雑誌「WILL」9月号を買った。あと二冊で売り切れとなる状態で、選挙を前にいつもより、
売れ行き好調のようだ。
この雑誌で安倍政権は、野党はおろか、自民党の大部分や官僚などから、いろいろな嫌がらせを受け、短命に終わるよう画策をもろに受けているような気がし出した。そして、その動きの底には、アメリカの意向も働いて入るのかも知れないと思わされた。
それは、維新政党「新風」のブログを見て、ほぼ確信に近くなった。
http://keyboo.at.webry.info/200707/article_20.html
「そういう観点から最近の自民党の方々のご発言を見てみると、
興味深い共通点が浮かび上がってきます。
【参考】久間防衛相:原爆投下に関し「しょうがない」の発言(毎日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070701k0000m010052000c.html
【参考】加藤紘一氏、地震当日の首相訪問を批判(iza)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/69315/
【参考】年金問題は政府に責任 山崎氏、改憲で大連立も(産経)
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070724/skk070724005.htm
【参考】「アルツハイマーの人でもわかる」麻生外相が講演で発言(朝日)
http://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY200707190522.html
その共通点とは、
● いずれも選挙前の微妙な時期の発言であること
● 4人いずれもが安倍さんよりも当選回数が多い「長老」であること
● さらに、4人ともずっと総理大臣になりたいと思っていたこと
ということです。」
などと出ている。
「この4人の発言の「ウラ」には、
「おれはず〜っと総理大臣になりたくて長いこと国会議員やって
苦労してきたのに、何でおれなんかより全然当選回数の少ない若造に
総理の座を奪われなあかんねん!
こいつがこれから6年も総理やるまでとてもやないけど待ってられへん。
こいつには早いことご退場願って次はおれの番や!」
という、極めて「個人的な感情」があったのではないか。
これを一般的には「嫉妬」といいますね。
つまり、自民党内にも敵がしっかり存在したというわけですね。
また、ここにも「批判」を超えた「怨念」を感じました。」
ところで、小沢代表も、河野氏と同様、自民党から別れて、結局新党を作った。そして、河野氏とは違い自民党から離れて行き、民主党党首となって、今回の結果となったが、今まで、
何をどう考えていたのか、あまり解らなかった。細川総理が夜中に記者会見を開いて政権を
投げ出してしまったとき、脇にいたのが小沢氏だったが、クリントン大統領が北に武力行使の
打診があったとき、「逃げた」当事者だといわれた。それいぜん、ギングリッチを尊敬するとか口走って、だれかアメリカ筋から入れ知恵した者がいるらしい、とかいわれていたが、ギングリッチはすぐ、エキセントリックな発言などで、主流から外れた。売り出した時の勢いは、急失速してしまった。
今回WILLに載った石原都知事の小沢氏批判は、自民党に小沢氏が、金丸副総理の庇護のもと、好き勝手をほしいままにした行状を挙げて批判した。小沢氏が一番嫌いな政治家が石原
氏だと言っていることを歓迎する口ぶりで語っている。最近の日高氏は米国次期大統領はやはり共和党と言っているものの、副島氏、副島氏との共著を書いた政治評論家の森田氏などからは、次期大統領は民主党できまりだから、日本でも2008年あたりには、政権交代を希望すると、アメリカに追随すべし論を展開しているように見える(特に森田氏)。副島氏は、どっちにしろ戦争に巻き込まれるから、小沢以後の人材不足が深刻で、戦争開始時期が早まるのを危惧するとしている。アメリカにも、諸派入り乱れて日本を利用する勢力があり、今後日本は自身をどう導くべきか大変な時代に突入している、と言わざるをえない。副島氏が心配したように、小沢代表は、選挙のインタビューには、大勝したこともあり、出ないようだ。深謀遠慮の気もするが、健康不安を否定するのもどうか。
石原氏の指摘で気になったのは、過去に金丸、小沢裏執行部は、アメリカの意向に全面譲歩してきたことを挙げている。北問題で、アメリカの怒りを買って、金丸元副総理は、戦時生命をたたれた。金庫からは、金塊には刻印が打ってあるのが通常だが、刻印なしの金塊が見つかったそうだが、これは北から来た証拠だとも言っている。
1991年の時の湾岸戦争で、途方もない拠出金を一挙にOKしてしまい、追加を含めて大金をアメリカに渡した責任は、金丸、小沢両氏にあると石原氏は指摘。アメリカも石原氏が「ノーと言える日本」を書いた当時は、日本脅威論があったので、石原氏の英訳本はアメリカでも50万部以上売れたそうだが、続編は、あちらの出版社から断ってきたらしい。今更驚異ではなくなった(お金をたくさんもらったし・・・)、ということらしい。
小泉政権はブッシュ政権と、ギブアンドテイク的な関係を構築したかに見えたが、完全コントロール下にあったとも言える。小渕元首相は、就任直後の訪米で真っ青になって帰国し、不審船銃撃を海上警備行動発令で実行。小泉内閣では、部落解放同盟系へは、税務署、検察、警察が手をつけられなかったが、実行できたのは稲川会系がブッシュ政権の一部と懇意な関係があり、野中議員を守る山口組系への対向策が組めたことがあるという。
要するに、アメリカはいろいろなことを調べ上げて、硬軟両用の策を用いて日本を属国としてコントロールしているようだ。日高氏が今回指摘する安倍政権への冷たい対応も、アメリカから見て、メリットがあまりない、と踏んだということだろう。小沢の方が、よりメリットがあると思っているかどうかは、不明だが。
今回の選挙結果は、安倍政治ではなく小泉政治が問われた結果だと、立花氏は発言しているが、雑誌WILLは、安倍総理の選挙ポスターのデザインは、ヒトラーのポスターに良く使われた手法で作られており、偶然そうなったというのではなく、ある種の非好意的な意図がどこからかのレベルで働いていると見るべきでは、!?というコラムもある。出る杭はやはり打たれる!?。
土曜日, 7月 28, 2007
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2 件のコメント:
こんばんは~♪
昨日、日曜日は義弟と熊本県の阿蘇山まで足を伸ばしました。桁外れの大自然に圧倒されつつ、ツーリングを楽しんできました♪
今日は今日で、ソロツーリングでしたが、糸島半島から豪快な玄界灘を臨みました。それから今度は山手に入り、七山村、三瀬峠などを経て帰還しました。海あり山ありで、しかも渋滞なし!こちらは本当にライダー天国です(^^)
ところで参院選は与党に厳しい結果となりましたね~。私は先週、期日前投票を済ませて帰省しましたよ!ともあれ、これから安倍政権にとっては厳しい情勢が続くでしょうね・・・。
政治の話はこれぐらいにして、マックブックはどうでしたか?修理に出したばかりだから、まだ原因など詳細は分からないんでしょうね。無事の帰還をお祈り申し上げます♪
当方、当初は8月1日の帰還を予定していたのですが、もう十分遊びまくったし台風の様子も心配なので、明日の飛行機で東京に戻ることにしました。今日中に親父のパソコンからHPの更新を目論んでいます。使い勝手が分からないので、うまくいくかどうか。ご期待ください(^^;
どうも、こんばんわ、変な天気で遠出はできない空模様です。
先日のツーリングは、燃費15.4キロで悪かったです、やはり渋滞が続くと落ちますね。はんめん、通勤だけで14.7キロもでてビックリ。
極端にいえばブレーキをほとんど使わない走りをしていたからです。
400で3000回転で発進、換算すれば1000で1200回転で発進するのとほぼ同じ計算になりますね。
Macは1週間ほどで送られてくるようです。
まあ、政権交代が全然ないほうがおかしいので、学問と政治に王道はないですね、邪道はいくらでもありですが、・・・。
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