が1300とか落ちると、音ばかり大きくて、アクセルを開けても回転がなかなかあがらない。2000回転以上なら、まったく以前と変らない。セカンドだから無理か!?と思ったが、確認すると、ローギヤだったり。その時はわからなかったが、浦山ダムの周遊道へ行くときも、単気筒250に軽く抜かれた。
1000〜2000の間が吹けが極端にわるく超アンダーパワーなのである。しかし、帰り際、皆野あたりで、ミラクルパワーが1000〜2000の間で、適合した火花を出していないのでは?と思い出した。それで、4個とも全部外した。もう、急激な登りでテストできなかったが、平地でも、1500以上はアクセルを開けての反応がいいようだった。音もそれほど大きくない。今日は、音ばかり大きくて、パワーが出なかった。この前、オイルを入れすぎて音が大きいのかと思ったが、ミラクルパワーの特性と、1000〜2000回転でのノーマルイグナイターの特性とがマッチしていないようだった。付けていると、過熱してきたとき、吹かしても不連続に爆発することも最近気になりだしていた。以前は、ノーマルでも、回転が1200まで下っても、アクセルを開けると苦しげながらも回転があがり、音は消えた。今日は、大きな音がするばかりで、なかなか加速しない特性が顕著になった。それで、外すことに。2000以上であれば、申し分ないのだが。しかも、以前のオイルなら、あまり感じないことだったので、オイル特性一つで、こうも変るものかと、疑問にも思っている。
秩父おまかせマップ
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